ひとりごと〜リターンズ〜
不知火
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2001年02月14日(水) ■ |
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ひ、平山ユージがやってくる!? |
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今日は今日とてバイトに行きました。
って、そんな話はどうでもいい!!!
バイトは18時で上がらせてもらい、それから百田君とつれそって、 出来島にあるクライミングジム、パンプ大阪へ。 扉を開けて中に入ると、平日の夜だと言うのにすごい数の靴が並んでいる。
木下君や倉林君のものもある。
いつもの様に人口壁を登っている人々やザイルの姿はなく、 床には大勢の人が既に座って待っていた。
実は今日、ここにあの「平山ユージ」が来るのだ!!
えっと、彼がどんな人かと大雑把に説明すると、 クライミングをする人で、彼を知らない人はまずいまい。 昨年度のワールドカップチャンピオンで、他の大会でも色々勝ってます。
彼がクライミング界においてどんな人かというと、 女子柔道で言うところの 田村亮子。 女子マラソンでいうところの 高橋尚子。 ゴルフで言うところの タイガー・ウッズ。
と、これぐらい言えばわかってもらえるだろうか?
とにかくすごい人なんです。 山関係の雑誌にもよく登場し、 「ROCK&SNOW」という雑誌の表紙も何度も飾っています。
最近はテレビにも出演しており、見る機会もあるかもしれない。
19時30分、平山氏登場。
筋肉隆々のイメージがあったが、実物は思った程でかくなかった。 多分想像が先行してしまっていたのだろう。
もちろん、よく見るとやっぱり筋肉モリモリでした。
「とりあえず2本ほど登ってもらって、それからスライドショーの方に・・・」
ををっ! いきなり登ってくれるのか!? これは楽しみだ。
今回彼が登ることになったのは、このパンプ大阪で1,2を争う難ルート。
これが凄いんだぁ。 ホールド(手でつかむところね)の方が手に吸い寄せられているのでは? ってくらいサクサク登るのよ。 俺らじゃとてもとても登れないようなところを。
ほえぇ・・・とあっけにとられて見つめる。 あちこちでやはり感嘆の声があがる。
あっと言う間に完登。 オンサイト(初見)と言って初めてのルートを見ただけで登りきるってやつだ。
瞬間的に会場全体から拍手が巻き起こる。
ああ・・・やっぱり凄いわ。 なんていうか、 私らなんかとは、格が違うっていうか、そんなレベルですらないな。
30分ほどの間休憩を兼ねての講演。 なんか喋った感じが思ったよりさわやかさん(?)って感じなんですよ。 もっと、体育会系ののりのごつごつした人だと勝手に思ってたんですが。
昨年行った山野井泰史氏の講演会でもそうだったが、 山登る人は基本的にいい人が多いのか? 凄くナイスガイって感じでしたね、お二人とも。
そんなこんなで休憩を終えて再び登る平山氏。 今度はさっきより更に難しいルート。
これがまた・・・・凄かった。(それしか云えんのか!)
上のほうに行けば行くほど傾斜が増してくる壁なのですが、 終了点近くはほとんど天井と見分けがつかない(言い過だな。)ぐらいです。 そこをすいすいすぅ〜っと登っていく姿は・・・・ まるで・・・ まるで・・・何? スパイダーマン?いや、もっといい例えはないだろうか? ま、いいや。
とにかくもう、これテレビかなんかで見たら、 カメラ横向けてるだけで実は平らなんじゃないの? とか思うぐらい見事に登るんですわ。
んで、その一番傾斜のきつい部分を突破している姿なんて、 思わず、
「どっちが上よ?」
なんて思ってしまう程でした。
ダメだ、ちょっとこの感動は文字では伝えきれない。
とにかく、見てて自分も登りたくなったなぁってこと。 せっかく先週買ったクライミングシューズもまだ全然使ってないし、 就活の合間にでもどっかのぼりに行きたいなぁ、行きたいなぁ、行きたい〜!!
くぅ。。。
見てろよ! 就職活動さっさと終わらせて、 今年はあんまし出席しなくていい講義ばっかし登録して、 そして バイトと山とクライミングだけの生活をしてやるんだ!! 今日、そう心に決めたんだ!
がんばるんだぞぉ!!!
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