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■その後の「時の旅人クレア」
「Dragonfly in Amber」以降の流れを大胆に要約すると、
ジャコバイトの乱でジェイミーを失ったと思ったクレアは、
元の世界に戻り、娘・Briannnaを生み、20年の時が流れました。
しかし、カロデンの戦いでジェイミーが死んでいなかったことを知った
クレアは、再び、時を遡り、スコットランドに戻ります。
物語は、さらに、独立戦争前のアメリカに移っていきます。
やがて、Briannnaも時を越え、初めて父親に会うことになるのですが…
カロデンの戦いや独立戦争などの戦争、母娘の別れ、
夫や父を捜すための冒険、瞼の父との出会いなど、クレアとジェイミーの
愛と家族の物語だけでなく、ストーリーは娘BriannnaとRogerへと、
広がっていくようです。
「時の旅人クレア(3)」のあとがきによると、続編の翻訳も進んでいる
ようなので、刊行が楽しみです。
それまで、カタツムリのようにゆっくりと、
「Dragonfly in Amber」と格闘を続けます。
※ダイアナ・ガバルドンとアウトランダーについて
Bookworm's Lair(英語サイト)
http://www.bookwormslair.de/gabald_e.htm
Bibliographyや、上記の本のあらすじ、書評が紹介されています。
■おまけ:ジュード・デヴローの「Legend」について
この「タイムスリップ・ロマンス」にはまるきっかけになるのが、
デヴローの「時のかなたの恋人」、という人は多いようです。
私も、最初の一冊は、「時のかなたの恋人」でした。
リンダ・ハワードの「夢のなかの騎士」で、このジャンルを強烈に意識し、
多少、毛色は違うけれど、アン・ライスの「ザ・マミー」以降、
熱心に、「タイムスリップ・ロマンス」を探すようになりました。
そのきっかけのジュード・デヴロー。
「Legend」も「タイムスリップ・ロマンス」です。
Elizabeth Kady Long は、30歳。レストランのシェフ。
オーナーの息子Gregory Normanとの結婚間近。
骨董品店で見つけたアンティークのウェディングドレスを身につけると、
彼女は、1873年のコロラドのレジェンドにタイムスリップしてしまいます。
そこでは、今まさに、Cole Jordan が絞首刑にされるところでした。
という、物語。
「Dragonfly in Amber」と比べれば、半分の416Pですから、
頑張れば読み終われそうな気もしますが。
「炎のゴブレット」の原書を7章で頓挫した私としては、
やはり気のせいだと思うので、是非、翻訳本で読みたいものです。
(シィアル)
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管理者:お天気猫や
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