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■ ドライフラワー
ここ数年、andymoriのアルバムが発売されるたびに、わくわくしてた。はじめて、くるりのロックンロールのカバーで「ほんとうのやさしさがあれば」としょんぼり歌ってるのを聞いたときの、わくわくとどきどきを時々忘れてはまた思い出して楽しんできた。だから、解散がとても残念。もう、この先が聞けないんだと思うと、とても。でも、どこかで、今で良かったと思っている。ドライフラワーみたいに、きれいなときに時間をとめてくれたおかげで、これからも私は忘れては思い出してわくわくどきどきする。明らかに歳をとったな、と思うのは、きれいで美しい思い出がとても希有だと感じる経験。子どもの頃に読んでいた重たい植物図鑑をときどき手にして、忍ばせておいたクローバーをくるくる懐かしむように、これからも聞いていきたいと思う。ありがとう。
2013年07月01日(月)
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