昨日に引き続き、今日もスペシャル企画を
お送りいたします。
内輪受けネタ続出ですので、
興味のない方はご遠慮ください。
MILET拝
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水牛がTITAN2世の秘密指令を読んでいた、丁度同じ頃。
ここ地球では次元刑事ボブンこと、ボブがカレー屋でカ
ツカレーを食べていた。
「やっぱりカレーはカツカレーに限るなぁ」
至極ご満悦なボブ。
その時である。
やたらと歯切れの良い音楽が、突然鳴り出した。
一斉にカレー屋の客達が、自分の携帯電話に手を伸ばす。
だが、音楽は鳴りやまなかった。
ボブは悠然とカツカレーを食べ続けている。
客の視線がボブに集中し、やっと彼も自分の携帯電話に
気がついたようだ。
「はい」
明らかに不機嫌な声で応答する。
食事中邪魔されることを、ボブはもっとも嫌うのである。
「ボブン。今すぐ出動してちょうだいっ!」
「…あんた、誰?」
小田原弁で問いつめるボブ。相手の女性は、苛々とした
様子で答えた。
「アシスタントのMILETよ!宇宙刑事物には美少女アシス
タントが付き物でしょっ!人件費削除中だから二役やっ
て上げてるんじゃない」
「…自分で美少女って言っちゃうか?フツー」
「…夕食、抜きにするわよ」
ドスの利いた声で脅されたボブは、慌てて電話を切ると
カレー屋を後にした。
「ちょっと待てよ。夕食作ってるのオレだよ」
気がついたときは、後の祭りだった。
カレー屋を出たボブの目に、人々がパニックに陥っている
姿が飛び込んできた。
逃げまどう人々を除けながら、ボブは通りの向こうを見た。
すると、そこに一匹の野獣、もしくは怪人がいたのである。
それは一見、猫のようにもみえた。
だがその額には、猫にしては立派すぎる眉毛があったので
ある。
「どっかで見た顔だなぁ…?」
まゆ毛猫の体長はおよそ1メートル80センチ。
ほぼ人間と同格だ。それが2足歩行で歩き、口からなにやら
怪しげな光線を吹き散らしているのだ。
光線に晒された人間は、瞬時に猫化してしまうらしく、道ば
たには丸くなったり、長くなったりして幸せそうにごろごろ
する人間達が折り重なっていた。
「猫化光線…?!ということは、あいつはWBCAの手下か!」
分かり切ったことを口にするのも、お約束だ。
ボブが呆然としていると、まゆ毛猫と視線がかち合った。
ゆっくりとボブに近づくまゆ毛猫。
今ここに、決戦の火蓋が切って落とされようとしていた。
行けっ!次元刑事ボブン!戦え!ボブンっ!
続く…
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