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■ 待つ
待つのは大嫌い。 電話を待つ、メールを待つ、彼が来るのを待つ、彼が夢から覚めるのを待つ、 問いかけの返事を待つ、終わりを待つ。。。。 私はいつも終わりを見ているのに、終わりを見ようとしているのに、 この関係においても、いつの間にか、待ってしまう。 電話がなくて、メールが来なくて、彼の姿が見えなかったら、 その場で崩れてしまいそうになる。 涙は決して見せないように、一生懸命我慢して。。。 そういう待ち合わせをいつもしていた。 その後行く場所は、ラブホテルだというのに、 彼が来ないことの方が耐えきれなかった。いたたまれなかった。 いつも待たされて、ひどい顔して堪えて、ひどく惨めに感じて、 棄てられたような気持ちで、無意味な自分の存在すら呪った。 待ちたくない。 待つのは、「自分の思いが彼のそれに勝っていることを証明するようなもの」 と自分を戒める。 好きの量で恋愛の勝ち負けなんてないし、 その量を量る升も、勝ち負けの判定をしてくれる人もいないのに。。。 いつも追われていたいのかしら? いつも好きでいてくれる人じゃないと、嫌だっていうプライド? 、、、本当は、一緒に居てくれる人を私は求めている。 べったり一緒に居るっていう意味じゃなくて、 離れていても、彼の存在を考えるだけで幸せになれるような、 そんな安心感が欲しい。 やっぱり、私は結婚したら精神的に落ち着くタイプなのかもしれない。 家で彼の帰りを「待つ」ことは、楽しみだと思えそうだから。。。
2001年06月27日(水)
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