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■ 孤独のグルメ
同じタイトルの漫画が昔あったなーって思います。昼食も夕食もほぼ一人で食事を取っている私にとって、結構食事は孤独に完結しているが、一人で食べてるからこそ色々細分にまで気づいてしまいますよね。このカレーの具の煮込み具合とか、店の質とか。(といっても夕食に至っては毎回自分の勉強机の上でパソコンのモニターをみながら食べているが・・・)
一人で食べていることがわびしいなーと思う人は、このような状況が結婚へのインセンティブになったりするのでしょうか?一方利点もいっぱいある。自分で100%コントロールしているおかげで、あまり日本で食べているものが恋しいと思ったことはない。食べたければ自分で作ってみればいいのだから。
それでも困ることはある。
例えば、「にんきや」のあんみつが食べたい!とかそういう、具体的な店だとやはり、無理がありますよね。(といっても私の母くらいしかどの店だから分からないと思うが)でも、それは日本にいても同じ事だし、あんみつだって自作できるんですよ。
食材もたいして困らない。個人的には、それほど、日本でしか買えないものを必要としたことがないのですが、ボトルネックになることもあるかもしれません。調味料系はふつうのスーパーでもあるからね・・・。手に入れないものの中には、何があるだろう。ひじき、とか見たこと無いな・・・。あわび?さざえ?アジ。海産物系は確かに珍しいかもしれない。野菜だと、大根も珍しいと思う。
ま、話は元に戻りますが、誕生日が近づいて、多少なりとも世間の移ろいを考えてみると、いろいろなものが集団から個人へ移っているご時世なように思います。大勢でしかできなかったものが、個人で楽しめるようになった。音楽を聴いたり、映画を観たり、スポーツを観たり。全部自分一人だけで楽しめるようになったわけですよ。
その反動からか、一方でマイミク集めに必死になっている人がいるのは群れることへの回帰でしょうか。また、そうした人が痛くみえるのもやっぱり現代の世相かもしれません。(「親友」なんて言葉が寒々しく聞こえるのはそのため?)やはり、コントロールする範囲が多ければ多いほど安心できるし、心地いいのでしょうね。そう考えると、現在の状況はかなり成功している。今更、大人から、友達とか、家族とか、仲間とか、いわれても、君たちがそんなことを煩わしく思い、解放される社会を作ったのでは?と思う。晩婚化もその結果?
【追伸】写真は上から、スーパーで見つけて買ってみた梨。コリアンペアーって書いてあった。笑った。水っぽすぎてあんまりおいしくなかった。二つめは、私のお昼ご飯。
2007年11月19日(月)
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