なんか超久しぶりに文章を書く。振り返ることに意味を感じて前はやっていたけれど、そこに意味を感じなくなってやらなくなっていた。いままた再びやってみようと思うのは、記録をとるというよりは、思考を進めたり、整理したりするためにやってみようかと考えてみたからだろうか。社会人になってから未来のことをいろいろ考えるようになった。将来自分がいまいる会社に居続けるのか、そうでないのか、もしくはできないのか。生活環境がどう変わっていくのか。時代の向かう先はどこなのか。漠然と、いまある仕事をルーチンワークのようにこなしているだけではいけない気がする。受動的に生きていたら、大きな変化にきっと対応できない。考えなければ。
とりあえず、将来に対するリスクを見積もり、対策するために保険を検討している。結婚して配偶者がいるのだから当然といえば当然だろう。先日初めてアドバイザーに会って話を聞いたが、実におもしろかった。将来の計画を大雑把にたて、それにかかる費用を計算する。どの時点でどれくらい必要になるのか、有事にはどういった費用が発生するのかを教えてもらいながら計画する。合計すると一般生活からは想像できない金額が算出されたが、結局うん十年金を稼ぎ続け、生活していればそれぐらい消費するものらしい。でも、すごい。
とりあえず、現状確定しているのは、死亡時の葬式費用と嫁さんの生活資金分の生命保険。目的別に分けると非常にすっきりしていて、保険料も抑えられるとのことで、実際よくできていると思った。一方、検討中なのが、教育資金積み立てである。早期に死んでしまった場合に備えるなら生命保険に上乗せすればいいが、貯蓄型保険は利率にロスもある。自分で運用したらもっと増やせるかも、などと皮算用するか、無理とわりきって保険屋にまかせるか。まぁ、まかせるのが無難だろう。
問題は、これらの保険に加入すると、固定費用がかなり増えてしまうことだ。いざとなれば解約すればいいが、確実にロスが出る。もったいない。なので、維持したい。が、維持にはそれなりに金がかかる。金を工面し続けるには、働き続けるしかない。もちろん、働くのが嫌だとはあまり思っていはいないが、転職にリスクが増えたのは確かだ。転職したらほぼ確実に今の給料を下回ると思っている。そもそも転職がキャリアアップではなく、やりがいを目的にしているからだ。逆に今の会社はやりがいよりもキャッシュフローを重視した面は少なからずある。今はまだいいけれど、やめたくなったとき、つらいかもしれない。ま、そのときはそのときだ。
そして、現在の家計を考慮する。フルに保険に入ると余剰資金がほぼなくなる。つまり、給料が増えないかぎり贅沢はできない。ボーナスはほとんど手をつけなくてもまわる計算なので、そこで遊べるっちゃ遊べるが、ボーナスもある程度貯蓄に回したい気持ちもある。別に毎月豪遊したいとは思わないが、とりあえず、家を買う資金は準備できそうにない。あと、車も買えない。そこがネック。家は特別ほしくはないが、隠居後も賃貸で固定費が残るのは望ましくないので、どこかで持っていたほうが安心ではある。が、ちょこちょこと職場が動く環境で住居を固定するのは嫌だ。当面、買わなくていいだろう。車については、そこまでドライブが好きでもないので、まったく問題はない。子供ができてからのレジャーその他で活躍するかどうかというところか。病院につれていく、などはもうタクシーで済ませてしまえばいい気もする。旅行ならレンタカーもある。いらないかな。
だらだらと思考を書き連ねた。ちょっとしたことでもけっこうな分量になるものだ。やっぱり書くのは面倒かもしれない。
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