NY州在住 <旧『東京在住』・旧旧『NY在住』>
kiyo



 雪山で会いましょう

 今日(2/12)は寒いなー、とやまない咳(そうです、風邪を引いてしまいました)を押さえ込みながら外に出てバス停に向かう。おかしいぞ。バスを待っていると足の裏が凍る。この寒さは・・・と思っているとマイナス16.7度でした。そりゃ寒いわけだ。もう、授業とか図書館とかミーティングが終わったらすぐ帰ろう。それが良い。

 こんなに寒くてもイサカはあんまり雪は降りません。代わりに車で25分前後いったところの隣町にはちゃんとスキー場があるんですね。夏の間にしっかりシーズンチケットを買ってしまった私は(その方が安い)できる限りスキー場に行くことにしています。私のマイミクの一人がどうやらスノボーに命をかけている人がおりまして、骨折をしてもゲレンデに足を運び続けていますが、あれはあれで中々求道的でよろしいかと思う。私もそれに習って通い詰めております。


 私は、こうみえてスキーが大好きです。恐らくうまいんじゃないかとも思いますよ。というわけで、いつでも行きたくてしょうがない。というか、金・土・日のいずれか半日は必ず行っている

 ここからが本題。この付近にスキー場はこの一カ所しかないし、結構寂れたところなので高速フード付きクワッドリフトなんてものはまったくない。すべて二人乗りの鈍行。食堂も、さびれてる。それでも、この近くの住民にとって数少ないエンターテインメントがスキー場なものだから、和気藹々としていてとても良い雰囲気を醸し出している。

 例えば、これ。どうやら、付近の消防署員たちの綱引き大会がゲレンデであるらしい。到着したとき装備をつけた消防署の人たちが騒いでるからびっくりしましたよ。なるほど、消防服は防寒着にもなるのか・・・。綱引き大会の後は、ほかのスキー客たちとバーベキューを楽しんでいた。良いですな〜。っていうかおいしかったよ。非常に。スペアリブとか忘れられない。


 その次これ。最近はボーダー用のチューブとか設置しているゲレンデも多く見られますが、これもおもしろいね。でっかいタイヤのチューブにのって、丘の上から滑り落ちるるのです。


 一度やってみたけど非常に楽しかった。タイヤチューブをそりにつかっているわけですね。丘の下には干し草が巻かれていてそれがブレーキになって止まる仕組みらしい。山の上にはフックの着いたリフト(?)でひっぱってもらう。あがるのも楽しいし、降りるのもまた楽しい。私がスキーができる理由は私の両親がこうしたままごとじみた雪遊びにつきあう気が全くなくてスキーを与えられたからだけど、これなら一日中楽しめるかもしれない。

 というわけで、田舎の小さな小さなスキー場は設備投資ができない分だけ色々な遊びを考えついて付近の住人を楽しませておりました。リフトにのっていても、隣に座った少年・少女に「どっからきたの?教えてよ」とか「ヘイ!競争しようじゃないか!」などと話しかけられるのもまた一興。待っていますよ、冬山で。一緒にすべりませんか?
 いずれにしても寒い冬、お体に気をつけてお過ごしください。ゴホゴホ。

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2008年02月12日(火)
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