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ツミグワシ
こはしいづみ
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2005年04月23日(土)
弱音を吐いて愚痴を零します。

ミルクティーも煙草もおいしくない時は
皮膚が枯れているときだ
地べたにねそべって音楽を浴びなきゃ駄目な時は
血がないてるときだ

なんて、おいしくないんだろう

大声でうたってみても涙も出ない

食べる為や
養う為や
満たす為や
生きて行く為に
働く
それ以外の事のほうが大きくて早起きしなきゃいけないのに
そういう歩幅が大事なのに

灼けた ボロ紙の味がする

血でもない
毒でもない 傷でもない

ただ焼けた、雑草の味がする

標準まで10kg余裕のある低体重が
12kgまで余裕をのばした
ごはんがおいしくない時は
血がないてるときだ

皮膚が
痛点をなくす
魚のように (信じられている)
魚のように
それで
海は必要なのかもしれない


青くはない
砂まじりの
荒れた海が
塩水が恋しい

(こういう時に限ってシャッフルは泣きたくなる歌を流す)


流す


きょうはじめて
心の底から煙草を吸いたいと思った
震える程







2005年04月22日(金)
メネ・メネ・テケル・ウパルシン

埼玉の家から大阪へ引っ越すとき
とてもたくさんの本を捨てた。
かわいそうなぞうの花子の本。
シェパードの涙の本。
小学生の時に図書室からパクった(結果的に、返しわすれて、)
荒野で猫が生き延びる本。
汚れなき悪戯。岩窟王。ああ無情。

しろいうさぎとくろいうさぎは母が無くした。
読書感想文で賞をもらった本はどうしたか忘れた。

ただ、
マザーグースの本だけは持ってた。
今でも大事に。
それは「マザーグースのうたがきこえる」
という絵本で
とても良い色と絵でもって
大好きでたまらない。
マザーグースいいなぁ。いっぱい読みたい。

今読んでいるエラリーの本「生者と死者と」には
たくさんの引用文が出てくる。マザーグースに限らないのだけど。
それがおもしろくて仕方ない。
もうちょっとで犯人がわかるところだ。


ポーや黒猫やクリスマスや老人や十五少年や
グリとグラや神様を捨ててきた。


人生には本が必要だと思う。








ネットでみつけたお気に入りのマザーグースのうた






  おかあさまがわたしをころした

  おかあさまがわたしをころした
  おとうさまはわたしをたべてる
  にいさんねえさんおとうといもうと
  テーブルのしたでほねをひろって
  つめたいいしのおはかにうめる







2005年04月13日(水)
あたしは五月蝿いなぁ。

ほんとうに。
そう思う。
自分の内側の壁にべったりと、いろいろなものがついているでしょう。
粘膜や
食べカスや
悪玉や
不純物や
そういうものが。

あたしはそれで、うるさいの。
そういうことを
ちょっと遠目で
客観的に見る目を持っていない。
その距離の置き方を知らない。

それは違うなぁと思っていて
間違いとかではなく
そこじゃないところでこそ書くべきというか、
書きたいと思っていて

でも、あたしは五月蝿い。
うるさい。うるさい。言葉が
ただの言葉が。




前日にも日記をアップ。というか本のはなししかしていない。




ユーリさんの詩がとても好きです。
そう。
初恋に似ていると
思ったものです。
ドキドキと
カンカンする場所と
いろいろとが。
ファンです。
ネットの片隅で
こっそり告白。すみません。(なぜか)



とても、人を好きになりました。
苦しくて
たまらなく
たまらないです。





2005年04月12日(火)
クイーン再来。

一時おさまっていたエラリークイーン熱が再燃しました。
「第八の日」
わたしは宗教的な土台をどこにも、微塵も持ち合わせていないのだけど
第八の日はとても楽しめた。小説として。
これはでも、好き嫌いがはっきり分かれそうな作品だ。

物を書く人というのは、とても沢山のことを知っている。
それがちゃんと知識で、すごいよなぁ。
わたしはかれらの引き出しが好きでたまらない。
「盤面の敵」をこれから読もうと思っています。
いっぱい読みたいのはあるけれど、手に入れるのがなかなか難しいですね。

そう思っていたら、母がいろいろ買ってくれました。ネットで探して。
親子で趣味が一緒だといいですね。
母:「やっぱり親子だなぁ」だって。
母はシャーロックホームズから外国ミステリにはまっていった模様。
クイーンはほとんど読んでるみたいなんですが
つられて再び読んでいます。

クイーンの何を読んで何を読んでいないのかちょっとこんがらがったので
昔の日記をひっぱりだして調べました。
(スケジュール帳にずっと日記をつけているのですよ)
全部記録してあった。(因に映画も記すことにしている)
ちゃんと感想なんかも書いてあっておもしろかった。
過去の日記とかってあとで読み返すとおもしろいですよね。

ちなみに「かもめのジョナサン」の感想

 つまらん。うけつけん。

「変身 (カフカ)」

 おもしろい。この人の感じ、好きかも。
 異質なんだけどサラっとしててなんか良いよ。お好み。

なんだこの稚拙なメモ書き。。。


この前クイーンの古本をネットで探していたのだけど
ふとしたきっかけで外国のミステリー小説について熱く語っている
サイトを発見しました。
クイーンはアメリカではあまり人気がないとか
日本人は外国のミステリを読まなくなったとか
シドニィシェルダン読むくらいならどうだらこーだらとか
まあいろいろ書いてありました。
んで乱歩は以外と人気だったような。
若い人でも乱歩を好きな人がいて嬉しい、とか
乱歩すら知らないやつがいる、とか書いてあったのですが
乱歩くらい歳関係なく好きだよ!
知らないなんてことあんの!?と思ったのですが・・・
案外そうなのかもしれないですね。


日本人があまり外国のミステリ小説を読まない、という事は
知らなかったのですが
言われてみれば売ってるもんが圧倒的に少ないですね。
クイーンなんかいろいろあって当たり前だくらいに思っていたのですが
実際はX、Y,Zがあるだけか、そのうちの1冊があるだけか
国名シリーズが2冊ほどあるだけか。
どうも、日本人のミステリの方に
趣向は傾いているようです。
アガサクリスティでも案外少ないもんなぁ。
テレビとか、アニメでもやってるくらいなのに。

そうそう、今はアガサクリスティも読んでいます。
彼女は少し
クイーンに比べると薄くて甘い感じ。
そこもひとつの魅力だけれど。



「黒衣の花嫁 (ウール・リッチ)(有名らしい)」

 なんつーの、こう。手は使ってるのよね。
 でもダメ。なんかその使い方があざとい。
 どうにも引き込まれなかったわー

「顔 (エラリー・クイーン)」←わたしの初クイーン。

 エラリー・クイーンってこんなにおもしろかったんだ!
 推理小説ってこんなにドキドキするんだ!おもしろいよ。
 あっという間に読んだ。
 なんかムダの無い肉付けと言いまわしが好き。
 いやー、おもしろかった。
 f a c e ね。 日付ね。 日付のなさ。 スゴイ。