unsteady diary
riko



 期待

社会人として「それなりの姿勢」を求めるのはいけないことなのか。
思わず出てしまいそうになるため息を飲みこむ。


明日は新しい派遣さんがお休みする日。
「正直、休みだと思うとほっとしてしまう」と事務リーダーが呟いた。
いつも冷静で、他人のミスにもめったに怒ったりしない人が。
終始見張っていないと何をしでかすか分からないという緊張感。
「いない方が気が楽だ」というのは、理解できる気がした。
尤も、その状態を超えなければ、いつまでも先には進めないのだけれども。


多くを望みすぎないこと。
少しずつ、相手のキャパなりに対応していくこと。
一向に進まなくても、何度同じミスされても、態度にやる気が感じられなくても、とにかく苛々せずに、根気よく見守ること。
嗚呼。
言葉にすればそれだけなのだが、なんと難しいこと。


他人は自分を映す鏡だと思う。
「理不尽に同じレベルを押し付けないで」と悲鳴を上げた3年前の自分を、思い出さなければ。


2005年02月23日(水)
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