unsteady diary
riko



 ありがとうとか、好きだとか

1ヶ月近く、エキサイトのメールをほったらかして。
久しぶりに開いてみたら、いくつかメールが入っていた。
うれしいものと、少しかなしいものと。


14日づけのそのものずばり「弱音」の日記。
たまに掲示板をのぞいて、じーんとして、泣きました。
誕生日ネタも。
よく覚えていてくれて、そして来てくれたなあ、と。
自分自身は、そんなふうに誰かをうれしがらせたり、できないけれど。
今日は、また別のことばを発掘して、泣いたり。


最近、泣き虫。




ありがとう。
夏はずっと、不安定になる季節なのだけれども。
その分、得るものも、大きい…はず。




腐れ悪友にもらったイージーファイバーを飲んで、
アドバイスされたとおり、マルチビタミンも買って、
ヨーグルトを朝食べて、頑張ってるよー。
結膜炎に懲りて、真面目に目薬使っているし。

9月に4日間の夏休みを取った(有給の残りが、7日しかない)ので、
そのときまで、このまま続けられるように。

2002年07月27日(土)



 今年は誰とも話さず…

母に言われるまで忘れていた、誕生日。
今日も、夜9時過ぎまで残って、ひたすらモノを数えて、台帳をつけていました。
最近は、辞める予定の妊婦さんがお休みされることが多くて、
当たり前のように、3人でまわさなくてはいけなくて。
仕事が速くなっても、それ以上に仕事が増えるから、
当分は息がつけないという…。
ちっとも生産的ではないのに時間のかかる雑務は、
頭は使わない代わりに、何かが磨り減る気がします。


心底思うのは。
週にたった1日、
いや、2週間に1日でもいい。
定時ですっきりと上がれる日があったなら。
誰も残業を強制しているわけではなく、
たぶん仕事を2倍速でやれる人なら、
定時で毎日上がれる程度の仕事なのかもしれないけれど。
でも現実に、仕事を放棄しない限り、
代理店さんや電話をほっとかない限り、
5時上がり、6時上がりでさえ、ありえないってば。
世の中には、もっとハードな仕事がたくさんあるのだろうけれども、
他人がどうであれ、私は私を楽をしているとは思わないので、
いいんだ、ハードだと言っていても。
って、誰に言い訳してるんだろう。
残業してたってたいして役に立ってないということを、自分が一番知っているからなあ。


買ったばかりのサンダルを素足で履いたら、
あちこち擦れて、血がにじんだり、鬱血したり。
じんじん、痛い。
久しぶりだわ、こんなの。
足の皮膚って、どうしてこんなにやわなんだろう。
別に靴なんて、新しいものでなくてもいいのに。
ゆっくり休めるなら。
なくていいのよ、こんなもの。
そんなこと呟いて、ああ後ろ向きだなって思った。
新しいものを買うのは、何かの腹いせのような気もする。



少しは明るい話を。

6万ほどのボーナスで、やっとエアコンを買いました。
本日、取り付け工事終了。
これでやっと、睡眠の質を上げられるかな。
睡眠不足はもう宿命みたいなものなので、
せめてせめて、よい眠り。
おやすみなさい。


2002年07月22日(月)



 

夏物セールも終わりに近づき、
自分で稼げるようになってはじめてのバーゲンは
何も買わずに終わるのかと諦めていたのだけれど、
まあいろいろあって、本日やっと買い物というものに出かけた。


それにしても暑かったよ〜。
デパートも最近は、省エネと称して経費削減中?
池袋西武ってば、暑すぎ。
冷房故障の朝の地下鉄並みだった。
ちなみに私は、お買い物スポットと言われる新宿より、
西武と東武をまわればたいがいのものを見られて楽ちんな池袋のほうが、雰囲気が落ち着いていて好き。
職場からも1本で行けるし、残業が少しでも減れば、ぜひ出没したいものだけど。
デパートが9時までやるようになっても、(店員さんもお疲れ様です)
9時過ぎまで残業していれば、夢のまた夢だもの。






さて、本日の収穫メモ。
へろへろになって頑張った残業手当が、浮き足立った服たちに化けた。


トラディショナルなスカートが2枚。
黒の涼しげなボックスプリーツと、ベージュストライプの6枚はぎフレア。
23区のシンプルな黒カーディガン。
ドット柄に一目惚れのキャミソール。
同じく一目惚れ、クリーム色の羊革のぺったんこ鞄。
(癖があるデザインのため、信じられないほど安くなっていたので)
ずっと気になっていたingの定番ベージュサンダル、やっと買った。
それから、NEW YORKERのスカイブルーのフリルシャツ。
そして、秋物だったのに、必要に迫られて買ってしまった、
シルエットのすごく綺麗な同ブランドのデニムジャケット。
ここは秋物のスーツもすごくカッコよかったな〜。
他にも、秋物のワンピースでかちっとしていながら可愛いのがあって、
ワンピ1着で2万円という値段にくらくらしながら、
果てしなく遠い値下げを待つ予定。
たぶん買わないけれど、夢を持っているだけならよいわよね。



こう書いていくと、確かに単価は安くないんだけれど、
別にそのブランドに拘っているわけではなく。
それよりも、自分の目を信じようと思う。
その上で気に入れば、どこのものだっていいわけで。
例えばロゴの鞄みたいに、そのブランドであるというだけで価値があるという捉えかたはしたくない。
ブランドバッグにはそれなりの歴史や良さがあるというのも、解っているけれども。
オンナノコたちの中には、あわせる服も考えず、なんでもかんでも持っていればいい、というように見えるひともいるから。

とか言いつつ、結局生地や縫製、パターンの良さ、デザインへの信頼などを兼ね備えたところとなると、まったくのノーブランドには手は伸びないんだけれど。
「安くてたくさん不満がある流行ものをたくさん」よりも、「気に入って着倒せるものを少し」が理想。
賢く買うのって難しいけど。



2002年07月21日(日)



 弱音

今週の残業記録。

(月)21時半
(火)21時
(水)20時半
(木)20時半
(金)20時(待ち合わせのため、仕事を残して逃げるように退社)


それでも来週にやり残した仕事、多数。
ちなみに、退社してから家に着くまで、さらに2時間かかる。


〆が近いわけでもなく、比較的暇なはずなのに、この調子だ。
これまで派遣さん2人がやってくれていた雑務と電話応対のほとんどが私に振られてきたので、それに時間をとられて、本来の仕事が全然まわせてない。
だから結局、自分ではフルに働いているつもりでも、
事務のほかの方たちから見ると、全然こなせていなくて。
イライラさせっぱなし。
視線が矢の様に突き刺さる。
ご指導の言葉も、きつく刺さる。


電話にしても、切った瞬間に次のがかかってきても、他の人が出ないから、
新人が結局取るしかなくて、電話を取り続けているのに。
電話は仕事にカウントされないのだ。
電話がいかに多くても、仕事は仕事でまわしていかないといけない、とのこと。
解っている、解っているけれども。


私への苛立ちが頂点に達したのか、
先日、事務ミーティングという名の集中ご指導を頂き、
泣きそうになりながら、泣くことだけはしないと我慢していた。
ここ以外に、行く場所なんてないから。
ここで辞めたら、もっと堕ちるだけだ。
際限なく堕ちそうな気がする。
それでも。
咽喉もとまで熱いものがせりあがってきて。




ごめんなさい。
最近、妊婦さんが嫌いです。
自分もそうやって生まれたくせに。
当たり前のように仕事を押し付けてくる無敵さに、
忙しい時期にでも、休みまくられると、
憎しみすら覚えてしまう。
具合が悪いならともかく、その他の理由だったりすると。
なんかもう、だめかも。
仕事場での軽口にも、反応する余裕すらなくて。
笑えない。
笑える内容だってことにも、気づけない。
トイレに行ったり、お茶を飲んだり、そういう休息すら、
今の自分にはしている暇がなくて。
それもただ、自分で自分の暇をなくしているだけで。
仕事が速くて、時間の使い方が上手くて、精神的にタフであれば、
きっとこんな風にはならないんだろうと思うと、
苦しくても体調が悪くても、言えないし、言う資格もない。
だからって、妊婦さんに優しくできないなんて、
最低だ。







最近の私のハードワークぶりを、祖父が心配している。
何十年も前の設立当時を知っていて、今の会社がいい会社だと勧めてくれたのは確かに祖父だが。
別に、彼のせいではないと私は言っているのに、
責任を感じているのか、心配してくれているみたい。
事務の女性たちに集中的にご指導を受けた日、
家に帰ってきて、悔しさと情けなさに号泣していた私を見て、
翌日、母が祖父に電話をして相談したらしい。
それまでも何度か話していて、身体を壊しそうになっている私を心配していた祖父は、私に何も相談せず、はるか昔に付き合いのあったそうな某役員に電話をしてしまったのだ。
別に、苦情とかじゃないのだけれど。
祖父の、交渉能力というか、人付き合いの上手さは私も信頼しているので、
私の立場を不味くするようなことはしていないと思うのだけれども、
正直ショックだった。



ある意味では、自分の力不足以外の何物でもない。
求められているレベルが、スピードが、高すぎるとしても、
できる人はできて。
たとえそれが中途採用のツワモノぞろいで、
そんな人たちに「自分たちだって入ったばかりで何も判らなくても、すぐここまで仕事をやった」とか、「それくらい当たり前の仕事量」だとか言われても、そこで私が厄介者になっていることは確かで。
それなのに、弱音を吐いて、泣いて。
自分で自分に「できない」と判を押した。
確かに、できないんだけど。
本当に、負けたんだって認めたみたいで。
あたしという人間はこのくらい馬鹿なので、
厄介者でも大目に見てくださいって言ったようなもので。


脱力感。


2002年07月14日(日)



 息をつく間も…

怒涛の上期の〆が終わって、
一気に二人抜けて、これまで派遣の人たちがやってくれていた
さまざまな雑務がいっぺんに私に降りかかってくる憂鬱な7月の始まり。
それでもまだ、もう1人抜ける予定があるのだから、助走段階というもの。

そのせいで昨夜は、あたりかまわず不穏な空気を撒き散らしていた。
猫に当たるなんて、最低だけど
足でげりげりやられても、ぐるぐる咽喉を鳴らしているうちの猫も変。



雑務って底なし沼だなと思う。
今日は、けっきょく肝心の申込書処理にたどりつけなかった。
明日は容赦なく私しかやる人のいない申込書の山が届くはず。
優先順位をつけて片付けてゆくしかないとはいえ、
絶対的な時間と能力の足りなさに、途方に暮れてしまう。

これまで、1コールが鳴り終わる前に電話を取ってくれていた、
すばらしくプロな派遣さんがいなくなり、
2コール目には下っ端の私が取らざるを得ない。
取らなくて良い時は、つまり自分が電話中のときだけ。
つまりは、電話を取っていないときが、ほとんどない。
ここはコールセンターだろうかと、ふと思うほど。
違うのに。
あくまで電話応対は、仕事の一部で。
電話だけ受けていても、ルーティンは一切減らないのに。
残業なんてどこの会社でも当たり前だってわかってるけれど、
昼間の目が回る状態じたい、正直いっぱいいっぱいで、
その上に残る気力も湧いてこなくて。
5人が実質上3人になると、思った以上にきつい。
通勤時間も、これまで以上に重く感じる。

要領がよければ、と思う。
そうしたら、たぶんこんなにきつく感じないで済むのかも。
もしくは、やりきれない仕事を少しでも断れたら。
そんな身分じゃないけれど。

半ば呆然としながら、表面上はとりあえず動いていて。
ぜんまい仕掛けみたいに。
なんだか一日、変な気分だった。
息をしている気がしなかった。
人手不足で、事実上昼休み返上だったから、
実際休憩なんてほとんどしていないのだけれど。



仕事を全部片付けたわけではないけれど、このまま残っていたら叫びだしそうになったので、のそのそと会社を出た。

仕事場の近くの、大学の前の大通りを歩いていた。
青信号で、渡りだしたら、なぜかこっちに車が向かってきて、
あれっと思った。
よくわからなくて、車体がかなり近づいてきて
音が大きくなって、
やっと、自分の見ていた青信号が車にとっての青信号で、
つまり自分の横断する方向は、赤信号だっったと判った。
遅すぎ。
轢かれそうになっても、実感がなかった。
まわりはあまりにのそっと歩いているから、びっくりしていたみたいだけど。
もし自殺なら、もっと痛くなくて、確実に死ぬ方法でなきゃ意味がない。
運転していた人、ごめんなさい。
混乱させてしまって。


駅では寝過ごすし。
絶不調の月曜日。
ただのはじまりでしかない。


明日はもう少しスムーズにやれるといいけれど。
もっと先へ、というよりも
この状況をどうやって耐え抜くか、という感じ。


自分がやわらかくふやけられる時間をつくれたら。
といっても、それも自分で努力してひねり出すしかないのだろうな。

2002年07月01日(月)
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