Follwingday

2002年07月31日(水):飽きた

暑いのには、もう飽きてしまった。 そろそろ 涼しくなって貰いたいものである。 大体、日本は暑い時期が長すぎる。 ５月の後半から、９月まで暑い日が続く。 下手をすれば、十月も 三十度を超える日がある程だ。 俺様は暑さに弱い体質である。 こうも暑い日が続いては、 流石の俺様もばててしまう。 エアコンを入れて貰ってはいるが、 やはり自然の涼しさを 俺様は求めるものである。 やはりここは 別荘を持つべきだろうか。

2002年07月30日(火):毛繕い

最近俺様の背中辺りに、 違和感があった。 それをMILETは察知していたようだ。 勿論、俺様にも分かっていたが、 特に痛みがあるわけでもなく捨て置いていた。 しかし、今日のMILETは 鬼手仏心宜しく、その違和感を取り除くと 決めていたらしい。 夜のまったりとしたひととき、 俺様がうとうとしていた時である。 MILETがやおら俺様を抱き上げると、 陋屋で唯一「昼白色」の明かりがあるピアノの部屋へ 連れ込んだ。 そしてピアノの上に俺様を据えると、 その違和感の原因を探り出したのである。 なんのことはない。 毛が一束もつれていただけだった。 俺様の毛繕いが不完全であったのか、 それともMILETか薔薇職人が口にしていた何かが、 俺様の背中に落ちたのかは定かではない。 MILETは丁寧にその毛束をほぐすと、 今度はブラッシングを始めた。 毛繕いは俺様達猫族の楽しみの一つである。 それを奪うようなブラッシングという儀式を、 俺様はあまり好きではない。 しかし 今回は俺様のミスでもあるので、 イヤイヤながらも受けることにした。 それにしても、 アイスクリームだの、甘い飲み物だのを口にするなら、 こぼさないようにするか、 或いは俺様がどこにいるかを把握した上で、 賞味して貰いたいものである。

2002年07月29日(月):想像力

今日は昨日までと比べても、 比較的過ごしやすい一日だったように思う。 曇りだった所為だろうか。 しかし、俺様にとっては まだ暑いばかりだったが。 MILETは例によって エアコンをつけていなかったが、 午後遅くなってからエアコンをつけた。 俺様も ようやく心静かに、落ち着いて眠ることが出来た。 MILETは本を読んでいたらしい。 なんでも 猫の習性が分かるとか、そんな本だった。 タイトルだけを見ても 人間の勝手な想像で猫の存在を断言しているような、 そんな本である。 人間は 想像力があるのは自分たちだけで、 しかもその想像力が高い知性の証であると 思いはまっている。 確かに想像力というのは 素晴らしいものである。 それがあったからこそ、 様々な利器が発明され、また、発見されてきたのだ。 しかし、想像力というのは 何も人間だけの特権ではない。 俺様を初めとする猫族にも 想像力は存在するのだ。 その証に 人間の「芸術家」を自称する輩は 猫をありがたがる。 猫の裡に想像力の源を、 彼らは感じ取っているのだろう。 ちなみにMILETは 「想像力豊か」 と自分で言っているが、MILETの場合は 「妄想」 である。 想像と妄想はまるで違うのであるから、 同列で論じないで頂きたいものだ。

2002年07月28日(日):里帰り

MILETの実家へ今日は一日出かけていた。 久しぶりの外出である。 大いに羽を伸ばそうと思った。 MILETの実家にはMILETの両親がいて、 俺様に色々と気を遣ってくれる。 当然、俺様だってその心根に感謝して 過ごしているが。 一応、俺様にも遠慮という言葉がある。 それで、 エアコンが効いていなくても我慢していた。 しかし昼食時になり、 MILET母がエアコンを入れてくれたときは 正直嬉しくて、思わず歓声を上げてしまった。 それが 「可愛い〜〜っ」 とMILET母に言わせしめた。 その後は勿論、 俺様の好きなエアコンが効いていたことは 言うまでもあるまい。

2002年07月27日(土):QUEEN.

今日は日中、昼寝三昧していた。 MILETたちが 出かけてしまっていた所為でもある。 しかし、この暑さでは エアコンの利いた部屋で 寝ていた方が良いに決まっている。 夜、遅くなってから テレビでイギリスのとあるコンサートを 見ることになった。 なんでも、イギリスの女王が在位五十年とかで それを記念して開かれたらしい。 バッキンガム宮殿前の広場で、 そのコンサートは開かれていた。 俺様が思うに、そういうコンサートは大体において、 格調高いクラシックと考えがちである。 だが、MILETがたまたまテレビをつけると 「QUEEN」が演奏しているところだった。 ボーカルのフレディ・マーキュリーは亡くなっているから、 そのパートはイギリスの若いアーティストが 担当しての演奏である。 もちろん、俺様が「QUEEN」を知っているはずはないのだが、 MILETの興奮から察するに、 凄いアーティストだったのだろう。 ある意味、イギリスという国は 懐が深いのだろう。 御前演奏会でロックとポップスばかりを演奏するのだから。

2002年07月26日(金):花火が

今日はまた、特別暑かったようだ。 俺様のいる部屋は、エアコンを利かせている。 だが、そのエアコンも 今日は力無かったようだ。 今夜は花火大会があったようで、 夜になってから 重低音が響いてきた。 残念ながら、陋屋からは花火を眺めることは 叶わなかった。 音だけの花火というのも、 なかなか風雅なものである。

2002年07月25日(木):外れる

昨夜の天気予報によれば、 今日は曇りのち雨の筈だった。 確かに、日中ほんの言い訳程度に 雨が降ったようだ。 だが基本的には、天気が良く 暑かった。 俺様はエアコンの効いた寝室から、 出る気力もなかった。 MILETは仕事に勤しんでいたようである。 それにしても こう毎日暑いと、本当に溶けてしまいそうだ。 夏の間だけでも、 涼しいところに行っていたいものである。

2002年07月24日(水):失敗談

昨夜は俺様としたことが、興奮のあまり 熟睡できなかった。 お陰で、今日は一日中よく寝かせて貰ったが。 昨夜、新しく加わったベッドの回りを 点検して回った。 その際、チェストの上から飛び降りたのだが 生憎と俺様の身体は着地地点の面積より、 少々長かったようだ。 したたか、頭をベッドの枠にぶつけてしまった。 しかし そんなことをMILETと薔薇職人に知られてしまったら、 俺様の権威が失墜してしまう。 だからこそ、敢えてなんでもない振りをした。 しかし、相当大きな音が 部屋に響いたらしくMILETも薔薇職人も 目を覚ましてしまった。 俺様はベッドの脇に「平然と」していたのだが、 MILETはしばらく心配で 寝付けなかったらしい。 今度から、もう少し慎重に 飛び降りようと思う。

2002年07月23日(火):大きい

今日はまた、薔薇職人が休みを取っていた。 夏休みなのか、なんなのかは不明である。 午前中、出かけていたのだが 帰宅してしばらくすると、MILETと出かけてしまった。 帰ってきた二人は、 大きな荷物を運び込んだ。 それは人間用ベッドが二台、という巨大な買い物だった。 午後一杯かけて、ベッドを組み立てる MILETと薔薇職人。 勿論、俺様も応援してやった。 組上がったベッド枠に飛び乗ったり、 真っ新なマットの上で、爪を立てたりしてやった。 しかしMILETは それが気に入らなかったらしく、 俺様の爪を切ってしまった。 全く。 洒落の通じないヤツだ。

2002年07月22日(月):そうか

土曜日から子供達は夏休みに突入したらしい。 どうりで 拙宅付近でも子供達の姿が 目に付くはずである。 土、日だからだと思っていたのだが。 そうではなかった。 俺様には夏休みなど、無縁である。 薔薇職人に言わせると、 「陛下は毎日が夏休みで良いね〜」 だそうだ。 とんでもない話である。 夏だろうと、冬だろうと、 俺様の世界征服への試みは 休み無く続けられているのだ。 もっとも、俺様は努力する姿を人間どもには見せないので、 優雅に昼寝三昧で過ごしていると 思われても仕方ないが。 そう言えばMILETも 毎日夏休み状態だ。 ヤツの場合は、まさに言葉通りだろう。 たまに仕事が入ると、ひーひー言っているのが、 その証拠だ。 まさに夏休みの宿題を、 休み明け直前まで紐解かない子供と同じである。 自業自得というものだ。

2002年07月21日(日):反動で

今日はMILETが一日ごろごろしていた。 俺様もMILETと一緒に ごろごろすることにした。 昨日の意趣返しをしようかと思っていたのだが、 この暑さではその気になれない。 薔薇職人は 朝から薔薇の手入れに余念がなかった。 その後、自転車に乗りに行ってしまったようだ。 MILETが起き出したのは 午後になってからで 起きたと思ったら また寝てしまっていた。 薔薇職人も 夕方になってからごろりと昼寝。 俺様もその隣で昼寝した。 その間MILETは 一人二階の寝室で読書していたようである。 今日は日曜日。 MILETも仕事は一休みということらしい。

2002年07月20日(土):海の日

梅雨明けだそうだ。 朝から良い天気に恵まれ、気温が上昇。 日中は三十度を超す 猛暑となった。 まさに、海水浴には打ってつけの天気だろう。 そんな日、俺様はエアコンの効いた部屋で 一人留守番をしていた。 MILETたちが 買い物に出かけてしまったためである。 帰宅したMILETたちは やけにぐったりとしていた。 随分沢山の買い物をしたらしい。 しかし、俺様への心付けは無かった。 全く、けしからん話である。 一日中留守宅を預かってやったのに。 明日は素直に言うことを聞かないから、 そのつもりで、と宣言しておこう。

2002年07月19日(金):快適さ

今日も暑かった。 朝から落ち着きのない天気で、 MILETは洗濯物を干そうかどうか悩んでいた。 結局 午前中の遅い時間に、干すことに決めたが。 最近俺様はMILETの快適さが 必ずしも俺様の快適さとイコールではないと まざまざと感じている。 MILETが涼しいと判断していても、 俺様にとっては限りなく暑い。 MILETが暑いと思っているときは、 俺様は灼熱地獄だ。 それを分かって貰いたいものである。 理解させる努力をするには、 毎日が暑すぎる。 夕方になって、やや空気が涼やかになると、 俺様も元気が出てくるのだが… もうそろそろ梅雨明けだ。 俺様のますます憂鬱な日々が、始まろうとしている。

2002年07月18日(木):涼しさ

夏というのは暑いものである。 なんでも、明日明後日には 関東地方の梅雨明けとなるそうだ。 今日は雷を伴う雨が降り、 いよいよ夏本番を感じさせた。 そんな暑い日だというのに、 MILETはクーラーをつけていなかった。 俺様は暑くて死にそうだったのにも関わらず、だ。 MILETはケチなのか、それとも鈍感なのか。 しかし、二時過ぎになって MILETも暑さに耐えかねたのだろう。 ようやくクーラーを入れた。 いつものようにMILETは読書をしながら、眠りこけ、 俺様はゆっくりと昼寝をした。 MILETはそれでもいつもよりも短い時間で起きあがると、 クーラーの利いていない部屋に閉じこもり、 仕事を始めたようである。 俺様に遠慮して 自分はクーラー無しで過ごすつもりだったらしい。 流石に俺様も其処まで鬼ではない。 MILETの仕事部屋にそれとなく行くと、 クーラーをつけても良いと言ってやった。 夕方になって、雨が降ったせいか 風が涼しくなった。 俺様は自然の風に吹かれながら、 少々うとうとした。 やはり自然のものの方が、 身体に心地よい。 この涼しさがずっと続けばよいのだが。

2002年07月17日(水):手書き

昨日からMILETの様子がおかしい。 Macの画面を色々といじくっては、ニヤニヤしている。 どうやら新しいフォントを手に入れたらしい。 そのフォントが 手書き風フォントとでもいうべきもので、 なんだか人の手による文字のような感じである。 それでブラウザの標準文字も その「手書き風フォント」にしたらしい。 そうすることによって、サイトによっては 「手書き風」な文字に変わるらしい。 残念ながら俺様のサイトは、 文字が変わらないそうだ。 興味のある方は、検索サイトで「丸漢フォント」を 探してみて欲しい。 「へた字」とか「ダサ字」とか「へな字」とか そういう名前で手書き風フォントがヒットするはずである。 ちなみに、MILETがそのフォントを手に入れたかといえば、 手紙を書くときに 使おうと思ったかららしい。 …その「へた字」よりも 数百倍MILETの字は下手くそらしい。

2002年07月16日(火):駆け足

台風七号が足早に過ぎ去った。 本当に、二時間ほどで 俺様の頭上を駆け抜けていった。 それでもあちこちに、 その爪痕を残していたらしいが。 駆け足といえば、MILETが 今日は一日中雨戸を開けたり閉めたりしていた。 台風の接近に伴い、 朝開け放った雨戸と窓を慌てて閉めたかと思えば、 台風が去ってしまったら 今度は開け放つ。 夕方、日が落ちてきたら、 折角開けた雨戸を今度は閉める。 まぁ、閑なMILETだから、それぐらいの気遣いは当然か。 最近俺様は夏ばて気味であるから。 元気なMILETが少々羨ましい。

2002年07月15日(月):名勝負

今日はパラグアイ対ドイツの 「ゴールキーパー対決」再放送を見ている。 パラグアイのＧＫチラベルトの迫力と ドイツのＧＫカーンの迫力。 どちらも凄まじいばかりだ。 フリーキックを自ら蹴る、チラベルト。 まさにＧＫ対決にふさわしいシーンだった。 残念ながら、チラベルトが蹴る前に 勢いを失ってしまっていた。 それだけドイツのディフェンスが強固であったのか。 一度見ているのにも関わらず、 やはり魅せられてしまうのは、名勝負ゆえだろう。 それにしても、Ｗ杯が終わって随分経つというのに、 MILETのＷ杯熱は冷めないらしい。

2002年07月14日(日):夢見る

俺様も夢を見る。 人間の学者によると 「犬や猫も夢を見るが、単純なものだろう」 と言われている。 …犬や猫でないその男に、 夢を断定されるのは気持ちよいものではない。 俺様の夢はなかなか寂しいものがある。 まだ目も開かない赤ん坊の頃に戻り、 母猫のミルクを求める夢。 または何か恐ろしいものが迫ってきて、 それから逃れようとする夢。 あるいはMILETや薔薇職人と ドライブする夢などである。 恥ずかしい話であるが、時々寝ぼけてしまうこともある。 そんな時、MILETは満面の笑みを浮かべ 「大丈夫よ。夢を見たのよ」 と俺様を慰める。 MILETにしてみれば優越感を感じる瞬間といったところか。 まったく。 デリカシーのない。

2002年07月13日(土):楽しみ

今日はMILETの実家へ出かけた。 しかし午後の早い時間で、薔薇職人が 迎えに来たので 楽しむ間もなく帰宅した。 もっとも 夕べはMILETたちの帰りを待っていたため、 少々寝不足だった為にかえって良かったかもしれない。 だが、俺様はMILETの実家では 楽しめることが沢山ある。 例えばどんな我が儘を言っても、 MILETの母親は聞いてくれるし、 MILETも母親にはあまり逆らわないので 俺様の我が儘が通るというわけだ。 今日はそんな楽しみも中途半端で、 終わってしまった。 また遊びに出かけたときに、今日の分も 我が儘三昧させてもらおうと思う。 さて。 楽しみといえば、MILETたちは昨日楽しんだらしい。 そのコンサートの感想をMILETに聞いた。 以下、MILETの言葉である。 とにかく全てのソリストが素晴らしかった 第一部の日本歌曲では郷愁に誘われ ついつい涙があふれる思いだった また　ピアノのソロは非常に斬新な曲に 新しい発見を見つけた 第二部にうさにゃんさんが登場 イタリア歌曲を歌う彼女はとても可愛らしくて 可憐だった なんと楽しそうに歌うのだろう 聞いている私もとても楽しくなった やっぱり舞台をやっている人の表現力は 素晴らしい 第三部は「蝶々夫人」から三曲 とくに「ある晴れた日に」には涙が止まらなかった

2002年07月12日(金):演奏会

今日MILETたちは演奏会に出かけていたそうだ。 なんでもうさにゃん嬢が ソロで歌うという舞台だったらしい。 俺様も是非とも拝聴したかった。 残念だ。 MILETの感想は 「素敵だったよ〜。うさにゃんさん、可愛かった！」 そうだ。 ますます、うらやましいことだ。 なんでも難民救済のチャリティーコンサートだったそうだ。 MILETと違って うさにゃん嬢はなんと世界視野で世の中を 見ているのだろうか。 俺様は心から彼女の志を支持する。 MILETの詳しい感想は後日改めて、紹介しようと思う。

2002年07月11日(木):熱波が

台風一過、良い天気であった。 風も少なく、 まさに真夏日というのにふさわしい一日だった。 MILETに言いつけて、一日中クーラーをつけさせた。 それでも暑くて堪らず、 ついつい床に長くなってしまう。 いつもであれば、夕方になると 涼しい風が窓辺で遊ぶのだが、 今日はそれすらなかった。 このまま暑い暑い夏に 突入してしまうのだろうか。 明日は今日より気温が下がるらしいが、 それでも三十度になるという。 夏の間は涼しい別荘地へ 避暑に行っていたいものだ。

2002年07月10日(水):暴風域

台風である。 陋屋近辺も、雨風共に強くなってきた。 海も川も近いとあって、 台風の時は常に緊張する。 今回の台風は、今夜十二時頃に 俺様の住む町にもっとも近づくそうだ。 あと１時間ほどである。 近所に崖がないのが、救いだろうか。 そう言えば俺様の薔薇園に植えてある 薔薇を育てている業者が岐阜だったな。 あちらは、大変な被害であったと聞く。 無事であると良いのだが。

2002年07月09日(火):汗の話

今日は久しぶりにMILETが日中の外出をした。 といっても、銀行やら郵便局やらを巡るだけで、 三十分もしないうちに帰宅した。 出かけるときに 俺様がいた寝室にエアコンをかけていった。 「三十分で戻るからね」 という言葉通りの帰宅だ。 よくよく考えてみると、 MILETは俺様との約束を違えたことがない。 …というより、 自分で出来る範囲内での約束しか、 交わさない、と言った方が正確だろう。 さて。 犬や猫のためにエアコンを入れるなど 言語道断の無駄遣いだと思う輩がいるだろう。 しかし、よく考えてみて欲しい。 犬や猫は人間よりも極端に汗腺が少ない。 ということは、自分で体温調節できるラジエーターがない、 ということなのだ。 だから人間よりも猫や犬の方が、 熱中症に罹りやすいと言うことになる。 はっきりいって人間は汗をかくことが出来るのだし、 エアコンは贅沢というものだ。 猫や犬のためにこそ、 エアコンは使うべきだと俺様は思うのである。 もっとも、MILETに言わせると 「私も汗腺が少ないしぃ、エアコンは必需品ね」 だそうだ。 そのくせ、クルマのエアコンが寒いなどと言う。 …全く、なんて我が儘な人間なんだ。 俺様を遙かに凌いでいるぞ。

2002年07月08日(月):誤解だ

MILETが俺様が拗ねていたので代筆した、 と言っていたが、とんだ誤解である。 俺様は拗ねていたのではない。 留守宅を預かる緊張を解いて、 ただくつろいでいただけに過ぎない。 まぁ、寝てしまったので 日記を書けなかったのも確かであるが。 今日はMILETも大人しく家にいた。 昨日買ってきたらしい本を読んだり、 テレビでマリリン・モンローの伝記映画を見たりして、 呑気に過ごしていたようだ。 俺様もMILETに倣って、 呑気に過ごさせて貰った。 今日はとても暑かったため、 俺様としてはクーラーを利かせて貰いたかった。 しかしMILETはケチなのでクーラーではなく、 天然の風をありがたがる。 そういうわけで、ようやくクーラーを入れたのが、 今日は夕方になってからだった。 おかげで俺様の午睡はままならず、 このままでは今日も早く床につくことになりそうである。

2002年07月07日(日):代筆…

今日は陛下に代わりまして、わたくしMILETが 日記をしたためます。 というのも、わたくしが一日留守をしてしまったところ、 陛下が拗ねてしまわれたので… 日記、書かないと仰られたんです。 ということで、僭越ながらわたくしが代筆を。 今日は神戸からお越しになった Anneさんを （「シャーリーの大冒険」でお世話になった、Anneさんです） 囲んでのオフ会でございました。 メンバーは水牛さん、風千さん、たまご刀自さん、ひよよさん、 しろママさん、みょうさん、わたくし、 そして主役のAnneさんでした。 美味しい食事と愉快、いや、爆笑話に お腹が一杯になりました。 皆さん、本当に素敵な方で とても楽しかったです。 …ホント、世の中には楽しいことが一杯です。（笑）

2002年07月06日(土):再放送

W杯の再放送を見ている。 先ほどはフランス対セネガルの試合を途中まで見ていた。 今は日本対ベルギーの試合である。 キックオフから見ているが、 一度見ていた筈だと言うのに ついつい力が入ってしまう。 俺様はつくづくサッカー好きなのだと、 自覚した。 真っ青に染められたスタジアムで戦うベルギーの選手達。 さぞや、やりにくかっただろうと思う。 そうそう。 MILETの具合は良くなった。 沢山の方に心配をかけたようだが、 MILETの具合が悪いのはいつものことである。 御迷惑をおかけし、申し訳ない。 MILETに成り変わって御礼とお詫び申し上げる。

2002年07月05日(金):Ｕ２１

ワールドカップが終わって、そろそろ一週間。 テレビでは 「日本代表の裏側」 とか 「ブラジルでのロナウド人気」 などの特集を未だに組んでいる。 薔薇職人は、とあるスポーツ雑誌を買ってきていた。 それは今大会を特集したものだ。 トッティやカーンなどのインタビューが収録されている。 さて。 そんな中、MILETと俺様、それから薔薇職人は U-21の世界選手権、 言うなれば２１歳以下の選手によるワールドカップを 観戦した。 今日の試合はポルトガル対ポーランドだ。 まだまだ若くて未熟な選手達。 彼らの中から、四年後の代表選手が選ばれるのだろうか。 MILETはさっそくお気に入りの選手を見つけだしていた。 しかし。 U-21を見る限り、日本はポルトガルよりも強そうだ。 …あくまでも、U-21に関して、であるが。

2002年07月04日(木):寝込む

MILETが寝込んだ。 理由は分からないが、どうやら暑さにあてられた所為らしい。 情けない。 薔薇職人と同じように日中行動したら、 具合を悪くしたそうだ。 つくづく、情けないヤツだ。 …それとも、俺様の呪いが効いたのか？

2002年07月03日(水):ドイツ

薔薇職人が四年後にドイツに行こうと言っている。 …俺様はどうするつもりだと、MILETが聞くと 「…陛下はお母さんに見ていて貰おう」 などと抜かした。 俺様を捨て置いて、自分たちだけ楽しもうとは。 呆れて声も出なかった。 まぁ、良い。 そんなことが出来るかどうか、見ていてやろう。 ちなみにMILETはドイツ語を勉強しようと 思っているらしい。 あの根性なしに語学勉強が出来るとは、 どうしても思えない。

2002年07月02日(火):そして

今日も俺様は留守番だった。 薔薇職人め。 昨日は 「今日一日夏休みとれた」 とか言っていたくせに…二日間も休みを取るとは。 いや、日曜日から 三連休ではないか。 その間、俺様になんの奉仕もしなかった。 宜しい。 そちらがそう言うつもりであるなら、こちらにも考えがある。 …今朝はゴミ捨ての日だったらしいが、 俺様が起こしてやらなかったからゴミを捨てられなかったそうだ。 いい気味である。

2002年07月01日(月):夏休み

今日、薔薇職人が休みをとった。 夏休みだそうである。 朝からMILETを伴って、どこかに出かけてしまった。 俺様も一緒にいきたかったのだが、 留守番させられた。 まぁ、良い。 今日は家具が一つ増えた。 薔薇職人が使用しているI-Mac専用の机を買ったのである。 白くて丸いテーブルで、 I-Macにぴったりだ。 俺様も気に入ったが、上に乗るのはダメだそうだ。 ところで俺様の為の買い物が、 最近少ないように感じる。 …そろそろ喝をいれてやるとするか。

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