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2004年12月20日(月)
赤い靴ひも、21g

ベニチオ・デル・トロ という人の事を想った。
どうして、今まで知らずにいたんだろう。
こんなに男前で
こんなに色気があって
触れずにいられない空気を持っていて
こんなに厚みのある人を
どうして知らなかったんだろう。

彼はわたしが勝手に定めた「好きな俳優リスト」の上位入賞者決定です。
(そこにはデ・ニーロやショーン・ペンやモーガン・フリーマンや
ケビン・ベーコンがいます)

この度、「21g」という映画で初めて彼を見ました。(多分)
顔はものすごく、ブラッドピットに似ています。いや、ブラピが似てるのか。
ブラピを渋くして、ラテン系にした感じと言いましょうか。
でもでも、厚みや深さが全然違う。それは歳の重みもあるかもしれないけれど。

惚れましたね。
いい配役でした。
ショーンペンと彼は、昔の「白い巨塔」の田宮二郎さんや山本学さんのように
一縷の狂いも無いぴったりな配役だと想いました。
(ナオミワッツも良かったけれど意外と代わりは思いつく)

この映画は、なんともまどろっこしい見せ方をしてるというか
状況を理解するまでに最初の20分くらいを費やしてしまいました。
(単にわたしに理解力がないのか・・・)
なんか、メメントを思い出した。質は全く違うのだけど。
もしかすると、ほかに2パターン(だったかな?)あったほうのあっちの方が
よりよかったんではないかしら。。。

これまた勝手に定めている映画評なんですが
★は8/10 です。
ショーンペンとベニチオびいき目かもしれませんが。


話は戻るけれど、昔の「白い巨塔」ってご覧になったことありますか?
わたしはそれ意外の巨塔には全く興味もなく、見た事もないのですが
あの配役の狂いのなさにはびっくりしますよ。
誰一人とて、おかしい人はいません。
珠緒さんも島田陽子さんも加藤嘉さんも太地喜和子さんも
とにかく全部が全部ぴったり。
そして話もリアル。(手術シーンは見てられません。今放映しようと
思ったらNGだろう)
まぁ、1時間番組が30何話ありますからね。そりゃあ話もリアルで
緻密で深くて面白くなるでしょう。ってもんです。
それにしても、あの作品は本当に素晴らしいな。
そのひとたちが、もうその人たち以外の何者でもない。

どうして猟銃自殺なんかしてしまったんだろう。
なんて惜しい人を日本はなくしてしまったんだろう
そう思うけれど
それは本人にしか計り知れないことだ。




***
ライブ3ヶ条
1.つなぎで長丁場のライブに行くとトイレが大変。
2.ワンピースで長丁場のライブに行くと
 待ってる間の座り方が大変。(下着が見えないように)

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