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■ 部屋の大掃除→恋の後味
一人きりの休日ほど、気ままで、何でもできて、 けれど、それでいて、何もできなくて、孤独なものもない。 待たされたり、体だけを求められたり、、、、そんなデートでも、 むだ毛の処理や、体のラインに気を配ったり、下着を買いに行ったり、、 私は充実していたと言えるのかもしれない。 たとえそれが、「抱かれるための体」になるための準備であっても。 今日は部屋の掃除をした。 ありがちなことに、「過去の遺留品」を見つけ、浸るばかりで、 「片付けているのか、散らかしているのか分からない」状態。。。 昔の彼と泊まったホテルの領収書とか、 その前の彼にもらった手紙だとか、 なんで、こんなもん、分かれたときに捨てなかったんだろう、、、 と思わず地団駄踏みたくなるような、リアルな過去の恋愛が、 口をあけて、私を丸ごと、飲み込もうとしてるみたい。 泣きはしなかった。けれど、見ていられなかった。 領収書はくしゃくしゃに握りしめた。 過去になんて負けないし、後悔なんてしてないと言い聞かせるように。 ううん、自分に証明するように。 恋の後味が苦いのは、甘い恋愛時代を過ごしたせいでしょうか? 甘さも、苦さも、辛さも、、、、味わうから人は成長できる? それらを味わうたびに、臆病になっていくように感じるのだけれど。
2001年05月01日(火)
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