|
|
■■■
■■
■ ふるいの目
簡単な筆記を通って、はじめてのグループ討論。 といっても、専門的なマーケティングの話なんかやるわけではなく、 「よい会社の選び方」っていうテーマで30分話すだけなんだけど。 こういう単純なテーマだと、逆に人間が出る。 私は…出てたな、きっぱり。
困惑したのは。 事実上はじめての面接なのに、けっこう水準が高くて、 誰も危険だったり、目に見えてしゃべらないなんてことはないわけ。 はきはきと、要領を得たことをしゃべるし。 アルバイト経験も豊富だ。 感じもみんなすごくイイ。 おかげで気持ちよく90分くらいを終えられたのだけども。 アレでどうやって絞るのさ。 問題はそこ、なのだ。 つまり、みんなそこそこ、なわけだから、 ずば抜けたもの以外ダメなら、とても厳しいことになる。 当たり前だが、それにしても…。 ちなみにこの会社はきわめて実力主義の会社なので、 学歴はいっさい考慮しない。 だから、その点でも選考はされないわけで。 ほんとは、手元で書かれていた評価を覗き込みたかったね。 そりゃ、本心。 受からせてくれ、というわけじゃなく。 落ちる理由を、自分だけじゃなく、他の人も含めて、 開示されたらいいのになあって思ってしまった。 落ち込むかもしれないけど、少なくともいやなもやもやはなくなるはずだ。
一般の大学受験は、ミスさえしなければ、必ず結果に結びつく。 はっきりいって、突飛な能力は要らない…と私は思う。 合格ラインをとればいいのだ。 満点を取る必要はさらさらない。 しかも、答えは決まっている。落ちた理由は自分がいちばんよくわかる。 (私も受けたが所謂小論文は置いておいて) つまり、振り落とされるほど悪くなければ、 ずば抜けていなくとも、ボーダーぎりぎりだろうとも、 とりあえず入学は許されるわけだ。 だが、いまは。 いま行われている選抜は、 100人いたら、そのなかで他の誰よりもぬきんでて、つまりトップにならなければ、最後までは残れない。 そういう選抜なのだ。
こんなこと書いてると、和んでる場合じゃないのか?とも ちらりとは思うけど、基本的には私は人間だ。 ちゃんと人間のままでいたいから、感情は置き去りにはしたくない。 というわけで。
昨日に引き続き、今日も試験会場でエレベーターを一緒になった子をナンパして知り合いをつくったり。 帰り道でもエレベーターで最後まで「開」を押してみんなに先に出てもらったら 思いがけずお礼なんか言われて、なんとなくほんわか嬉しかった。 ライバルっていってしまえばそれまでだけど、 相手がいやなタイプ(もろに裏表の激しい人とかね)でなければ ゆとりをもって譲ったり、笑顔で優しく接していられたらいいなと思う。 ごくアタリマエのことだけども。
帰りにちょっとだけ寄った丸井のショップの店員さんと 「社会人になったら〜トーク」を和やかにしてみたり。 基本的には初対面の人としゃべるのが苦手な私が、 いまは人懐っこい時期らしい。 たぶん、面接やら説明会やらで、 元気に挨拶してるうちに、小学生の頃みたいになってきた。 小学校の時は、通る人みーんなに、(知らない人にももちろん) 挨拶してるヘンな子供だったからなあ。 (↑とにかく物怖じせず、人懐っこかったの…) なんか自分を制御できん。 いい傾向なのか、上滑りしていて、躁状態なのか。 あとでがたんと来ないといいけど。
本屋さんは、できるだけ寄るようにしている。 考えてみれば、大学受験のときも、試験日の帰り道に 好きな新刊とか買って帰ってたのだから、 やめられるはずもない。 それに、ある人からたまには気持ちをやすめるためにきれいなものを みたりしてね、という言葉をもらったので。 いいかな、って思ってる。 大事よ、気分転換。 経済誌なんかじゃできないもんね。 って、読んでやしない。(汗)
2001年02月28日(水)
|
|
|