HOME*お天気猫や > 夢の図書館本館 > 夢の図書館新館
猫を愛する人から、不思議な話を聞いた。 現世を去ったばかりの猫にそっくりな猫が、 入れ替わるようにあらわれ、居ついたという。
それはきっと、と言いたくなる。 きっと、今そこにいるべき猫なのだ。 猫にもソウルメイトがいて、亡き友の願いを かなえてあげるのかもしれない。 どこからきたの、と聞いても、ニャーと応えてくれるだけ だろうけれど、言えない何かがあるのだろう。
こんな寒い夜には、部屋に猫がいてくれて、 ただいてくれるだけで、ほっとする。 たとえ帰るなりトイレを失敗しているのがわかっても、 机の上の物を落としていても、床をかじっていても、 一緒に丸まってあったかく眠るのが幸せである。
もっとも、人間は丸まれないので、猫のほうが ベッドのスペースを多く取っている。 しかも2匹であるからなおさら。
このイラストブックに登場する猫は、 白猫。うちのよりも、ずっとスマートだが、 やることはうちの二匹と同じだ。
SOHOっぽい女性が、どうやら主人である。 ご主人と白猫との関係は、 まさに猫が主人。 この猫のほかに猫はいなくて、 うちは二匹という違いはあるけれど。
そうかそうか、とうなずきながら、つい何度も読み返す。 (マーズ)
『大事なことはみーんな猫に教わった』 著者:スージー・ベッカー / 訳:谷川俊太郎 / 出版社:MIRA文庫2004
2002年02月01日(金) ☆『アメリ』のパンフレット。
2001年02月01日(木) 『The Aardman』
>> 前の本 | 蔵書一覧 (TOP Page) | 次の本 <<
管理者:お天気猫や
夢図書[ブックトーク] メルマガ[Tea Rose Cafe] 季節[ハロウィーン] [クリスマス]