NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 秋の記憶

 ついこの間まで秋の風景の話しをしたばかりでしたが、もう公園に一週間ぶりに行ってみるともう冬そのもの。本当に季節がめぐるのは早いものです。というわけで一週間前にとった画像を紹介します。こうして早くめぐる季節の記憶をとどめておくためでしょうか、それとも、次に来る秋はやっぱり今の秋とは違うものだから、今の秋をとっておくためでしょうか、公園で写生をする人を見つけました。ちょっと前までは数時間写生するくらいの気温はあったのだけど、今では十分も立っていたくありません。





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 絵の具を使った記憶はいつまでですか?

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2004年11月30日(火)



 図書館の風景

 大学にはつきものの図書館。人類の知の作業の集大成が納められている建物には、その業績や努力への敬意が払われているからでしょうか、どの大学の図書館も重厚で壮大なイメージを持たせるデザインになっているかと思います。いくつもの部屋に別れ、中には中二階を備えた迷路のようなつくりになっている部屋もあります。そんな巨大な図書館の、無数にある部屋のひとつ、さらに入り組んだ廊下の先で、点在する机の一つに資料とノートパソコンを広げて勉強していると、偉大な先達と道程を歩める気分にさせてくれるのです。(あくまで気分だけですが。)





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魔法の本もある気がしてくる・・・。

2004年11月25日(木)



 クリスマス準備開始!

 本場かどうかはしりませんが、クリスマスはどれくらい東京より盛り上がるのか、きちんと見たいと思ってだんだん意気込んできています。最近思うのは、こちらの行事のほうが温かみがあるように思えます。だからといって日本の行事が冷たい感じがするというわけじゃないのです。なんというのでしょう。ひな祭りにしても、七夕にしても、多少「美しさ」や「あでやかさ」など多少ほっそりしてそれでいて思いを託す人への切なる思いなどが日本の行事にはそこはかとなく匂うとは思いませんか?他方、アメリカの行事は家族や友達がにこにこしながら暖炉やリビングルームに集う、ほんわかとした暖かさがあるように私には思うのですが・・・。日本の行事が陰気なのかもしれないし、アメリカの行事が乱痴気騒ぎなだけなのかも、なんていったらおもしろくもなんともない。
 というわけで、NYの街角を何気なく歩いていると大きなリーフをみつけました。「うん、もうクリスマスだもんね。」サンクスギビングの連休(今週末)があけると本格的にクリスマスがやってきます。今年はどんな風に過ごしますか?





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私の身長よりも大きい。

2004年11月24日(水)



 今ここにいる廃人。

 さて、私の自宅に後輩が滞在しています。週末は私とNYを回って歩き、名所やおいしい料理・オペラやミュージカルを堪能したりするのですが(さあみんなおいで!私と一緒に遊ぼう!)ウィークデイは、さすがに私も用事があるものですから、一人で出かけてもらうことになります。なにやらおもちゃを買ってきては夜中に遊んでおります。どうやら彼の好きな小説の中に出てきたおもちゃを発見したらしく、その夜、彼はそれで遊んでおりました。

カチカチカチカチカチカチカチカチカチ・・・・。

 どうやら、杭をひたすら木槌でたたいて引っ込ませる、終わると反転して逆にたたいてまた引っ込ませる、そしてまた反転して・・・。そんなおもちゃらしいです。表情を作るのが大切らしく、世の中に疲れた表情を作り、背中を丸めて薄暗くしてたたいております。あー、うん。さすが私の友達。世の中に順応できないわけだ。卒論の締め切りを間近に控えてNYにきて現実逃避。そりゃ、世の中に疲れるだろうなー、と思った。どうして?私はこんなにこんなに普通の人なのに。

 





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 物悲しさよりも、もうヤダ!なにかもイヤ!っていう表情を作るのがいいみたいです。

2004年11月23日(火)



 駄菓子屋になる日系スーパー

 JASマートというお店がNYにはいくつかあります。日系スーパーは星の数ほどあれど、私が一番利用しているのはJASマート。日本のコンビニをそのまま再現したものなのですが、まま、便利ですね。コンビニのように、相手無数は豊富だし、醤油・ポン酢・料理酒・みりんなど料理に使う材料も一種類ずつしかないのではなく、豊富にあるところがいいですね。私が子供のころは駄菓子屋にいってそこが子供の社交場になっていたりしていたものですが、(私は家から遠いところにある小学校に行っていたため近所に友達がおらず、そういう社交場とは無縁でしたね。そもそも、駄菓子屋はあれど周りはオフィスビルばかりで子供がいない地域でした。ということで、昔駄菓子屋が子供の社交場だ、というのは使い古された常套句をそのまま鵜呑みにして使ってみたりしている、あるしゅ言葉の実験かもしれない。しかし、長いツッコミだ)最近じゃ、コンビニの前にある駐車場なんかで、小中学生がたむろしていますよね。(車で行くと、轢いてしまえ!なんていう黒い衝動に駆られた人もいるでしょう。(゚∀゚)そのJASマート。普段の通学路に位置しているのですが、最近面白い光景を見つけました。近在に住む、子供たちなのでしょう、やっぱり、カップめんやお菓子を買って店の前でたむろしているじゃありませんか。「お菓子屋さんの前で社交場を作る子供たち」なんていう文化も一緒に輸出してるみたいで面白かったです。





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こういうときに邪魔くさい、と思うのは野暮なのかな?
目と髪の毛の色が変わっているだけで光景は日本は変わらない。

2004年11月18日(木)



 みたことない!

 NY、というか外国に来て、実は何度も旅行で海外に着てはいるけれども、住んでみるとぜんぜん驚くことが多いことに驚いてしまいます。(英文にすると難しそう・・・(゚Д゚;)っていうか、日本語としても実は間違っている!)そういったことをここで紹介したりしているわけだけれども、今日もそのひとつ。お寿司です。もはやsushiとして外国では日本料理の代表みたいに思われているんだろうなーというのは日本にいても容易に想像できますが、旅行じゃ食べようなんて思いませんよね。中華料理屋が片手間で、減価安いくせに、高値をつけることができるからすし屋ののれんとかだしている店が多いようです。そしてなんといっても大部分の普通のSUSHIメニューとしてアメリカで通用しているものは私にとって見たことないものでした。聞いたことあったけど、これほど定番中の定番メニューになっているとは!!と思ったものは、なんといってもカリフォルニアロール。日本で食べたことないし、出している店もない。ところが、アメリカだとどのすし屋でも置いてあるから不思議です。中身はアボガドとカニカマ。材料が手に入らない時代になんとか寿司を紹介、味わってほしい、として開発した寿司職人の才能は非凡なものがありますが、別にとりたててうまいわけでもないと、私は思うのですが・・・。





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これも定番メニューの「クリスピーサーモンロール」。
サーモンに辛いマヨネーズ、アボガドが入っている。
比べてみるとよくわかる。大体海苔が台無しである。

2004年11月17日(水)



 NYの秋。

 最近更新をしていなかったので、写真二枚アップデートさせてください。というのも、NYはもう冬。秋を楽しむまもなくすぐに冬がやってきてしまったような感じです。でも、それは木々も同じことらしく、木の雰囲気は秋そのもの、でも空気の匂いは冬だし、気温だって普通にマイナス。それでもがんばって公園を歩いていると息を呑むほどに秋のすばらしい光景が見ることができるのです。本当だったら、車を飛ばして山の中まで言ってみたいのだけどさすがにそれはかなわず。次の週末こそ、電車で郊外までいけるところまでいってみたりしてみようじゃないか、と思うのだけど、なかなか実現せずにいます。

 この写真はセントラルパークにいくつかある、池のひとつです。風が吹くたびに耳が痛くなるほどに冷たい風が吹きすさびますが、やっぱりこういう光景を見ていると寒い中でももうちょっとこの景色のひとつでいてみたい、という欲求が沸くものです。あと二十ブロックも南にいけば、観光客と町の人と、ミュージカルの見物客とで湧き上がるタイムズスクエアがあり、もっともっと南にいけば、すべてに仮の値段がついて仮の商いをして、なぜだか現実のお金が失われ、得られたりする不思議な空間、ウォール街があるわけですよね。ほんの数百メートル・数キロ先で繰り広げられている喧騒とはまったく無縁の世界がここでやはり実現されているわけです。
 

 そして、老若男女木陰でたたずみ、どちらが現実的なのか思案に暮れて答えが出ないまま、それぞれの家族や友人のもとに帰っていくわけです。

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2004年11月10日(水)



 飲茶@中華街

 私はたびたび中華街に行っているようですが、多少電車の乗り継ぎが(多少ね)面倒なので、それほど行っているわけではありません。それでも月一になるでしょうか?というわけで、無性に飲茶が食べたくなり、友達を無理やり誘い出し、飲茶に行って来ました。がらがらガラガラと音を立てながらさまざまな料理のカートを運んだおばちゃんが汚いエプロンを下げてやってきます。余談ですが、韓国人は日本人が嫌い、という噂はよく知られていますが(本当かどうかは知りません)、実はそれ以上に中国人を嫌悪しているようです。意外ですよね。大陸なのに。(意味不明)
 さて、私の好物は大根餅に、米でできた皮にくるまれた海老シュウマイ、甘いチャーシューが入った肉まん、などオーソドックスなものですが、やはり中華街で食べるとおいしさもひとしおです。カートが回りながら必要なものをもらいはんこを押してあとで清算というシステムの飲茶を食べさせる店は東京だと「香港ガーデン」くらいしか知りませんが、どうなんでしょうか?とても美味しくなかった記憶しかありません。ちなみに横浜の中華街で美味しい中華料理屋にあった経験もない。中華版回転寿司みたいなものでしょうか?そういえば上野駅の飲食店街に蒸気の保温機能まで完備した回転飲茶があるという話でしたが・・・。
 ま、何はともあれ、お昼だというのにたらふく食べて動けなくなりました。というわけでやはり中華街にあるマッサージ屋で一休みしてから家に帰ったわけです。なんて贅沢な・・・。





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ひっきりなしにカートをひくおばちゃんが回り続ける。

2004年11月08日(月)



 大統領選挙

 NYの人たちはブッシュ大統領が大嫌い。ブッシュ支持者を見たことがないし、ブッシュをこき下ろすジョークしかメディアでは聞かない。ま、そんな中にいると、天邪鬼の私としては同調する気にはまったくなれなかったのですが、いよいよ大統領選挙の日になってしまいましたね。はるか昔に選挙戦なんぞに携わったことがあるようなないような、これをアメリカ大陸全土で繰り広げるスタッフの人は本当に大変なのだと思いました。レーガンの死といい、結構私はアメリカのいろいろな動きをその場で見ることができてとても幸運だったと思うのですがどうでしょう。
 とりあえず、その夜タイムズスクエアに用事があり、でかけていたのですが、電光掲示板で開票状況を注目する人だかりと遭遇。これでケリーが勝ったらお祭り騒ぎをみれるんだろうなーと思っていたのですが・・・。(ハロウィンに引き続きまた町を練り歩く人だかりを見れる!なんて思ってたりして。)
 あなた今までアメリカの大統領の世話になったことがあるのか?といいたくなるほど、アメリカ人以外の人がブッシュたたきに熱中していましたね。イラクで死んだのも君の知り合いじゃなかろうに・・・。そもそも自分の国の首相・大統領だって誰がなたって君の財布の中身が増えるわけじゃないし、君の周りの世の中がうまく運ぶわけじゃないのだから・・・。というのが私の感想でしょうか。これはやはり投票率30%という驚異的政治に無関心な国民のいうことなんでしょう。(私の両親も生涯一度として投票に行ったことがない!)といいつつも、あるクラスの人、ガーナから来た人でしたが、彼女ブッシュが再選したらこの国を出て行く!と言っていました。かなり楽しみです。ガーナにブッシュが何をしたのでしょう。外国人は政治が好きね。





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ケリー勝利の州の報告があると歓声があがる

2004年11月02日(火)
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