スナックおのれ
毛。



 東京雑記。

 iPodを鞄に入れ忘れたまま、そのまま、面倒になっていたら、1ヶ月ばかり、音楽をまったく聞かないという事態に陥りました。余裕がなかったのかな、とも思います。
 そんなことを今さら気づいて、ituneを立ち上げました。なにからきいたらいいのかすらわからなくなりながらも、東京が聞きたいなあ、と思いました。検索で「東京」と打ち込んだら、何件かでてきてびっくり。いつのまにか私のituneには「東京」がいっぱい。銀杏の東京やフジファブリックの東京炎上やサンボの東京の夜さようなら、ほかにもいくつか。
 くるりの東京だけじゃなかったんだなあ、私の東京。でも銀杏の東京もフジファブリックの東京炎上もサンボの東京の夜さようならもどんなんだか思い出せないや。でも、いたんです。集まってました。私の東京。

ああ、ふたりの思い出が空に吸い込まれて〜

ごめんなさい、いろんな東京。

真っ赤な東京の 街でゆれていた

聞いたら思い出したや。そんなもんだ。全部忘れすぎ忘れ過ぎの件なんだなあ。


2007年02月17日(土)



 矛盾座禅。

 あんなにやりまくっていたゼルダが、やりまくっていたおかげでエンディングに近づいています。本当は、うぴょほほ、とかって喜ぶべきところなんだけれど、なんだか素直に、うぴょほほ、といえません。おかげで、年明けからゲーム機をたちあげてもいない。終演間近の切なさ。私のエゴ。サルトル。サルトルはあんまり関係ない。
 やりまくれば、そのぶん終演へ向かうわけで当然と言えば当然。だけれど、やりまくると終わる、その現実がなにやら哀しいです。夏休みにやってきた遠方に住むいとこが帰還するような哀しさ。遊びたい、けど、遊びには生命が大前提であり、命には時間がたつわけで。○○ちゃんと遊びたい、でも命がにくいのよ!よくわからないカルマにとらわれて、ついには意味が不明なところに陥りました。人間とは矛盾のかたまりである、とリビングで座禅。心安らかにして、片目で現実を凝視。でも、次は最後の宮殿。知ってる。
 延々と続くゲームがあればいいのに。でも、結局、終わりが見えない現実に疲れて、終わりのあるゲームをするわけです。やっぱり矛盾の固まりである。

2007年02月01日(木)
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