unsteady diary
riko



 なぜかフィギュア日記に…

フィギュア世界選手権、トリノに負けず感動の連続。
地上波民放で見られる日が来るなんて。
これも真央ちゃんと荒川選手のおかげでしょうか。

それでもアイスダンスはまったく放送されなかったけれども。
エキシビションで無事2位となったデュブレイユ・ローゾン組の元気な姿とこぼれるような笑顔が見られた見られただけで幸せ。
期待されていたトリノで、リフトから転落して途中棄権となってしまい、非常に心配していたので。
今シーズン限りで引退する彼ら、最後に素晴らしい演技を見せてくれて、本当にありがとう。
でもエキシビションでは、願わくば彼らの素晴らしい氷上タップが見られる“雨に唄えば”をやってほしかったけど。

そしてそして。
プロからアマチュアへ帰ってきたドロビアズコ・ヴァナガス組!
“オペラ座の怪人”も素晴らしいプログラムだったのだけれど、エキシビションの“パイレーツ・オブ・カリビアン”に魅せられました。
氷上は大海原と化し、そこには海賊船が浮かび、妖しげな笑みのジャック・スパロウ(女性が扮する)と、正統派好青年のウィル・ターナーが激しく剣を交える。息を呑む緊張感。
後半では女性が早変わりしてエリザベスとなって現れ、ウィルとエリザベスという恋人同士が切なく踊る、その情熱的な表現力。
4分という時間の制限を忘れるほど、濃密な演技。
結果として4位に終わった彼らですが、会場の地響きのようなスタンディングオベーションこそが、彼らのメダルだと思います。

嗚呼。
言葉で何を語っても、演技には敵わない。
機会があればぜひ、ドロビアズコ・ヴァナガス組にご注目ください。
ちなみに、かなりの美男美女です。(笑)


そして男子シングルで2位となったジュベール(仏)。
こちらも個人的には美青年だと思うのですが。
同意してくれる人が少ないのは何故…。
ソルトレークでアイスダンス金メダルとなったアニシナ・ペーゼラ組といい、フランスのフィギュア選手はどうしてあんなに素敵なのか。
不思議だわ。


ジュベールだけ書いて、金メダリストを書かないのも不公平かしらん。
ということで、ステファン・ランビエールは今回も素敵でした。
最初に今回は彼の曲ではなかった“You Are Beautiful”(今シーズンはこの曲でエキシビションを滑っていた)がかかってしまって、本人も苦笑いでしたが、動じることなくファンの拍手に答えるあたり、王者の余裕でしたね。
曲に合わせて、黒いカットソーとデニムスタイル。ちょっとパンクでニヒルな一面が見られて嬉しかった。
演技に磨きがかかるとともに自信が表情にあらわれて、見るたびに素敵になってゆくので、ちょっと困ります。(笑)


おかげさまで、深夜残業の疲れも吹っ飛びました。
やっぱり好きなものの力って偉大だ…。

2006年03月28日(火)
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