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■■■ 好感度
■■■ 2004年09月23日(木)
やってくれました。
古田&労組(日本プロ野球選手会)
◆NPBと選手会の7項目合意(骨子)◆
[1]NPBは2005年シーズンにセ、パ12球団に戻すことを視野に(新規参入球団の)参加資格の審査を進める。 [2]審査は審査小委員会が担当、1か月をめどに答申する。 [3]加盟料・参加料を撤廃、預かり保証金制度を導入。 [4]小委員会の審査過程を透明化。 [5]来季参入が可となった場合、NPBはその参入が円滑になされるように協力。 [6]分配ドラフトへの新規参入球団の参加を認め、戦力均衡を図るために協力する。 [7]NPBは、選手会との間で、プロ野球構造改革協議会(仮称)を設ける。
これは、大きいですよ。 良い仕事してくれました。(エライなぁ)
何を隠そう、最近まで「労組なんてさぁ、権利を主張するばかりで・・・」とか思ってましたから、俺。 (ウチの労組見てると、どうしてもねぇ)
そして、「権利を主張するのもいいけど、義務も遂行しようよ」とかも、思ってましたし。 (仕事も出来ない人が、能書きばかりたれても説得力ありません)
例えば。 春闘で、とうていありえない要求を出してそれに経営者側が回答して。 交渉を重ねるにつれ労組側はスト権をチラつかせてみたり。 結局最終回答など、初めから決まっていたりして。 まぁ、団交なんて単なる儀式だったりするんですが。 (OH!出来レース)
そこいくと、今回の球界再編を巡る交渉は立派なもんです。 たかが選手ですが、されど選手。 試合をこなしながら、10年先を視野に入れての真剣勝負に勝ったわけですから。
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雨降って地固まるという諺がありますが、人は痛みを感じないと事の重大さに気が付かない事が多々ありますね。
”痛み”は無いに越した事はありませんが、絶対に必要な”痛み”なら耐えられるものなのかもしれません。
旧態依然とした組織に閉塞感を感じつつも、それを打破する手段を見出せないまま組織の中でもがいている人も多いことでしょう。 (俺も、そんな社会人の一人なのですが)
世情は常に移り変わっていくものです。
人は、いつまでも若いままではいられません。
そして、いつまでも柔軟な思考であり続けるのも不可能な事です。
もし今が「その時」だと感じたならば、迷わずに進んで行きたいものです。
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