陽だまりのうた
muchan



 陽だまりのうた

目を開けると
そこには
あたたかな光と
青い空

ああ・・・
僕いつの間にか
寝ちゃったんだな・・・

日差しの中
思いっきり手足を広げて
伸びをする

そして愛しき人を探すのだ。

2002年04月20日(土)



 猫になって

あたたかな日差し
私は一匹の猫になります
まあるく
まあるくなって・・・

大事なひとに甘えてみたく・・・なります。
膝にくるまって、甘い夢を見てみたく・・・なります。

2002年04月21日(日)



 天使の休息

午後のまどろみ
子供たちが
思い思いの場所でまあるくなって
お昼寝しています。
無邪気なその寝顔
どんな夢みているのかな?
時折微笑むその寝顔に神々しい日のひかりが射しています。
天使たち
ゆっくりおやすみ
やわらかな
その翼広げて

2002年04月22日(月)



 思い出してごらん

疲れたとき
哀しみに襲われたとき
思い出してごらん
あの
陽だまりで
遊んだ頃のこと
きっと
きっと
そこには
幸せなあなたが・・・
私がいる
その幸せな気持ちを
思い出せれば
いつだって
爽やかなこころで
目覚めることができるはずさ

2002年04月23日(火)



 ちいさなひかりになりたい

太陽のひかりは平等であります。
どんな人にも
等しく
それは降りそそぎます。

けれど
ひかり届かぬ闇も・・・
じっさい
あるのです・・・

わたくしは
あのまばゆいひかり見つめるたび
願うのです。
みんな
あのひかりのもとでは
平等でありますように・・・と。

そして
届かぬ闇には
なんとか
ひかり届けてあげたい。
あげたい・・・

残念ながら
余りに巨大な
かげの主を壊す事はできません

でも
ひかりを少しずつ
送りつづけることなら
できるかもしれない

だから私は
ちいさな地上のひかりになりたい

あの
陽だまりの
あたたかさ
思い出しながら

みんなと
歩んでゆきたい

闇照らしながら・・・

2002年04月24日(水)



 バスルームにて

思いっきり泣いてもいいよ

・・・声を殺して静かに泣くのが彼女の癖なのだ・・・

私は知っているよ
知っているよ・・・
君が毎日とても頑張っていること
我慢していること
つらいこと
苦しいこと

髪を洗っている
今ならば気にすることはない
君と私しかいない
思いっきり泣いていいよ

つらいこと
悲しいこと
苦しいこと
みんな
みんな
涙と一緒に洗い流してしまおう
でも
髪を洗い終わるまで・・・
シャンプー流したら
そこまでだ

耳元で静かにそう言って
肩を抱きしめた

シャワーの後で
私に見せた君の横顔は
さすがに目は充血していたけれど
しっかりとした笑顔だったね

白熱灯ともるバスルーム
ここもまた
あたたかな陽だまりの場所


(お風呂でつい先ほど長女と交わした実際の言葉です。若干脚色もありますが。)


23:04 02/04/25

2002年04月25日(木)



 お日様のエネルギー

植物たちは
お日様の光浴びて
直接に
そのエネルギーを
取り込んでいます。

季節が輝きはじめると

やがて
おおきく
たくましく。

わたくしたちは
どうでしょう?

お日様のちから
自分のちからにできるのかな?

私は信じます

ひとにも
お日様のちからを
エネルギーに変える
かくされた仕組みが
存在することを。

陽だまりにゆきましょう。
身体だけではなく
こころあたためましょう。

もしも
すぐにはゆけないならば
こころの奥の扉を開いて
陽だまりを
頭の中にイメージしましょう。

イメージ
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やがてこころはきっと
あたたかさを取り戻すことが
できるでしょう。

私は信じます

さあ、あのひかりに向かい両手を広げて!


22:04 02/04/26

2002年04月26日(金)
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