恋のさじかげん
れのん



 不倫に向かない女

私はつくづく、不倫には向かない女だと思う。
向き不向きがあるのかといわれれば、きっと有るのだろうと思う。
しかし、あうあわないに関わらず、人は、恋をしてしまうものだし、
その相手に妻子がいる確率だって、決して低くはないのだと思う。
不倫の恋は不幸なのか、それについては、「そのとおり!」とは言えない。
なぜなら、不倫の関係において、自分が何を求めるか、による。
例えば、恋はしたいけれど、結婚はしたくない。
そういう女性だって、この世の中には多く存在する。
女性にとってみれば、結婚を求めない男の人は、一緒にいて楽だという事。
そして、一緒につき合っていって、恋愛の醍醐味はちゃんと味わえるのなら、
幸せだし、それも一つの関係性として成り立つように思う。
(男の人の不倫の意図は無視してるけど、、。)
自分がどういう女なのか、その見極めができたら(まず難しいけど)、
どういう恋愛観、結婚観を持っているのかが分かるでしょ?
そうなれば、不倫に、向いているのか向いていないのかが分かるような気がする。
まぁ、分かったとしても、意味ないかもしれない。
もしかしたら、よけいに辛くなるかもしれない。
自分の求める理想と、現実の差に。
始まってしまった恋愛や、走り出してしまった気持ちを止める要素として、
自分の趣向なんて、弱いものでしかない。
恋に落ちたら、人は「さじかげん」なんて忘れてしまう。
人は本能でしか動かない・選択しない。
結局、行動を決めるのは、理性ではなく、本能!
どんなに理性的じゃないといわれても、
どんなに取り繕った理性的な自分を演じても、
人は自分の本能を無視して、人生を選べないように出来ているのだ。。。
本能的に生きて何がいけないのかしら?恋愛ぐらい素直に行こうよ。
自分の思うように出来る事なんて、そんなにたくさんないから。。。。

もちろん、愛人には、それなりの代償と、心労は有りますけどね。。。



2001年06月29日(金)
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