天空の城・・・

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2002年10月29日(火)
カバンの中で親類が危篤になるとき・・・

携帯電話という便利な道具は、
あっという間に広まり、
今では持っていないヒトの方が珍しい時代となりました。

電波の圏外をノゾけば、
ドコにいても電話をかけ、もしくは電話を取れるのは、
非常に便利なコトでございます。

しかしながら・・・

出るのがメンドとか、うぜぇとか、←言葉汚くてごめんなさい
そんな時には邪魔者でしかないのでしょうか?



さてさて。

滅多にかかって来ない相手からの電話というのは、
結構嬉しいモノであります。
石けんの場合、自分から電話してしまうコトが多いせいか、
特に嬉しかったりするのでしょうか。

着信先を確認して思わず、


 あれま、珍しいじゃん。


などと、
周囲を気にせず声を上げてしまうコトもあるくらいです。


けれども・・・
午前中にかかってきた電話には、肝を冷やした。



 ん?オフクロ?



珍しいコトもあるモノだ。

仕事人である石けん母が、
この時間帯に電話をかけてくるなんて、
普段はありえない。


だが石けんは打ち合わせ真っ最中。
電話に出るコトができず、
表示だけ確認して携帯をポケットへ戻す・・・←もちろんマナーもぉど






親類からの電話というのは、
嬉しい反面、少々怖いコトもございます。
身内の不幸だとかそんな連絡も、
可能性としてはある話ですから・・・。

その電話の相手が、
滅多に電話などかけてこない相手だとすれば、
余計にそう思ったりいたします・・・。







 ・・・って、え?!まさか?!(滝汗)







そうだよ。
オフクロがこの時間帯に電話してくるなんて、
それしかあり得ないじゃんか。



マズイ・・・
電話に出るべきだったか・・・
またかかって来るのか?
打ち合わせ抜けて電話してみようか・・・


そんな風に思って椅子から立ちかけると、



 ( ̄□ ̄;)!!



ふたたび携帯が震える。
この震え方から、今度はメールの気配が濃厚だ。


マズイ・・・
マジでマズそうではないか・・・
まずはメールをチェックするべきか・・・



しかし今は打ち合わせ中だ。

たとえ音を消しているとはいえ、
携帯をカタカタ押せる状況ではない・・・



すると・・・



 ( ̄□ ̄;)!!( ̄□ ̄;)!!



怖ろしいコトに、
今度は仕事場の電話が鳴るではないか。

マズイ・・・
絶対にマズイ・・・
もしオフクロからの電話だったら・・・




そう思いつつも、
イキナリ電話に出てしまった上司に向かって、
代わって下さいとも言えるわけない。

そっと椅子に腰を下ろし、
やむなく成り行きを見守るコトとする。


 長い・・・


廊下に出た上司は、
全く戻ってくる気配がない。

まさか・・・
どうしよう・・・









打ち合わせが終わった瞬間、
廊下に出る時間ももどかしく携帯を開く。


 メール、不在着信・・・伝言もあり?(涙)


慌てて操作をして、伝言メモを聞く。






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続けて確認したメールには、


 ごめん。母


と、間違い電話であった旨が添えられていた。

きっとカバンに入れた携帯から、
間違って発信でもしてしまったのだろう。


 ・・・つーかメールは電報じゃないんだからさぁ(汗)
たまに押して下さると元気出します。↑


石けんの泡踊り