|
|
■■■
■■
■ 半旗
6月6日レーガン元大統領(Ronald W. Reagan)が死去しました。私の世代だと、彼ぐらいから印象があるんじゃないかと思います。国際政治を勉強し始めてその前の、カーターだとかフォード、ニクソン、ジョンソン、ケネディなんていう人を勉強したような気がしますが。私のイメージとしては強いアメリカを目指し(軍艦100隻体制など)、レーガノミクスや戦略的保護貿易政策などで有名かと思います。でもそれは教科書だけの知識。映画『Back to the future』でエメットブラウン博士が彼のことを大根役者と呼んでいたのが印象的でしょうか。いずれにしても、彼が死んだこの週の発売された雑誌・新聞の表紙にはとってもかっこいい写真がトップで飾られていました。ぜひ紹介したいくらいです。アメリカ人や私の父の世代があこがれた姿なのかもしれないですね。なんにしても華がありますよね。古きよき時代なのかもしれません。 というわけで、国中の国旗が半旗になっております。国葬が今週だとか。今日のトップニュースは"Reagan on final journey to Washington"。 より威厳と温かみのある良いセレモニーが行われています。ただ辛いのは、この人、アルツハイマー症が進行してから、相当長いこと生きている事ですよね。公表してから確か丁度10年。そりゃ大統領となれば、資金もふんだんだろうけれど、一般人のボケ老人が発症してから10年も長生きされたんじゃ、ケアする家族の苦労もしのばれるものです。 一連のニュースや式典の様子を見ていると、市民みんなに愛されていたことが感じられます。少なくとも、元元首の死を親しみを持って弔うことができるのは民主主義の良心であり良い側面一つですよね。天皇が死んでも別に何の感慨もない私ですが、どうでしょう?(テレビだけは朝から晩まで、皇室への忠勇ぶりを競って出演者が声を張り上げるような不幸で無様なことを繰り広げるのでしょう。そして国民は冷めたものでビデオ屋さんに駆け込む。)
ニュージャージーにあるアウトレットショップ「WoodberryCommon」にある国旗台も半旗になっている。
2004年06月10日(木)
|
|
|