三日間に渡ってお送りして参りました、
特別企画「水牛さん、掲示板書き込みNo.5555getありがとう」記念
本日怒濤の最終回でございます。
皆様のご愛顧、心より感謝いたします。
MILET拝
-------------------------
逃げまどう群衆。巻き上がる砂塵。
今こそ、次元刑事ボブンの出番だ!
「ゲキシャっ!!」
説明しよう。
普段は冴えない、タダの「体脂肪」ボブであるが、「ゲキシャ」
という言葉が次元の扉を開き.わずか、0.05秒で彼を無敵の戦士、
次元刑事ボブンへと変身させるのである!
「待っていたぞ、ボブンっ!」
例によって採石場に舞台は移り、砂利山の頂上から水牛が叫ん
だ。
水牛は新調したエナメルのボンテージ風衣装に身を包み、乗馬
鞭で「まゆ毛猫」を指し示した。
「このまゆ毛猫怪人の力を、思い知るがいい」
水牛の紹介に、咆吼…いや、鳴き声…を上げるまゆ毛猫怪人!
危うし、ボブンっ!
まゆ毛猫怪人は、その巨大な口を開けて、欠伸ともとれる声を
出した。
その途端に、口から発せられる「猫化光線」。
だが、何度も言うようであるが、元々ラテン気質のボブンには
全くの無意味である。
「タケノコクラーッシュッっ!」
ボブンが叫んだ。
説明しよう。
「タケノコクラッシュ」とは、「タケノコ掘りに行くでしょう」
と、まるで自分の竹山にタケノコを掘りに行くように話し始め、
その実他人の山へタケノコ盗みに行った話をするという、およ
そ正義の味方らしからぬ、怖ろしい技である!
思い切りタケノコクラッシュを浴びたまゆ毛猫怪人は、大爆発
を起こした。
これで、戦いは終わったかに見えた…だが…
煙幕が消えると同時に、そこへ現れたのは巨大化したまゆ毛猫
怪人だったのだ!
「なにぃ?!」
慌てるボブンを後目に、水牛は高笑いした。
「おーほほほほほほっ!いくらボブンがラテン気質でも、この
巨大怪獣マユゲーには敵うまい。さぁ、踏みつぶしておやりっ!」
巨大なニクキュウが、ボブンに迫る。
もはや、ボブンの命は風前の灯火に思えた。
どうする、ボブン?!最強の次元刑事よ!
「こいっ!モンテッサっ!」
ボブンの声に応えるように、何故か自走してきたのはトライアル
バイクだった。
「とおっ!」
気合いだけは充分なボブン。慎重にモンテッサにまたがると、再
び叫んだ。
「トライアル・トランスフォーメーションっ!!!」
なんと!
ボブンの言葉を合図に、モンテッサが理不尽な動きを始め、巨大
ロボへと変身したのであるっ!
「ちょっと、まってよ!どーしてたった一台のバイクが、そんな
巨大なロボットになるのよ!」
水牛じゃなくても、聞きたくなっただろう。
当然、この場合、ボブンからの答は攻撃だ。
巨大怪獣マユゲーとの激闘は、砂利山を崩し、何故かある模型のビ
ルを破壊する。
「フラッシュソード!ブツドリ切りっ!」
巨大ロボの巨大な剣が繰り出され、とうとう巨大怪獣マユゲーを
真っ二つに切り裂いた。
突如巻き起こる、大爆発。
「おのれぇ…ボブンめっ。またしてもっ!だが、これで終わったと
思うなよ」
激しく歯ぎしりしながら、水牛はそっとその場を立ち去った。
こうして地球の平和は守られた。
ありがとう、次元刑事ボブン!さらば、最強戦士ボブンっ!
後日談…
WBCA本部。
「で…?水牛にちゃーんと、買い物リストは渡してくれただろうな」
TITAN2世は、毛繕いしながら科学主任MILETに聞いた。
「ええ。勿論です。今頃地球で陛下の鰹節を、仕入れている頃でしょ
う」
MILETはそういうと、ニヤリと笑った。
陛下の勅令と偽り、ボブン追撃の指令を出したのは、実はMILETだった
のである!
頑張れ水牛!お色気幹部の座を、死守するのだ!
終劇
SPECIALThnks!「水牛牧場」
-------------------------