あたしが100で書くものを たとえば80で書いても 95で書いても
彼女は見抜く気がする
とても怖い カッコ 怖いのは彼女ではない カッコトジ
なんで、忘れないんだろう
書くなんて 忘れていいと思った あたしは のどがくわっ てなって 彼女の詩を読むと とても、ふつふつしてくる
55でもいいよ 98でも きっと それは嘘じゃなくて おちゃらけじゃなくて ことば遊びじゃなくて
あたしは怖い
なんて、ことばなんだろう 初恋に似ている って思った そう!思った!!
なんて、彼女は声を出しているんだろう
声が響く 時々低く、時々トンネルみたい
なんて怖い
あたしは、そんな、声を出してみたい
カエル ぐおーう ぐわぉーう (田舎の殿様ガエル)
ネコ みぎゃぁ オアーン (ほんとはこんなだ)
鯉はくぷくぷ 干潟のヌメヌメ生物きゅぽきゅぽ
あたしはあんなふうに のどがくわっってなる ドキドキふつふつする 詩が好きだ
やめられないよこれじゃ やめられっこないよね。
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