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有名なベッドタイムの絵本です。
シリーズになっていますが、 この『おやすみなさいフランシス』以降の 『ジャムつきパンとフランシス』 『フランシスのおともだち』 『フランシスとたんじょうび』 『フランシスのいえで』 は、画家と出版社が1作目とちがうのも特徴。
といっても、キャラクターは良く似た感じに 仕上がっているので、それほど違和感はないはず。
『おやすみなさい-』の絵の作者は、 『しろいうさぎとくろいうさぎ』や、『大草原シリーズ』の挿絵を 描いたガース・ウィリアムズ。 (2作目以降の絵は、ラッセル・ホーバンの妻である リリアン・ホーバンが描いています)
エンピツのていねいな絵は、 毛皮を着た主人公たちの質感を、 とってもリアルに描いています。 つい手でなでたくなるくらい、リアルな毛皮。 そして、なんともいえない、人間以上に人間らしい瞳の表情。
私はラッセル・ホーバンの本を探していて取り寄せたので、 手にとるまで、フランシスがアナグマの女の子だとは知らなかった(笑) うさぎの男の子だと思っていたのでした。
日本語では、おやすみなさい絵本というのでしょうか、 眠れない子どもたちに親が読み聞かせる絵本には あまりくわしくないのですが、私もこんな本を読んで もらいたかったな、と思います。
しかしなかなか、7時からベッドに入るのは、
どんないい子でも大変ですね。(マーズ)
※ラッセル・ホーバンはアメリカのペンシルバニア州生まれ。
画壇に属さず、絵を教えながら、作家・挿絵画家として活躍しています。
『おやすみなさいフランシス』 文:ラッセル・ホーバン / 絵:ガース・ウイリアムズ / 訳:まつおかきょうこ / 出版社:福音館書店
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管理者:お天気猫や
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