ヒトリゴト partIII
 Moritty



世界の中心はやっぱりアメリカ

2005年06月21日(火)



最近の世の流れなのか、我が社もITのコントロールを全て本部で行うということになった。技術的にどういうことかは良くはわからないけれど、新しいアプリケーションをダウンロードするときは必ず本部の認可が必要になる。そしてパソコン上で行った操作や作業は全て本部で認知可能となる。情報管理ということから、ある程度のコントロールは必要なのだろうけれど、物理的に本部が地球の裏側のニューヨークにあるのだから不具合があったときのすばやい対応ということは難しくなるだろう。下手をすれば一日作業が滞ることもありうる。技術的には可能だとしても、時差のことやサーバーが日本語であること、何より問題が起こった際の対処に関するプロシージャーも出来ていない段階で作業をしてしまうことにかなり抵抗をした。でも、結局本部の方針と言うことで押し切られてしまった。そして、昨日からIT担当者(ロシア人のかわいらしい感じの女性なのだけど、かなりのツワモノ)が東京に来て、ろくに意見も聞かずに、バシバシと我々のパソコンからauthorizationを取り上げてしまった。東京のオフィスだけではないからしょうがないけれど、この強引なやり方がアメリカのやり方なのだとちょっと嫌になった。

(写真:Washington Monument、Washington D.C.)



墨田の花火

2005年06月19日(日)



梅雨の季節で唯一嬉しいことといえば、アジサイの花が満開になることだろうか。アジサイの中でも好きなのが、この「墨田の花火」。今年もきれいに咲いてくれた。その名の通り、夜空の花火のように純白で八重の花が咲くのだけど、ブルーのアジサイの横に置いたりするとブルーになるし、ピンクの横だとピンクに染まる不思議な花。アジサイは土壌の成分によって色が変わるというけれど、それだけではないみたい。「あなたの色に染まります」。ちょっと古いかもしれないけれど。



父と息子

2005年06月18日(土)



今日は体調があまり優れず、ずっと横になっていた。暑かったので冷房をつけたまま布団もかけずに横になっていたから、汗が冷えて風邪をひいたのかもしれない。薬を飲んで、先日借りてきた『ビッグ・フィッシュ』を観た。
ティム・バートンの映画は、シザーハンズは好きだけれども、少々変わったオタク系映画が多い。このビッグ・フィッシュもバートンお得意のファンタジー的な要素が濃かったけれども、それだけではなかった。ストーリーの軸に、死期が近づいた父と、虚言癖のある父に反発するストイックな息子の関係があって、そこにファンタジーが織り交ぜられている。父親が語ったほら話の中に「真実」があることを息子が知るラストシーンには思いのほか感動してしまった。父親と息子の関係というのは、私には縁のないものだけれども、反発しながらも一番意識しあう関係のようで、ちょっと憧れる。

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