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■ 私の親友との一大事
タイトル的には私(kiyo)の親友についての話かと思いますが、そういうことはありません。
朝から突貫工事で作業をしつづけて(論文って書き始めると止めちゃいけない気がしませんか?っていうかまだ書いているのか?って話ですよね)気がつくと夕方四時。といってもまだまだ日が沈むまでには時間があるので(日没は9時ちょっと前くらいか)今日もベストスコアを目指してがんばろう、と意気込んで在庫のゴルフボールの数などをチェックするために車のトランクを覗いていると、足下からカラカラと乾いた音が・・・。
5歳にもならないくらいの小さな女の子がおもちゃのベビーカーをひいているじゃありませんか。かわいいもんだね。乗っているのは人形かな?と思ってよくみてみるとミーミーないている。おわ、猫だ。子猫でした。
超かわいいシーンじゃありませんか。
ところがよくみてみると、女の子は猫がちゃんと赤ちゃんのように前向きで座らないのが気にくわないらしく、なんども猫の姿勢を直している。それを猫はいやがってミーミー泣き続ける。
女の子はしょうがない、じゃ、ヒモで縛り付けるか、とヒモをぐるぐる猫とベビーカーにしばりつけはじめる。さすがに我慢の限界がきたのか猫はするすると地面におりて自分の家に帰ってしまいました。
するとなんということでしょう。女の子は猫をおいかけるでもなし、その場でしくしく泣き始めてしまいました!
女の子としては、私の大好きな親友とお散歩に出かけることを夢見ていたのに、みごとに裏切られてしまった悲しさが耐えきれなかったのでしょうか?かわいそうに・・・。あの子にとってはもう、今年一番の大事件だったりして。
まるで絵本や映画のようなシチュエーションです。こんな小さなアパートの前にもこんな「大事件」があるのですから、飛行機から見下ろす都市の中には幾千もの物語が泡のように生まれては終わっていく過程が果てしなく続いていることがうかがい知れます。
2008年08月08日(金)
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