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■■■ プラシーボ
■■■ 2003年03月25日(火)
「プラシーボ」(または、プラセボ)
普段あまり耳慣れない言葉かもしれませんが医療現場では、たまに使う
言葉です。
語源はラテン語で「喜ばせるであろう」に由来した言葉で、本来効くはず
の無いもの(澱粉や生理食塩水)で患者さんを喜ばせる事が目的の「薬
理作用の無い薬=偽薬」の事を意味しています。
似た言葉に「スバシーバ!=ロシア語で、ありがとう−どういたしまして」
ってのがありますが全然違います。
(※リースナブルとシャア・アズナブル位違います)
このプラシーボ(偽薬)によってもたらされる症状(痛みが軽くなった、気分
が爽快になった)の事を、「プラシーボ効果」と言います。
例えば、
頭痛を訴えている人に片栗粉(プラシーボ)を一つまみ与えてみる。
飲んだ人にとっては頭痛薬なので、症状が軽くなる事がある。 (プラシーボ効果)
さらに「良く効く薬だよ〜」など一言付け加えると効果も上がるそうです。
「病は気から」って事ですね。
「あの先生に出してもらう薬は良く効くよ〜」という評判の名医も、この
「プラシーボ効果」を上手に使っているのかも・・・
そんな事を、ふと考えていたのですよ(昼休みに煙草ふかしながら)
それで思い出したのが・・・
数年前、看護師さんと世間話してた時、看護婦(←当時)の手って凄いのよ。
腹痛とかで苦しがってる人に、私達が優しく声をかけながら、撫でてあげ
ると痛みが治まることがあるのよ!!って。
素直に「やっぱ天使なんだね、あなたたちは・・・」って思った事がありました。
これも一種のプラシーボ効果ですね。
だから、民間療法も本気で信じてれば効く事もあるんでしょう。 (みのもんたのカリスマ性が伴えばなおさら)
育毛剤も、本気で信じて叩き続ける人はいつか再生する日も・・・?
つらい仕事も、やり甲斐次第では楽しくなったり。
そんな俺も、一つだけ「プラシーボ効果」を発揮できます。
「ちちんぷいぷい 痛いの痛いの飛んでいけぇ〜」
今の所、結構効くみたいっす。
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