あふりかくじらノート
あふりかくじら



 マラウィの空、くじらの思うこと。

たくさんの書くべきことがあって、そしてわたしはいま、マラウィの夕べに座っている。The Warm Heart of Africaと呼ばれるマラウィの、色鮮やかなアフリカ色の町に座っている。
自分の日常生活から少し離れた、それでも初めて訪れる「懐かしい場所」。

この場所は初めてなのに、昔から漠然とあこがれていたからか、とても落ち着くのだ。

直前の精神状態が危ういものだったからか、ここにきてひとつの何かを終えた気持ちにさえなっている。

遠くにいる自分、この場所にいる自分。
ふたつのイメージが揺れ動きやがてひとつにフォーカスされていくとき、わたしはまたわたし自身とだけともにいる。
誰にも干渉できない、恋人さえも入り込めない場所にいる。
色んな音楽だけが、ただ静かにテレビから流れるホテルの一室で、わたしは自分の体内に内包されている30年分の過去を振り返りながら、その様子を見つめている。

町の人々、そしてマーケット。
最貧国のひとつとされるマラウィだけれど、その空気の活発さにわたしは安堵する。そしてうれしく思う。

リロングウェは色が鮮やかで、小さな町で、想像通りの「懐かしいところ」だった。
そして、緑と赤土の色が雨季の水分を含み、くっきりとしている。
これが、わたしのいるべきところである。
隣の国ジンバブエとはずいぶん違った雰囲気の国で、わたしはわたしの中の過去とアフリカを再確認する。
初めて訪れた、マラウィという国で。
いままでどうしても訪ねてみたかったこの国で。

わたしはこれからどう生きていくのか、考える時期なのだし。
色んな決断も、冷静に、ひとつひとつしていかなくてはならないのだ。そうなのだよ。

そして今年はたぶん、とても大きく進むと思う。


いらいらしない日々が、来るといい。


2007年01月08日(月)
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