|
|
■■■
■■
■ 過去と信じる気持ちと痛み
人を信じることはきっと、素敵なことだと思う。 けれど、過去が現在に繋がる時間軸の上にある以上、 私は、彼と私の「これまで」を、美化することも、修正することもできない。 彼に恐怖を感じたことがある。 指先にまで染み込むほどの寂しさを味わったことがある、 自分が体しか求められていないのだと感じたことがある、 冷たくされて、意地悪されて、泣いたことがある、 彼を一度は、断ち切って、他の人との恋愛を考えたことがある、 辛い過去を、未来の糧にしようと、許そうと思ったことがある、 自分かわいさに、現実を捻じ曲げてしまいたかった、 でも、自分に嘘を付けなかった。 だから、私はいつも傷ついた。合理化なんて出来なかった。 白昼夢を見て、幸せを感じることなんて、出来るはずも無かった。 彼を信じるのは、恐い。 彼を信じたい、彼を好きだと思う、彼と別れるべきだと思う。 でも、本当は傷つくのが一番恐い。 信じることにも、愛することにも、別れることにも、痛みを伴う。 彼を受容する勇気、未来を生きる強さ、決断の辛さ。 痛いことをしなければ、人は生きてはいけないのだろうか。 同じ人に、冷たくされて、嘘つかれて、捨てられるのが恐い。 捨てられる前に、捨てるべき? それとも、過去を全て許し、全てを洗い流し、消化して、 未来を生きる前向きさと、罪悪感と、無償の愛を、、、、、、 私は、そこまで乗り越えられない。。。。 どんどん自分の殻に篭ってしまう。 大切にされているのに、凄く不安。 好きだと囁かれても、信じていいのか戸惑う。 人を信じることは、痛いものだと思う。。。
2001年06月30日(土)
|
|
|