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■ 新しい風
昨年の夏以来、久々にネイルカラーを塗った。 夕焼けみたいなオレンジピンク(パール入り)。 左の薬指に一粒、オレンジブラウンのラインストーンも置いてみた。
私は、昔からストレスが溜まると指先の皮膚や爪を剥がしてしまう癖があるので、指先の状態は精神状態を示すバロメーターのようなもの。 今はいい状態とは言えないけれども、体調の悪さとか忙しさとか日々の不満とかを色々振り切りたくて、荒れた指先に塗ってみた。
ぼろぼろの指先にはあまり映えないけれども、これ以上は悪くしないよう努力すればいい。
メイクアップは見られることを意識してするけれども、ネイルは自分でも見て愉しむことの出来る。 欧米では高齢の女性もネイルサロンへ気軽に寄るとか。 しわしわの手に真っ赤なネイルカラー。 なんて粋なお洒落だろう。
FMから流れてくるのは「グランブルー」のテーマ。 この曲、すごく好きだった。 イルカの声がなんとも言えない響きで。 タオルミーナの紺碧の海、いつか実際に見てみたい。 映画自体は暗いけど、救いがないわけじゃないから嫌いじゃない。 喪って、すがって、枯れるほど泣いて、それでも残された者は、その死を負ってなお、前へ踏み出すしかない。 喪うのが怖いけれども、それでも信じているから、愛しているから手を離す、その覚悟とか。
来週は、ようやく決まった派遣さんが来ることになっている。
次から次へと断られたり、辞めていった派遣さんたち。 自分たちが余程厳しいことを要求しているのだろうか、とか。 支社内の人間関係が悪いのだろうかとか、いろんなことを皆で考えて。 考えすぎて訳が分からなくなって。 結局、何をどうしたって、なるようにしかならないわけで。 偽り無しに忙しくて追い詰められている自分たちの今を、そのまま見せて。 それで去っていく人なら、また考えることにする。 無理して、その人の分も余計に背負っても、息切れしちゃうもの。 期待しちゃいけないってわかってる。 それでも、何ヵ月後か分からないけれども、少しでも楽になれるといいな。
2005年05月05日(木)
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