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『ウォレスとグルミット』など、 ユーモアたっぷりのクレイアニメで 一躍世界的な名声をものにした 手技大逆転とでも言いたいアードマン社。
名作とうわさになっていた『ウォレスとグルミット』を 初めて観て、制作にこつこつと5年もかかったと知り、 情熱と根気にただただ脱帽してから、 はやいものでもう数年。 そういえば、私の携帯ストラップはショーンで、 車のキーにはチーズを持ったウォレスが笑っている。
本誌は「ウォレスとグルミットのアードマンスタジオ展」と 銘打った、日本での展覧会用公式ガイドブックというだけあって、 制作現場やスタッフの声、 会社のフロア見取り図まで載っている。 ファンならずとも、キャラクターを知っている者には つい読まされる内容だ。
ニック・パーク監督はじめ、 スタッフの誰もが、とても笑顔じょうず。 独特のふんいきが共通している。 ありていにいえば、瞳のかがやきが。
アードマン社はロンドンにあるのではなくて、 ロンドンから車で西へ約2時間の ブリストルにあるのだった。 そこに移ったのは1976年で、設立者のひとり、 ピーター・ロードの出身地で、当時BBCの番組を ここで制作していたからだという。 当時はアニメーションも映画も関係のない地方都市だった。 それがいまや、である。 設立者のピーター・ロードとディビッド・スプロクストンが 出会ったのは13歳で、16歳のときに 「アードマン・アニメーションズ」は 設立されたのだ(!)
それにつけても、 『チキン・ラン』 の公開が待たれる。 英語 で観たので、細かいところは実はわかってない。 それでもわかったような気になっているのがアニメの力か。 できれば『チキン・チキン・ラン・ラン』じゃなくて 原題どおりにしてほしい。 だって、チキチキバンバンみたいだし(笑)(マーズ)
『The Aardman』(アードマン・エキシビション・オフィシャル・ブック) 編集・出版社:ソニー・マガジンズ
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管理者:お天気猫や
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