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■■ 変な世の中
2004年09月14日(火)

最近悲惨な事件が相次いでいる。毎日誰かが殺されていて、テレビでは号泣する家族や知人が映し出されていて、とても悲痛な気持ちになる。一体、日本はどうなっちゃったのだろう。あれだけ治安が悪いと思っていたアメリカの方が安全なのではないか、とすら思えてくる。
大阪教育大付属池田小で8人の児童を刺殺し、15人にけがをさせた宅間守死刑囚(40)の死刑が執行された。死刑確定からわずか1年という、異例の早さだった。事件を起こした理由は「たくさん殺せば確実に死刑になるし、道連れは多いほうがいいと考えた」からだそうだ。確かに、自殺するのは勇気がいるけれど、恐ろしいほど安易でコドモっぽい発想だ。そして、宅間は望みどおり死刑になった。本当にこれで良かったのだろうか?犠牲者の家族の気持ちを考えると、胸が痛くなる。
人生に絶望した人間が通り魔事件を起こすということは良くある。でも、そんなことで殺された日には成仏なんてできない。家族は生き地獄を味わう羽目になる。そういう犠牲者を出さないためにも、犯罪予防自殺支援死刑執行サービス会社を作ったらいいかもしれない。死にたい方、ムシャクシャしている方。相談に応じます。お客様に代わってこの世から削除させていただきます。結構効率的だと思うけど。
それにしても、宅間守と獄中結婚した女性って、誰?
【写真:白いヒガンバナ】
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