新しい年を迎えてから初めてお会いする場合、新年の挨拶をすると思います。様々な会に参加した場合も同様です。

　その折に言われたことがあります。

　「○○議員（候補予定含む）は年賀状をくれたよ。」と。

　つまり「あなた（長友）からは来ていないね・・・」との含みがあります。事実、年賀状を出していません。

　議員になって以来の8年間、こちらから一通も出していません。公職選挙法で禁止されているからです。

　公職選挙法第147条の2（あいさつ状の禁止）では、【政治家は答礼による自筆であるものを除き、年賀状等が禁止】されています。

　よって、年賀状をいただいた方のみに【答礼による自筆】および【案内を含めた事務連絡】として出している次第です。約350通ほどの年賀状をいただきましたが、一つひとつ自筆で書きました。

　他の方について何かを言うつもりはありません。ただ、私は法令順守に心がけた対応として上記のようにしています。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます。

　この活動記でも何度かご紹介した相模原市議会の出資法人に関する特別委員会が、今期の活動を終了しました。

　私が２年前に提案をして、一度は各会派から同意を得られなかったのですが、２ヵ月後に何とか設置ができ委員長に就任。２年弱の間に、相模原市が出資して設立している14法人（所謂「特殊法人」的なもの）について、調査等を行ってきました。

　当初の思惑通りには行かなかった部分もありますが、議会として初めて出資法人に対して具体的に取り組みが行われたことになります。

　また、相模原市議会では今まで制度としてありながら実施されなかった「参考人」招致も全ての法人について行うことができました。

　議論についても、私が知り得る限りの相模原市議会でのどの会議や委員会よりも深く濃い内容が繰り広げられたと考えています。

　課題が解決した訳ではありませんが、数歩の前進を図れたと確信をしています。（無論、踏み込めなかった部分は力不足を深く反省しています。）願わくば、来期（市議改選後）も引き続き着手されればと思います。

　そして、新たな挑戦が実現した後、県政の場面でも同様以上の活動を行いたいと決意をする次第です。

　新しい年を迎えました。旧年中は大変お世話になりました。お蔭様を持ちまして多くの方々のご支援ご協力によりまして、市議会議員としての職責を務めることができました。

　特に市議会本会議においては、公約通り毎議会登壇をして発言をしました。一般質問で取り上げた主な内容は、【子供たちを犯罪から守る提案】【更なる情報公開の徹底】【廃プラ中間処理施設の改善点】【公契約・入札制度のあり方】【新たな会計制度の提案】【美術館構想の問題点】【水源環境保全への取り組み】等々、多岐にわたる項目を取り上げ幾つかの前進を見ることができました。また、財政や税制などの根幹部分にも積極的な発言を行いました。（8年間の本会議発言〈質疑・質問・討論〉回数は計64回）

　本年は、市政に取りましても私自身に取りましても大きな転換期となります。
　3月11日の藤野町・城山町との合併により新しい相模原市が誕生します。市議に挑戦した8年前より主張し取り組んできました【政令指定都市】に向けた動きも本格化すると予想されます。

　一方で、改選期を迎え新たな【挑戦!!】をすることになります。現在の情勢は極めて厳しいですが、粉骨砕身取り組む所存です。抱えている市政の課題解決のため、地方分権を推し進めるため、子供たちの未来のため、やるべき改革がある県政へ挑みます。何卒、本年もご指導賜りますようお願い申し上げます。

　末筆になりましたが、皆様方のご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。