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■ TDL
久しぶりにTDLに行った。 早めに入ったのだけど、プーさんに乗るためのファストパスを取るための行列がかなりできていた。 とりあえず1回は乗らないと、と並んでみたけれど、 乗った後の感想は、15分だって並びたくはないかな。 いつか飽きられて、すいていれば乗るかも。 確かにとてもかわいいけれど、 そのかわいさのために、大人が目を血走らせて何時間も並ぶという現象には 怖いものがあった。 自分もそのひとりだったわけだけどね。
とりあえずマウンテンものはすべて乗って、 キャラメルポップコーンなど、いろいろ食べ歩いた。 そういえば、メイプルとエスプレッソのミックスソフトクリームは、 混ざるとえもいわれぬ味がしたな。 単独ではけっこうおいしかったのだけど、 両方とも食べたいと欲張ったために、境目の部分を食べるのがつらかった。
ハロウィンのパレードは、見なかった。 基本的に乗り物が好きなやつと、 基本的に食べるためにきたやつと、 そもそもあまり主張のない私とが一緒だったため、 「別に見なくてもいいかっ」という結論に。 ほんといいかげんなディズニーランドファンです。
ああ、あとカヌーをこいだわ。 すんごく明るくってちょっとすべり気味のにーちゃんと、(たぶん年下?) 黙々とうしろでカヌーをこいでるにーちゃんと、(これも絶対年下、かわいかった) 胸毛を出しまくってるちょっと年のいったにーちゃんと、(さすがに年上だろー) 個性のあるひとばかり。 肝心のカヌーはどうでもよかったけど、 ああいうパフォーマンス(人を笑わせたり盛り上げたり)のできるひとを見ているのは楽しい。 いっしょに乗った年下のギャル(死語)たちのテンションにはついていけなくて、苦笑いしてたけど。 そもそも、年の差以上になにか深い溝がある気がした。 なんていうか、エイリアンに見えたもん。
夜は奮発して、「カリブの海賊」のなかのレストランで食事をした。 はじめて入ったのだけど、雰囲気は好きだな。 洋ナシのシャーベットがおいしかった。 ここでデザートを食べたために帰りの電車賃が少々足りなくなり、(ばか) Rに借金をした。 利子つけるわよ、といわれたけど、利子は踏み倒す予定。
それにしても、平日だっていうのにやけに混みあっていた。 車椅子の人をよく見かけたので、 もしかして、そういう日だったのかな。
ほんというとね。 TDLは、そんなに好きでもなかったりするんだ。 キャラクターグッズとか、ほしいとも思わないし。 物価も高いし。 乗り物も、何度も乗ればそれなりに飽きるし。 だけどたまに来てみれば、それなりにはしゃいでしまう。 不思議。
もしも街中でそんなにたくさんの車椅子のひととすれ違ったら、 わりと気になるだろうけど、 (変な意味じゃなく、なにか手伝えることはないかなとか、つい思ってしまう) ここだと自然に受け止めている。
ふだんの日常のなかなら、「あれ?」って思うような ぶっちゃけていえば、人ごみのなかでも目立つような格好でも、カップルでも、 ここでは風景の中に溶け込んでしまうんだよね。 みんなが遊ぶことに一生懸命で、まわりを気にしないっていうのもあると思う。 そもそも動物たちがあんなにでかくてしゃべるという設定だから、 人間がなにしたって変じゃないとか、そんなこともあると思う。 実際、ふだん「社会」のなかでレールのうえを進むだけの人が、 このなかではまるで子供みたいに振舞えたりもする。 そういう非日常性が、 さほどディズニーのファンではない人たちをも、何度も足を運ばせてしまう、 あの場所の魔力みたいなものなのかなあと思う。
2001年10月25日(木)
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