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■■■ 涙の理由
■■■ 2003年03月24日(月)
うちの病院は、内科・外科・小児科・婦人科をメインに診療しているんですけ
ど、小児科だけは(医事課の職員が交代で)診察室のすぐそばで、カルテを
見ながらコンピューターで点数計算してるんですよ。
そういう時は「診療中の会話」とか「子供等の奇声を聞きながら」ひたすら、
カタカタ・・・って。
小児科だけで、日に100人位診療することもありますからいろんなガキが来
ます患者さんがいらっしゃいます。
生後、間もない赤ちゃん(カワイイ)。 とっても素直に受け答えが出来る、おりこうさん。 全力で予防接種を拒否する、猛者。 先生の前だとフリーズしてしまう、おこちゃま。 先生の注射の腕をを冷静に評論し始めるガキ小学生。 ・・・ とにかく、じっとしてないガキ。 等々
今日もいろんな患者さんが来ましたが、生後半年くらいの赤ちゃんが「どうも
食物アレルギーらしい」って事で診察を受けてらっしゃいました。
とっても若いお母さんに抱っこされて。
全身の皮膚の状態を見るって事で、ベットの上で服を脱がせ始めたら・・・
「ギャー!!!」って。
まぁ、よくある事ですが。
相当怖かったんでしょうね。
とにかく、よく泣く赤ちゃんでしたよ。
Dr.「どれどれ・・・ ふむふむ・・・」
赤「オギャー! オギャー!」
母「よしよし 大丈夫だよ」
「んー・・・ ふむふむ・・・」「オギャー! オギャー!」
「泣かないで・・・ 怖くないからねぇ〜」「オギャー! オギャー!」
「そんなに、心配する程の事もないですね」「オギャー! オギャー!」
「そうですか、 ありがとうございます。 よかったね、 泣かないでぇ〜」
「オギャー! オギャー!」 「軟膏出しておきますから、朝夕と塗ってあげてください」 「オギャー! オギャー!」
「はい、もう終りだよだよ〜 なっ、泣かないでぇ〜 グスン」
俺「えっ! グスン?」
「じゃ、また薬が無くなった頃もう一度状態を見せてください」
「オギャー! オギャー!」
「はいっ グスン。 わかりましたぁ〜(涙)」
もらい泣きかなぁ。
頑張って良いお母さんになってくださいね。
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