unsteady diary
riko



 フレンチネイル日和


進まないわー。
4万字(100枚)が最低ラインって、いったいどれだけ書くと埋まるんだろう。ぶひ。
私たちはゼミ2期生なのだけど、1期生の先輩たちがのっけから張り切って、基準の2倍ほど書いたらしく、先生は「4万字なんて余裕でしょ」とのたまう。
ほかのゼミと見比べてみてくださいよー、先生。(涙)

卒論って、他大学では50枚だとか80枚だとか余裕で聞くのだけど、世間の平均を知りたくなった。
知ってもどうにもならないが。
「いいものを」よりも「卒業しようね」が合言葉。


ゼミの帰り道、上野駅の本屋に立ち寄ったついでに、向かいの構内のソニプラもどきで衝動買いしてしまった。
いや、だって。
SUSIE NYの、ゴールド、ゴールドラメ、赤のミニサイズのネイル3本セット。
どれも普段縁のない色だったんだもん。
別に「限定」に惹かれたわけじゃないのよ、と言い訳。
そういえば、かれこれ半年振りにネイルカラーを買ったような気がする。
(半年前のは380円のミュークだった…)


帰宅して、パソコンに向かうのに飽き飽きしたころ。
左手にだけ、塗ってみた。
黄味肌なので、われながらゴールドのなじむこと。
シルバー系が流行ったころは、つられて買ったこともあったけど、人間、無理はいかんな。
それだけではちょっと味気なかったので、真っ赤なやつを斜めに。
さらに、ゴールドラメは反対側から斜めに、変形フレンチ。
おおっ。
なんだか左手だけパーティー用になったみたい。
でも普段着には合わないなあ、これ。
そもそも悲しいかな、私のキャラに合わないので、ふだんにはゴールドとゴールドラメだけ使おうっと。



その後、猫を触ろうとしたら、爪の色にびっくりされた。
なにか別の生き物に見えたのか、じゃれついてくる。
いつもならすぐにのど鳴らして舐めてくるのに。
むむっ、猫に嫌われるほどヤバイのか?
いいんだ、誰かに会うときは、ちゃんと落とすもん。


ネイルカラーって、香水と同じで、ふと意識したついでに、
なんとなくうれしくなるものなんだよね。
ふわって香るとき、さりげなく指が色づいてるのが目に入ったとき。
そういうのは、たぶん自分のためにするものなんだと思う。
そのぶん、剥げてると気分がめげるけど。
(まめに塗りなおさないし、落とすのが面倒でついついネイル自体を敬遠してしまう私)


「女は化粧をしてて当たり前」という男性も女性も多いけれど、
私はそうは思わない。
ノーメイクでも、しゃんとしていて素顔のステキな人はたくさんいるし。
私の友達(≠大学関係)には、おしゃれにまったく関心のなくて、すべてのお金を本や趣味につぎ込んでいるような人も多い。
そういう潔さもまたすごくかっこいいし、正直憧れる。
(自分は何をしてるんだ、って思ってしまうときもある)
もちろんスッピンも、TPOはわきまえなくちゃいけないけれどね。
ある程度の年齢を過ぎた女性にとって、「お化粧は身だしなみ」という言葉でくくられがちだけど、“義務”じゃなくて、“自分にとって心地よいかどうか”、それがいちばん大切なんだと思う。

2001年12月07日(金)
初日 最新 目次 MAIL HOME


My追加