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■ 追憶の夕暮れ。
哀しみのなかに生きているひとが ほんとうにたくさんいるのだと知りました。
いえ、知っていたのだけれど 眼を閉じていました。
わたしは、いまこの地球の上にいて この街がこんなに好きです。 故郷とかそういうものよりも、 安らぎと愛着と帰属を求められたら。
わたしは、こうして生きていきます。 誰かの哀しみのことを考えながら、 どちらかというと わたしのなかのきれいな想い出のために 何より、生きている人間のために わたしはその行為をします。
天気のいい日に、海と街がきれいに見渡せる あの山に登ろうと思う。
もう、一年経ったから。
2001年04月11日(水)
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