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■ 蒼く輝くハラレの雷空に。
オクラを茹でながら考えた、なんてどこかの文学作品の冒頭文みたいなことをよく言っていたのは、さっきまでスカイプで長電話をしていた某北欧国に住んでいる友人であるが、思えばわたしはよくお風呂で考えごとをする。 ハラレに来てからではあるものの、最近はとくに好きな入浴剤などを入れて、朝日あふれる真っ白いバスルームでゆったりする。
もっとも、考えごとをして結論を出すというよりも、むしろただひたすら考えをめぐらすというのが正しいかもしれない。考えたくないことは考えず、あれこれ材料を出してはひとつずつ触れていくのだ。一種の、ひとりブレーンストーミングのようなものであろう。そうすることで、精神的に何らかの整理がついた状態になり、少なくとも心焦った状態ではなくなる。
いま、ハラレの夕方。
遠くの空がまだ蒼く輝いているなかで、わたしの住む家の上空には黒い雲が陰り、目の前のとても背の高い木々をうつくしくくっきりとしたシルエットに変えている。 そして、遠くから雷鳴がとどろき、雨雲がやってきた。スコールのように大粒の激しい雨。そして、空のまぶしさ。一瞬のひかり。
今日考えたことはたぶん、じぶんがどれだけ強くなったかということ。 強くなるということは淋しいことでもあると、わたしは最近書いたばかりな気がするが、ほんとうにそうだ。
うつくしい空と大地の音に吸い寄せられ、おもわずじっと見つめる。 一日一日を、ただ自分のペースでしっかり生きていくだけ。丁寧なことばをしゃべり、期待をしないだけ。そうして、自分がむやみに傷つかず、逃げているのかといえばたぶんそうではない。 たくさん泣くことはあるけれど、ほんとうに自分が崩れてしまっているところまでいかない。心のそこで、ほんとうは強く孤独にあろうとする自分がいることを知っている。そうすればするほど、わたしはひとりの結論をひとりで出し、ひとりで過ごす時間が増えてくる。
そうしているうちに、雨がやんだ。
それにしても、いまこれを書いているときにまた嫌な電話がかかってきて、短気な自分は瞬間に気分を害した。 わたしに変な期待を抱いている男である。 こういうときの男という生き物は、ほんとうに救いようのない馬鹿である。 やさしいことば遣いをすれば、なんども用のない電話をすれば、女は喜ぶと誤解している。 ああ、気持ち悪い!気持ち悪い!ぎゃー!きゃー!わー!ウザイ! 少しでも、こういう「この女、いけるんじゃない?」的なオーラを男が出し始めると、虫唾が走るのだ。あー嫌だ。 しかも、何度邪険にしても気がつかない。わたしはあなたが嫌いです、と言ってあげないと死ぬまで気づかないくらい愚かである。あーやだ。 もううざくて電話を切った。即効。
どうして、こういうときの男ってこんなに大馬鹿な生き物なんでしょう。 何度も電話かけさえしなければ、普通に話ができたかもしれないのに、もう顔を見たら鳥肌が立つくらいいやだ。
言いたいことはそれだけだ!
2006年12月17日(日)
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