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■ 現実。
女が恋愛に対してロマンチストになれない理由は明確だ。女には生理があり、妊娠・出産、閉経がある。女性機能の終了までのリミット、それによる体の変化、妊娠・出産にともなう働き方、老後のこと。女の恋愛は常に肉の現実とともに存在している。 対して、男の人にロマンチストが多いのはなぜだろう。もちろん加齢にともない、改めて感じることはあっても、それを20代30代の頃から感じることはないようだ。男はつねに相手の女のことを純粋に思えるからロマンチストであり続けられると私は考える。 女は、男を前に、自身を顧みる。自身の将来と対峙することになる。恋愛相手の男性は、自分の鏡であり、今後への不安や希望の引き金となる。 女は現実からは逃げられない。少なくとも、毎月、血を流し、自身が動物であることと向き合っている限りは。
2020年04月30日(木)
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