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■ 焼き林檎の午後
ただいま“ちいさな幸せ探し”実行中。 嫌なことはあげればキリがないけれど、そうでないことも数えなければ。
勤務地が地元になって以来、残業は相変わらずだけど、通勤時間が往復で2時間短かくなって、帰りに本屋にも寄れる。 通勤疲れが少なくなった分、風邪もひきにくくなったし、就職前によく嘆いていたようにエアコンがなくて猛暑で眠れないということもなくなった。 それに、自分のお金で美味しいごはんを食べられること。 ゆっくりお昼を食べられるほど優雅な身分じゃないけど、たまに時間をやりくりして、近くのアフタヌーンティーで一人アップルパイを食べる昼休み。 生クリームがさっぱりしていて口当たりが雪のようで、アップルパイというより焼き林檎を食べているような本体は、甘酸っぱくて香ばしく大好き。 ちっちゃな頃、私を可愛がってくれた隣のおばさまが、よく林檎を焼いてくれたのを思い出して、ほろりとする。 最近のお気に入り。 紅茶も美味、アフタヌーンティーの100g入りを買って帰る。 ミルクティーが好きなら、チャイもおすすめ。 あんまり飲む暇ないけれど、アイスチャイ(牛乳で薄めて飲むリキッド)と低脂肪牛乳が、ちゃんと職場の冷蔵庫に入っているときは幸せ。
そうだ、初めて入ったのは有楽町のアフタヌーンティールームだったっけ。 Tさんが東京に来られていたときでした。 アールグレイが1杯700円もして、バイトしていない大学生にとってはかなりの贅沢で、どきどきしながら注文したことを思い出す。 しかも、結局おごってもらった記憶が。
そのとき言われたのが、次の人に返してあげればいいんだよってこと。
今は暗雲立ち込めていても、それを突き抜けて、惑わない大人になって、いつかは逆に誰かの相談にのってあげて、美味しいお茶とケーキで気持ちをほぐして、そうやって自分がしてもらったことを次の人へ返してあげられるようになりたい。 心からそう思った。
結局、その後も“大人のお姉さんプラン”は実現できてないけど。
でも現在は、自分がまだまだ未熟でも、職場で後輩の指導員になって半年たつわけで。 たとえ私より指導っ子(中途入社)のほうが年上でも、ミスしたり落ち込んでいるときはさりげなくフォローしますよ。 やり方が優しすぎるというか甘いと、批判もされるけど。 頭ごなしに怒るよりは、さりげなく褒めてその中に注意を入れるくらいが、いいかなあ、と思う。 普通の神経をしていたら、失敗の重さは誰より自分が解っていて、周りから言わなくたって十分痛い気持ちでいると思うから。 自分自身が、吊るし上げを食って、ほんとうに辛かったから、同じことはしない、したくない。 甘いかなあ。でも譲れない。 おかげでそこそこ懐かれてます。(たぶん) あんまり先輩らしい威厳もないけど、そういうのも自分らしいというか。
とりあえず、近頃のちいさな幸せ願望としては、結婚退社でとっととやめてしまった派遣さんの後任で来る人が、いい人だったらいいなあ、と思う。 人が減った分毎日残業が4時間以上ある状態だけど、土日は休めているんだし、とりあえず今のところは頑張るよ、うん。
>たけこさん
こんな風に誰かに宛てて言葉を書くことは久しぶりでちょっと緊張しますが。 元気にしてます。 千葉の片隅でゴスのアルバム買ってみたり、相変わらずな本を買ったりして過ごしてます。 人間、そう簡単には変わりませんね。(笑)
読んでくれて、書き込んでくれて、ありがとうございます。
たけこさんも、お元気で。
2005年01月29日(土)
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