|
|
■■■
■■
■ 天使と月と
突然だけど。
「天使のカレンダー Days of Angels」 寺門孝之:絵 三枝克之:文 リトル・モア(←出版社?) \1,500(税別)
っていう本があるの。 渋谷のブックファーストに山積みされてたから、ご存知の方も多そう。 で、以前に立ち読みして、可愛いなーって思ってたわけなのだけど。 (でもちょっと私には内容がピュアすぎて…(苦笑))
そうしたら。 今日、「王様のブランチ」で紹介されてて、読みたいと思った本の作者が、なんとこの「天使のカレンダー」の文を担当してる三枝さんだったのだ。 はっきり言って、名前までは覚えちゃいなかった。 でも、ネットで検索してみたら、なんとこの本が出てきたの。 好きだなあ、こういう偶然って。 もうないと思ってたドロップの缶の底に、実はお気に入りの味のやつが ひとつだけ、くっついてたみたいな。 「蛍の墓」じゃあるまいし、古いなァ、この例えも。(笑)
『月のオデッセイ』という本はね、 月がね、遺跡とか世界中を旅する内容らしい。 写真がすごく綺麗。 テレビ画面からちょっと垣間見ただけでも、 写真のなかの月はとても大きくて、神秘的で、 手を伸ばせば触れられそうなくらいだった。 写真のあいだには、三枝さんの文章が入ってるんだって。 世界各地の月にまつわるお話が載ってるんだそう。
きっと本屋さんは、いちはやくコーナーをつくるんじゃないかなあ。 私ならつくる。 癒し系ブームはまだまだ根強いから。 探してみようっと。
ところで。 ビジュアルの本で他に最近インパクトが強かったのは、 毎日新聞社刊の『暗殺の瞬間』という写真集。 かなりエグイけども、そのぶんだけ、自分は生きてちゃんと動いてるんだなあって思うはず。 残酷なものを見たいと人間が思うのは、 基本的に、それで自分のなかにも同じように真っ赤な血が流れてるんだなあって 知りたい、確かめたい欲求から、かもしれないなあと思う。
だから。 隠すより見せればいいのさ。 バトル・ロワイヤルをR指定なんかする前に。 残酷映像だろうが、暴力シーンだろうが、性交だろうが。 カラダの中がどうなってるか、内臓がどんなふうに詰まってるのか、 興味がない人はそれでいいし、(無理に見せるのだって暴力だ) 見たい人には、ごく自然にアクセスできるようにすればいいのに。
でも、たまにいるおじさん。 朝のラッシュ時に、電車のなかで女性のヌードがばーんと載ってるスポーツ新聞をこっち側にロコツに向けるのは、ちょっとやめてほしいんだけどなー。
2001年03月11日(日)
|
|
|