神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
政治家としての日々の活動や感じたことを記載しています。
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2006年07月25日(火) 出資法人等に関する特別委員会の開催

 昨日、私が委員長を務める「出資法人等に関する特別委員会」が開催されました。取り上げた法人は「社会福祉法人相模原市社会福祉協議会」と「社団法人相模原市畜産振興協会」の2つです。

 それぞれ、

 1.公益法人等の経営評価に係る基本調書
 1.経営の自己評価に関する調書
 1.所管課による評価及び指導、支援の方針等に関する調書
 1.経営評価フォローアップ調書

の説明が行われた後に質疑等をしました。

 社協については、2町との合併に伴う制度の違いを継続している状態であり、更に藤野町・城山町との合併後に様々な一元化に向けた取り組みを行うとの事。各地域事情が大きく異なる点も多く、課題が山積の状態。但し、委員からも意見として出されていましたが、無理をして統合をせず敢えて地域特性を活かした方策を推進していく方向。私も同様に考えます。

 地区社協についても多く述べられていました。拠点の整備、活動資金の分配方法や使用使途の明確化などです。社協本体の寄付金や賛助金の募集方法なども改善が必要と思われました。

 畜産については、包括外部監査で指摘を受けた協会の存在意義に対する是非についての検討がなされていることが述べられていました。社団法人として単独で設立しているのは全国的にも極めて少ない模様。解散をしたとしても、後の体制整備が市としての課題としてあります。

 また、高座豚などに代表されるブランド化や合併後の取り組みなども議論に上りました。時代の趨勢と地域の特性から、今まで大きな役割を担っていたとは思いますが、見直しは避けられない状態でしょう。



2006年07月24日(月) 第25回 政策研究会〜米軍再編と相模原その2〜

 7月18日に標記を開催しました。6名にご参加をいただきました。雨の中をありがとうございました。 よって、次回以降もこの研究会を継続して行う事になります。(誰か1人でも来てくれたら続けて行くことにしています)

 本件については、昨年10月29日に日米協議に基ずく「中間報告」が発表をされました。それをうけて11月22日の第19回 政策研究会で取り上げました。(当時の事は11月28日活動記に記載)今回は、本年5月1日に「再編実施のたのめの日米のロードマップ」(最終報告)が発表され、5月30日に閣議決定をされたことを受けての開催です。

 まず、この間の協議と結果、相模原市の取り組みや最終報告を受けての今後についてを説明してから意見交換を行いました。

 地元の負担軽減に限定して述べると、キャンプ座間については、まだまだ物足らないとの見解は概ね同一でありました。相模総合補給廠については、些か意見が分かれました。「大規模な返還と受け止める」「交渉を評価する」が大勢。私自身もある程度同じ意見であり、評価をしています。(無論、今後の対応が大切であることは言うまでもありません。)

 また、意見の中には「丁度タイミングが良かったのであろう」「日常的に使用している部分でないので」「全国に対する事例としてたまたま」等も推測として述べられていました。

 今回は、議論の散漫を避けるために、あくまで日本の安全保障政策の視点ではなく地域の視点で意見をいただいたのですが、大変貴重な発言が多く、私自身参考となりました。 今後は、「返還に向けた取り組み方」や、本来最も重要である「安全保障」について特化した内容での開催も検討したいと思います。

 さて、次回は8月22日(火)19時から市民会館会議室で開催します。内容は現在のところ2つ考えていますが、絞りきれていません。「水源環境保全税(県)」か「美術館構想」のどちらかにする予定です。具体には後日政策研究会の項に掲載します。

 どなたでも参加できますので、興味を持たれた方はお気軽にお越しください。



2006年07月22日(土) 代表質問と一般質問〜相模経済新聞〜

 地域の新聞である相模経済新聞の一面最下段に「ですくめも」と称されたコラムがあります。最近送られてきた7月20日号に相模原市議会の代表質問と一般質問に関する内容の記載がありました。

 今回、上記に「また、代表質問や個人質疑を行った議員が一般質問をするのには、いささか驚いた。」とありました。以後の記載内容を見ると「『羊頭狗肉』の類になってしまう。」とあります。これは「見せ掛けは立派だが実物は違うといった意味になり、誤魔化しの喩え」だそうです。

「代表質問制」については、過去の活動記で設置の経過や意義、実際の質問や感想を書いてきました。読んでいただいた方にはご理解いただけると思いますし、実際の過去の「総括質疑」や「一般質問」をある程度通してご覧いただいている方は知っていると思いますが、明らかに違いがあります。また、意義も大きいものです。

 確かに、導入最初でもありましたので行き渡らない点や予想と反した部分などもあったと思います。改善すべきところも感じました。が、代表質問と一般質問は明らかに違います。そして、代表質問を行った議員が一般質問を行う事は全くおかしいことではなく、逆に制度を理解し、発言機会を最大限行使していることになります。

 会派や個人、様々な要素が折り重なる議会運営であります。その制度の違いを的確に把握しなければ判断するのは拙速ではないかと感じました。無論、誰にでも一目で解る制度が最も望ましいのは言うまでもありませんが・・・。

 提案者の一人として。



2006年07月21日(金) 町田市も大変です。我市は・・・

 本年2月に実施された町田市長選挙において初当選された石阪丈一市長が神奈川県警の任意事情聴取を受けていることが、先週明らかになりました。また市役所と自宅の家宅捜査が行われたとの事。

 前職場(前港北区長)であった横浜市役所職員による、選挙出馬の為の応援パーティ開催と献金呼びかけを副市長等も関係して職員に対してメールで行っていたことに伴う(開催は昨年11月29日)ことです。政治資金規正法違反(公務員の地位利用)容疑で書類送検する方針。

 この問題が発生した当時は、「横浜市の職員の問題であり、退職していた石阪市長への影響は少ない」と考えていました。が、このメールの送信に際して石阪氏自身が携わっていた様であり(本人は否定)、事実であるとすれば責任は重いと考えます。

 実は、18日に毎年恒例となっている相模原市議会と町田市議会の議員交流会が予定されていましたが、上記の事情により中止となりました。この事自体は対したことではないのですが、町田市政は様々な混乱混迷をしていて、本来あるべき行政運営や市民生活に支障をきたしていると言えます。住民にとっては大変不幸な事です。一刻も早い正常化が求められるところです。

 さて、翻って相模原です。

 先般、記載をして市長の後援会主催の会に昼の部/夜の部とも小川市長は出席された模様です。(私は出席していないので伝聞です)「病院の了解を得た」とか「完治した」と挨拶で述べられていたようです。

 話を聞いて「まさか?」と思いましたが、事実のようです。この「まさか?」とは「完治した」に対してではなく「出席」したことに対してです。しかも昼の部にもです。

 直られたとしたならば、誠に喜ばしいことです。そして今後は職務に完全に復帰をされて職責を果たされることと推察をします。

  


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2006年07月19日(水) 民主党の支部について

 ご承知の方も多いと思いますが、藤井裕久先生の引退表明を受けて本年2月に後継に決まった宮崎雄一郎氏が、6月に支部代表(公認内定者が選挙区支部の代表になる)を辞任(辞退)をしました。突然の出来事でした。

 尚、経緯については正直詳しくは理解していません。支部会議でのご本人の説明や郵送されてきた文章だけでは判断ができないのが本当のところです。(宮崎氏のホームページにも同様文章が掲載されています)ただ明らかのは、これにより党支部が混迷していることであり、多くの党員や支持者にご迷惑ご心配をお掛けしている事です。

 約1ヶ月程が過ぎましたが、この度、再度の支部構築に向けての動きを始めました。まだ内々の段階ではありますが、次の支部代表が決まるまで(決定は党本部)暫定的ではありますが、組織としての活動を再開することに向けた調整であります。また、10月22日に行われる衆議院議員神奈川県第16区の補欠選挙への対応を含めています。

 調整を始めたばかりでありますので、具体な部分は未定や不確定が多いのですが、現在いる党所属の地方議員や地方選立候補予定者を中心にして、一致結束して取り組む所存です。

 所属の議員としては、一連の件について党員/支持者の皆さんに対して、本当にお詫びの言葉しかないのですが、立て直しを図って行きますので変わらぬご支援とご協力をお願い申し上げる次第です。



2006年07月18日(火) 政治家と後援会

 他の方のことを兎や角言うのはあまり良くない事だとは認識していますが・・・敢えて書きます。

 7月21日(金)に小川勇夫相模原市長の後援会が「’06皆のつどい」を市民会館大ホールで行われます。数年前より毎年恒例を行っている会です。案内をいただきました。副題として「演芸バラエティショー」とあり、三遊亭楽太郎氏やコージー冨田氏などの特別ゲストが来られるようです。芸能発表とも記載されていますので、市民の発表の場でもあるのでしょう。

 時間は、昼の部が12時45分から、夜の部が5時15分からで入場料は2500円と。案内状やチラシを見る限りでは政治色は薄く、「芸能」に特化しているように感じます。
   


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 政治家や政治団体(後援会等)が多くの方に集まっていただく企画は、是非論は別にして沢山あります。無論、私も行っていますし、四苦八苦もしています。政治色が強いもの/弱いもの/それぞれがあります。上記のような所謂「発表の場」的なものも然りです。

 が、中身はどうであれ政治団体が主催するものである以上、ましてや後援会であるならば尚更ですが、特定の政治家を支援する会であることは間違いなく、政治色がない事はあり得ないものです。

 現在、市長は体調を崩しています。この活動記でも何度も記載していますが、残念ながら完治はされていないものと認識しています。市が発表している「市長の一日」を見ても解る通り、仕事をしていないとは言いませんが、極めて不透明であり職責を全うしているか疑問が払拭できない状態であります。

 平日昼までもありますし、この様な状態でもありますから、まさかご本人(市長)は上記の会に出席するとは思いませんが・・・市長の体調等を考えた時に、この時期の開催に違和感を覚えるのです。無論、「既に準備をしていたから」「発表を楽しみにしている方がいるから」「市長を励ます意味で」等の理由はあると想像はできます。

 私の中では、改めて政治家と後援会の関係について考えさせられる事となります。尚、繰り返しになりますが、否定や非難をしているのではなく、あくまで「違和感」です。



2006年07月17日(月) 相模原合併劇(?)最終段階へ・・・その2

 本年3月8日の活動記に記載しました続報です。当時は藤野町との合併関連議決が相模原市議会と藤野町議会で可決成立したとお伝えしました。

 その議決を受けて神奈川県知事へ申請したものが、11日の神奈川県議会本会議で可決成立となりました。後は、13日に知事の決定→総務大臣への届出→総務大臣による告示(官報への掲載)により、平成19年3月11日の合併(配置分合)が確定となります。

 また、先の市議会6月定例会では6月30日に城山町との合併関連議決が行われています。(城山町も同様)それを受けて、上記に先立つ7月10日に小川勇夫相模原市長と八木大二郎城山町長が松沢成文神奈川県知事へ申請書を提出しています。予定では9月の神奈川県議会に図られて、藤野町と同日の合併となる予定です。

 平成15年7月(たしか)の旧津久井郡4町からの申し入れより間もなく3年が経ちます。表題に「劇場」などと不謹慎(?)な書き方をしていますが、正に目まぐるしく移り変わった期間でもありました。

 思い起こせば前任期中にも触れていた案件でもありますし、今期当選後に直ちに取り上げた案件でもありました。(2003年5月13日の活動記参照…普通は年号を使用しますが、エンピツが西暦なのでここでは合せて記載)

 6月議会の代表質問で合併した2町に関する事項に触れていますが、これらはあくまで既に相模原市であります。つまり合併後の議論なのです。今後は「合併」ではなく「新・相模原市内」の議論となってくるのです。意味合いが自ずと変わります。

 



2006年07月16日(日) インターネットで聞く事ができます。

 ホームページの最初のページでお知らせしています通り、地元の放送局であるエフエムさがみ(83.9Mhz)で毎週日曜日午前9時から10時に政治番組を放送し出演しています。(再放送は月曜日午後8時から9時)

 題して「どうなる!? 明日の相模原」です。同僚の市議3名(細谷政幸氏、中村昌治氏、阿部善博氏)が毎週交代で出演し、私と様々な情報や考え方の討論を繰り広げています。(基本的には3氏が持ち寄った内容に添って放送)

 従前は「みっぱらトーク21」と題して、同僚市議(当時)でした寺崎雄介氏と放送していました。ちょうど、この活動記を書き始めたころでしたので、当時から通算すると丸4年になろうとしています。特別番組を含めると200回位になると思います。

 今般、このラジオ放送がインターネットからも録音で聞けるようになりました。(従前も支援者に協力いただいて聞けるようになっていましたが、番組が衣替えしてからは休止しています。)阿部議員がこれらの作業を一手に行ってくれた事によります。

 URLはhttp://ashitanosagamihara.cocolog-nifty.com/です。

 これによりまして、聞き逃した(?)場合でも聞く事ができるようになります。一方、自己責任で発言している内容が何度でも確認することができてしまうので、何度となく苦情(声援?)をいただいた覚えのある身としては些かの不安もあります・・・。が、自らも反省の為に活用してみるつもりです。。。



2006年07月15日(土) すべての方々に感謝です〜バス旅行会〜

 先月25日に開催した後援会主催のバス旅行会は、心配された天気も降らず照らずで盛会に開催することができました。参加いただいた皆さん、様々なご協力をしてくれた皆さん、準備や運営をしてくれた役員各位、心からの御礼を申し上げます。

 富津海岸での潮干狩りは大漁。マザー牧場では人生初のバンジージャンプも体験。特段の事故も問題も発生せずに楽しい一日を過ごす事ができました。

 また、参加者も例年のバス3台130人から倍増となるバス6台250名となりました。本当に多くの方に参加をいただき、当初の予定(目標数)を大きく上回ることができました。一方、その分、お一人おひとりと話をする時間が限られてしまい残念でもありました。

 全体での挨拶で述べましたが、この感謝の気持ちを忘れず、いただいている残りの任期を精一杯当初の目的に向かい取り組んで行く所存です。頑張ります。ありがとうございました。


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