午後から、ある勉強会に参加しました。定期的に勉強会を行っている集まりで、前々からお誘いをいただいてたのですが、なかなか都合がつかず今回が初参加です。
題材は「地域福祉」でした。
私は所謂「福祉」分野に精通していません。ことある事に勉強はしているのですが、正直追いついていないのが現状です。
一方、「福祉」の言葉に疑問を感じていたのも事実です。誰もが「福祉の充実」を言います。そして、福祉行政のコストは年々増大しています。今まで取り組まれなかった分野に新しい制度が確立されていることによりますが、過剰とも取れる部分が多数見受けられます。
全体の行政コスト見直しから所謂「福祉分野」にも影響があります。途端に「福祉の切り捨てだ」と非難の声があがります。必要なものには使い、意義が薄れてきたものは削減するのは当たり前です。一色たんに述べることはできません。「福祉の充実」は最大の課題ですが、どれもが出来るわけではありません。制度として意義の比較が求められていると感じています。
今回は、「地域福祉」でしたので、正に私の考えと同一でした。行政制度の確立も様々必要ですが、地域と社会の仕組みづくりがなければダメです。相模原市在住の大学助教授の講義でした。内容が濃かったと感じました。
私の受け止め方を簡単に言うならば「誰もが、あと半歩一歩づつ取り組む」です。
夕方からは、日頃から親交のある近隣の地方議員と藤井裕久先生と懇談をしました。2時間たっぷりと様々な話をしました。
背骨を持ち取り組んでいる議員と話をすることは大変有意義です。過激な言い方をすると、政策にや考え方・行動に自らの意見を発しない議員は政治家でないと思っています。その意味では、集まった人達は、各々の地域で目を見張る活動をしていますし、実績を残しています。無論、政策や意思も備わっています。 そこで、いつもの言葉です。
「負けずに頑張ります!」
2005年05月27日(金) |
指定管理者制度ばかり・・・です。 |
議会運営委員会が開催され、6月議会の議案が配布されました。3日から始まります。(日程詳細は議会予定をご覧下さい。)
既にご案内した通り、私は4年ぶりに議運から外れ(会派からは小池義和議員が出ています)ましたので、控え室で事務作業等して待機していました。
その後、議案の説明を総務課より受けたのですが、24件もの議題が指定管理者制度に関連するものでした。
活動記でもお伝えしましたし、本会議でも関連する質問等を数度行っています。(平成17年3月4日活動記・平成16年6月30日一般質問・平成16年3月23日討論等・・・)
公の施設の在り方が問われてる事でありますが、単にそれだけではありません。拡大的に考えれば、今まで公であったことが民に協力を得ること・・・つまり行政全てにおいて検討が必要になることを表していると言えます。
このような視点を持って議会に臨みます。勿論、一つひとつの施設が利用者の視点に立って望ましい姿になるような意見を踏まえながらです。
尚、会派を代表しての本会議における総括質疑(代表質問のようなもの)は小池議員が行うことになりました。
本日、相模原生まれ相模原育ちで、地域に密着して暮らしてきた、ある70歳台の方宅を訪問しお話をしてきました。
私が住んでいる地域とは違う方なのですが、縁あって知り合ってから数年が経ちます。今まで、お会いすれば挨拶をする程度でした。今回、時間をいただき様々な話をしに行ったのです。
具体な内容は無論ですが、地域との繋がりや活動、歴史など本当にためになることばかりでした。先方は何げなく話されていたようですが、古い話であっても私にとっては全てが新鮮で、あっと言う間の2時間でした。
上手く言えないのですが、「歴史に人あり」「地域に人あり」つまり、人によって歴史がつくられ、地域がつくられたことを改めて感じました。
経験を積また方々から得る物は沢山あります。特に歴史に携わり地域を形成された方々は、我々後世にとっては正に教科書であります。そして、それらを次につなげていく責任(役目)があります。
とかく政治の世界では年齢が若いことが求められつつあります。私も、まだその部類のようです。ですが、若いことは一方で危険を伴っています。若いから全てが良いわけでもありません。一つの期待値であることは間違いありませんが、一方的に走るのではなく先人たちの道を学び、これからの道をつくることが要諦だと思います。
ありがとうございました。
2005年05月25日(水) |
農業委員会の合併関連はどうなっているの? |
議会内の人事が変わり、一年ぶりに農業委員会に戻りました。復帰後、最初の農業委員会が昨日開催されました。
(農業委員会は議会などと同じように独立した行政機関であり「農業委員会に関する法律」に則り組織されています。)
さて、農地法に関する議題等が終わった後に引き続き「全員協議会」が開催されました。市町村合併に関連して、農業委員会も協議・決定しなければならいことがあります。その説明と「新市の農業委員会の名称及び設置場所」についての協議方式等を決めるべく議題です。
「名称」と「場所」は条例で決めなければなりません。よって、平成18年3月20日合併前に議会に上程しなければならないのです。最終的には、合併協議会で決定し市長が上程するのですが、事前は農業委員会間での協議が必要となります。その手続きの件だったのです。
そこで事務局が提案した議題は、「会長及び会長職務代理者会議について」です。各農業委員から案を募集→上記会長会議の場面で事前協議→各農業委員会に持ち帰り協議→結果を持ち寄り協議・・・の流れです。
と、ここまでは理解するのですが、問題はここからです。その議題文章にはこう書かれています。 「相模原市と津久井4町との合併については不確定な要素が多い状況ではあるが、以下のとおり1市4町の農業者の代表による協議を行う。」です。
おいおい、ちょっと待って下さいよ。「1市4町」とどう言う事ですか?
合併が決まっている(総務大臣告示はまだですが)のは「1市2町」です。他の城山町と藤野町については、法定合併協議会は設置されていますが、議論が始まったばかりで、合併が決まっている訳ではありません。「合併するだろう(?)」であって、「合併する」とは違うのです。上記の「名称」と「場所」は条例化に向けて協議するのですから、「1市2町」の話なのです。「1市4町」とはおのずと別です。なのに・・・
農業委員会事務局の回答は「他の2町も合併が想定されるので、以後円滑に運ぶように一緒に協議したい。」的な内容・・・。しかも、それを過日行った「1市4町事務局長会議」(合併専門部会)でまとまったことだとか・・・。
城山町と藤野町に配慮することは必要です。その意識を持つことは大切です。ですが、それは非公式な場面で行うべきです。しっかりと区別をしなければなりません。当たり前のことです。結果は一緒であるかもしれませんが、混同してしまってはいけませんし、混同すべきことではありません。
農業委員会事務局は市の採用職員です。行政上の手続き等はプロのはずです。農業委員会会長は市議会議員(議会選出ではなく農業者として農業委員になっていてます。)です。合併協議の進み方は理解しているはずです。
「合併の賛否」あるいは「飛び地合併の賛否」は別にして、事務手続上の話です。一体、農業委員会事務局はどうなってしまっているんでしょうか・・・。
尚、本件は最終的に「1市2町」の協議とのことになりました。間違った手続きにならなくて「ホッ」としています。
私の愛車は本多技研工業のストリートです。俗に「軽バン」と呼ばれているスーパーカー(?)です。中古で購入し3年ほど乗っています。
小回りは利くし、荷物は乗るし、駐車場所はとらないし、仕事をするには持ってこいです。大変重宝しています。
ところが、扱い方が荒かった性か、些か整備が必要となりました。
そこで、変わりの車を貸して貰いました。なんと、3ナンバーです。いゃ〜、当たり前ですが乗り心地が良いこと・・・。自ら所有したことは無論、数日間でも継続して借りたことさえないのが実態です。
仕事をしているときに「本当は別の良い車を持っているのでしょ?」と言われるときがあります。妻の実家から借りて妻が使用している1300が今はありますが、我が家が所有しているのは上記の1台のみです。正直、財政上からそれが精一杯なのです。
さぁ、そんな状態ですから、正直嬉しい気持ちなんです。
ですが一方で、「目が気になる・・・」のも事実です。「な〜んだ、やっぱり!」みたいな・・・。思い過ごしかもしれないのですが・・・。車の乗り降り時につい周りを見てしまっている自分がいます。
2005年05月22日(日) |
相模湖町の住民投票が告示 |
相模湖町の議会解散を問う住民投票が告示されました。
ご承知の通り、昨年11月に行われた町長選挙に端を発した「市町村合併」に関連する余波(?)です。概略を改めて記すと・・・
現職の溝口町長は合併推進です。合併反対(慎重?)の候補が対立です。そして、溝口氏は選挙時の公約として「合併については住民投票」を行うと掲げていました。また、「結果に従う」と述べていたようです。
再選を果たした溝口町長は、公約どおり住民投票を実施しました。結果は「合併反対」が小差ですが上回りました。
ところが、町長は最終的に「合併推進(継続)」を選択し、町議会も1票差で町長の考えに同調しました。そして、1市2町(相模原市・津久井町・相模湖町)の廃置分合議決(合併議決)に至ったのです。
住民投票は制度として認められたものであり、各自治体条例で制定することになっています。しかし、様々な問題があります。その最たるものが、自治体議会との関係です。各議会は法律に則った手続きにより住民代表たる立場で各議決を行っています。「間接民主主義」とか「代議員制」とか言われていますが、地域の有権者から付託を得ています。そこと住民投票(直接民主主義)との関係です。今回が正にその最たる例です。
住民投票条例には通常、「結果の拘束」は記されていません。「結果の尊重」となっています。相模湖町も同様です。それは、上記によるところが大きいです。
ですが、やはり通常は「結果の尊重」であっても事実上の「拘束」と考えます。なぜならば、住民が直接選択したからです。間接とか直接とかの議論ではなく「民主主義」だからです。
しかし、町長と町議会は違う答えを出したのです。政治判断として・・・。
首長は選挙より一年間は解任リコールが行えないことになっています。そこで、町民と反対した議員が選択したのが「議会の解散請求」です。規定の署名数を集め今回へ至ったのです。
「力を入れる時が違うのでは?」と問う方もいるようです。つまり、議会解散ではなく、町長選挙時や合併住民投票時にもっと力を入れて取り組んでいれば・・・との見解のようです。
たしかにそうかもしれません。ですが、その時々に真剣に取り組んでいたのも事実でしょう。そして、出てしまった結果はあるが次策を展開する努力と勇気を受け止め評価すべきと思います。
他自治体の話ですが、政治判断とはいえ住民自治・地方主権・民主主義を蹂躙したことは怒りを感じています。一方、合併賛否は別にして、正そうとしている方々に敬意を表します。
6月12日が投票日です。
2005年05月20日(金) |
リーダーシップとは・・・ |
私が所属しています(社)相模原青年会議所の姉妹JCである、(社)津久井青年会議所で公開例会があります。
「実践・リーダーシップ例会」として元慶応大学ラグビー部監督の上田昭夫氏を招いての基調講演とパネルディスカッションです。
6月12日(日)午後5時〜津久井町文化福祉会館で行われます。入場無料です。私も大変興味がありますので、日程調整がつきましたら参加する予定です。
どなたでも参加できるようですので、ご都合がつきましたらいかがでしょうか。詳細は(社)津久井青年会議所ホームページでご確認下さい。
今年度の議会内人事が臨時会で決定しました。
過日記載しました通り、私の今年度の所属等は以下のとおりです。
○常任委員会→文教委員会
○特別委員会→基地対策特別委員会
○議会推薦による他執行機関へ→農業委員会
尚、出資法人等に関する特別委員会は6月定例会で設置予定なので、所属も同時期になります。
先立ちまして行われた正副議長選挙の結果は以下のとおりです。
○議長選挙→出席議員45名(欠席1名・岩上容子氏) 投票総数45名・有効投票39票・無効投票7票 今井満氏38票・西村綾子氏1票・白票7票
○副議長選挙→席議員45名(欠席1名・岩上容子氏) 投票総数45名・有効投票39票・無効投票7票 山崎順二氏38票・西村綾子氏1票・白票7票
よって、議長には18年ぶりに今井満氏(市政クラブ)、副議長には山崎順二氏(公明党)が選出されました。
2005年05月17日(火) |
いろいろな噂がありますが・・・ |
5月臨時議会が開かれました。例年は1日のみで議会内人事を決定して終了となりますが、今回は市長提案で補正予算が提出されたため、本日は提案説明・質疑・委員会開催となりました。明日が委員長報告・討論・採決となり、その後に人事が確定となります。
さて、補正予算です。「飛び地」合併を行うにあたり、情報システム等の整理統合に関する8億5千万の計上となっています。
質疑です。(私も行うこと予定しましたが、他会派が同様の内容で取り上げたので、行いませんでした。内容は以下。) 歳入についての財源ですが、財政調整基金から全て充当しています。取り崩して繰り入れているのです。 財政調整基金については、過去に活動記で何度も掲載していますし、私自身数度となく財調に関して質問としています。簡単に一言で言うならば「市の貯金」的なものです。そして、財政調整基金条例として明確に位置づけがされています。
しかし、今回の件でのような取り崩しは過去に例のないことであり、条例上無理な解釈を行っています。拡大解釈です。原則を無視した上での拡大解釈です。大きな問題であります。同時に危険なことであります。一体、相模原市は「どうなってしまったのだろう」と思わざるを得ません。 残念でなりません。
もう一つ、標題の話題です。小川勇夫市長のことです。
かねてから体調がすぐれないようで、様々な噂が飛び交っていました。確かに、合併の件や市長選挙等で心労の耐えない日々が続いているので、一時期体調不良になり公務を休んだことがあります。以後、少しづつ休憩も取っているようです。それらが大きな憶測を読んでいる原因なのでしょう。
ですが、少し痩せられた所は見受けられますが、本会議では元気に挨拶や答弁をしていました。数日前も市役所内食堂で隣に座り食事をしましたが、私と同じアジフライを食べていました。お元気そうでした。
課題山積で休まる暇がないと思います。対立するところもありますが、今後も噂など気にせずに頑張っていただきたいと思います。
2005年05月16日(月) |
第14回長友よしひろ政策研究会 |
表記を開催します。
けやき会館で5月24日(火)午後7時より8時30分までです。 テーマは「地方分権と議会」です。
すこし大きなテーマとなっていますが、分権を進める上での議会の役割と現状を考えてみたいと思います。目指すべき姿は・・・いま変わらなければ、いつ変わるのか・・・果たして変われるのか・・・
尚、入場等は無料です。また、事前の申込も不要です。お時間の都合がつきましたら、どうぞお気軽にご参加下さい。 私を応援している方以外でもOKです。 宜しくお願いします。。。
2005年05月15日(日) |
反対することの難しさ。 |
最近は少しずつ変わってきましたが、地方議会では条例案を提出するのは専ら行政です。つまり首長です。(相模原ならば市長)
中身を大まかに分類すると・・・1.国の法律等が成立(改正)されての提案、2.地方の裁量での提案・・・となります。
2について重要な案件は、議会に付議される前に市民も参画した各種審議会等で協議され、パブリックコメントを経ます。また、予算などはこれらに基づき編成されます。つまり、事前に住民の声を聞く手続きを一応行っていることになります。
では、議会です。それら手続きを経ていますが、公選により住民代表に選出された議員が審議をすることは、2元政治を行っていることからも、上記の手続きとは違った正式な場面となります。ですから、判断が同じにならないことが有り得ます。
しかし、現実は行政提案について否決される場面は中々存在しないのです。否決するような内容がないとも言えますが、一方で政治的対立が首長と議会多数の間で存在してないからです。(無論、そうでないこともあります)
多少(?)問題があっても修正等せずに、解釈論などの意見要望に留めているのが大半ではないでしょうか・・・。(あるいは、条例案と成る前に意見を盛り込ませる場合もあります)そして、双方共に使う言葉が上記の「住民の声を聞いて作成した」となります。
多少の少の場合は良いかもしれません。ですが、多の場合は逆です。ですが、修正や反対をしないのです・・・。何故か・・・。 過去に数度、反対をした時は本当に大変だったことを覚えています。勿論、賛成することにより大変だった場面もあります。ですが、絶対数は少ないですし、多数で可決されているならば行政提案に沿っているので、責めを負う機会が格段に薄いのです。反対する具体な理由は述べなければ理解されませんが、賛成ならば述べなくても「提案どおりで意見ナシ」で終わってしまっても大丈夫とも言えます。
何が言いたいの・・・?
う〜ん・・・つまり「議会や議員が議案や政策判断で責任逃避をしては行けない」と言いたかったのですが、上手く書けませんでした・・・。
「保守」とか「市長与党」との言葉があります。地方議会においてこの言葉は適切でないと私は思っています。が、現実に使われています。そして、使っている方は明確に意味を説明できるはずです。
上記のような意味でないことを願っています。。。
ようやく昨日の議会運営委員会で各会派配分が決まりました。併せて、会派内で調整をしました。(正式決定は5月18日の市議会本会議です)
多くの時間と労力を使いました。色々な経緯があったので、思い出すこともままなりません・・・。本当に疲れました・・・。
よって、申し訳ないのですが、私の所属等についてのみ掲載します。
○農業委員会 ○文教委員会 ○基地対策特別委員会 ○出資法人等に関する委員会(6月議会で設置予定)
尚、提案していました2つの新たな特別委員会は1つは臨時会、1つは6月定例会で設置することが決まりました。(これも紆余曲折あり大変でした・・・)市議会にとって「新たな一歩」になると思っています。
これによりまして、4年間務めた議会運営委員会と自ら設置を提案した合併問題特別委員会から外れることになります。 また、文教委員会所属は宣言通りです。
2005年05月13日(金) |
環境経済委員会〜鵜野森斜面緑地〜 |
昨日、急遽、環境経済委員会が開かれました。議題は標記に関する陳情の審査です。2,000名を越える方の署名が伴って昨年度議会に提出されています。3月定例会で審査した結果、継続審査になっていたものです。
内容を掻い摘んで記すと・・・
○市内鵜野森地区の境川沿いに緑地帯の斜面地がある。 ○市街化区域に残された少ない自然地と位置づけられる。 ○同地区には稀少種とされる苔等がある。 ○近隣住民が保全に向けた様々な活動を行ってきた。 ○過去に宅地開発が計画されたが留意された経過あり。 ○一部を市が買い取り、大野中地区公園として整備予定。 ○その後、転売され新たに開発計画が持ち上がる。 ○市内の緑地帯は購入よりも地権者の協力により保存してもらうのが方針。 ○近隣住民が市に買い取りを要望。 ○議会への陳情。3月議会で継続とする。 ○地権者が開発に向けた申請手続き準備を開始。 ○最短で、5月末に開発許可となる見込みにより議会で再審査。
自然や緑地は誰もが守りたいと考えます。一方、財政難の市では買い取りは市内全域で少しづつしか出来ないのが現状。よって、地権者に協力いただき保全に務めている。(実際、市内に多数あり) しかし、地権者が開発等を行うことは市街化区域である以上、手続きに瑕疵がなければ可能です。
広大な土地を買い取ることは以後の活用計画も出来ていないと有り得ないし、各地で同様の事が起きる可能性がある以上、正直、難しいのが現状です。そして、議会も市と同様に「買い取れ」と決めることも出来ずにいた訳です。
ところが、「買い取るのも選択しの一つ」と同委員会での助役答弁。大きな方針転換です。理由は「人口増かや公共施設が多数ある地域であること等を総合的に判断した結果」だとか・・・。一方、「特例」とは言明せず、「市全体の方針転換ではない」とのこと・・・。
従来の方針転換や政治判断をすることは何等問題ないと考えます。しかし、その位置づけについては明確にしなければなりません。いち地域でなく市内全体を考えてです。それがないとなし崩しになるのは明らかです。大変、危険なことですし、公明正大な市政運営とは言えなくなるのではないでしょうか。苦渋の判断なのは解りますが「総合的な判断」だけでは片付けることはできません。
このような書き方をすると、地域の方に誤解を受けるかもしれません。が、非常に大切なことだと思っています。無論、緑地が維持されることを望んでいることには違いないのですが。
ですが、一番ダメなのは私も含めた議会全体であることが改めて解りました。本当に自分が情けないです。
本来、このような決断は議会が行うべきです。しかし、今回も決断できませんでした。 穿った言い方をすると「自らは決断できなかったが、市行政が行うというのだから見守ろう」です。本当に議会としてこれで良いのでしょうか・・・。私は、そうは思いません・・・。
委員会閉会後、傍聴に来ていた地域の方に「良かったですね」的に話していた議員がいました。「自ら(議会)が決断せずに他(行政)に決断させる責任逃避をして」本当に、それで良いのですか・・・?
結果は「買い取る」「買い取らない」どちらにしても議会としての決断を行うべきであったのではないかと・・・役割を果していないのでは・・・と深く深く反省をしています。
2005年05月11日(水) |
ふじい裕久「ふれあいまつり」ご案内 |
衆議院議員ふじい裕久橋本地区後援会の主催で標記が開催されます。
○日時:平成17年5月22日(日)午前11時〜午後3時
○場所:相模中央青果地方卸売市場(相模原市橋本1-20-11)
○入場:無料
様々な模擬店や演芸、採れたて野菜の即売会、抽選会など楽しい催しが沢山用意されているとのことです。 また、民主党の地方議員による「行政相談」も行われます。無論、私も行きますし、行います。
日曜日のひととき、お時間の都合がありましたら、お気軽に足を運んでください。お待ちしています。
2005年05月10日(火) |
全国市議会議長会会長に就任!! |
表題を見られて驚かれ方もいるかも知れません。ですが、もちろん私のことではありません・・・です。
藤沢市の国松誠市議会議長が今月25日に全国市議会議長会会長に就任することが決定したようです。 2年前に議長に就任したときに就任祝賀に参加してきましたが、藤井裕久先生事務所の先輩であり、本当にお世話になっている方です。43歳での就任となります。
全国市議会議長会は、その名の通り全国の市議会議長で組織しています。所謂、地方6団体の1つであり、現在政府において行われている「三位一体改革」でも諮問を受けていて、地方分権推進にあたり地方の立場から意見を述べています。近年では位置づけが益々重要になっています。
通常は横浜市に代表されるような政令指定都市や県庁所在市の議会議長が就任しています。今回は一般市である藤沢市が選ばれたことは、様々な要因があると言われていますが、国松氏の識見・人柄もあったからでしょう。 本当に素晴らしいことであり、喜ばしいことであります。そして、是非、頑張ってほしいと思います。
2005年05月09日(月) |
新たな特別委員会設置の提案 |
明日から議会運営委員会が行われます。5月17日18日に開催される臨時議会で主な議題となる議会内人事の件での協議です。今回は2年制をしいている議長・副議長も代わる事になりますので、全ての人事となります。
例年、丸々一週間かかっての調整となります。会派を代表して協議の場に臨むので正直気が思いです・・・。
さて、役職人事(配属)は結果が出次第ご報告しますが、今回は新たな提案として特別委員会の設置を要請する予定です。 丁度2年前の改選後に同じように特別委員会の設置を要請した経過があります。合併に関する件でしたが、当時は却下されました。その後に 設置をされましたので、任期途中に設置という相模原市議会では異例の姿になったのです。
今回、提案する予定の2つの特別委員会が設置されれば、それに引き続くことになります。議会の活性化にも大きくつながると考えています。
そして、現在ある特別委員会は、どれも事案が幅広く時限も定まっていない、いわば勉強会的な位置づけが主になっているのを、事案を限定し時限を区切り行う本来の特別委員会のあり方に一歩前進することになると思っています。
尚、提案する予定の特別委員会は以下です。
○産業集積に関する特別委員会(仮称) 施策の重要事項である産業集積に関連して、議会として独自の調査検討機関を設置し促進に努める。併せて、条例化に向けた対応と以後の進展について関与する。
○公益法人等に関する特別委員会(仮称) 公益法人等経営評価委員会および包括外部監査の指摘等、公益法人のあり方が問われている。議会として独自の調査検討機関を設置しこれら改革に努める。
2005年05月08日(日) |
民主党県連大会の開催 |
民主党神奈川県連の定期大会が横浜で開催されました。
昨年度の事業報告と今年度の活動方針、及び平成19年の統一地方選挙第1次公認候補予定者(主に県議と政令市議)発表等が行われました。 尚、相模原市関係では、県議会議員公認に現職の本村賢太郎氏と新人の寺崎雄介氏が決定しました。(我々一般市議は、総支部や各人の判断により、ほとんどが2次公認以降となります。)
実は、昨日は県連選対委員会を3時間半もやっていました。この大会に備えてです。第14回目の委員会でしたが、これを持ちまして今期の選対委員の仕事は終了しました。県連新年度体制の下、新たな委員会となりますので、私の役割も終了です。(勿論、新年度人事で何かの委員会に属する可能性もあります)
選挙対策委員長の樋高剛(衆・神奈川18区選出)衆議院議員。事務局長の吉田大成県議 、委員の千葉景子参議院議員、松本さとし横浜市議、担当役員で県連幹事長である水戸将司県議、そして県連の山口事務局長と多くの方々にお世話になりました。本当に沢山のことが勉強になりました。ありがとうございました。
2005年05月06日(金) |
これが行政の体質なのか・・・ |
この連休前から調べている件が2つあります。相模原市における行政手続の不備・不明なことです。(勿論、普段から2つ以外に沢山ありますし、継続している件も多数ありますが、今回は特に抜き出して掲載します。)
1つは公文書及び個人情報の取扱い、2つは公金支払いについてです。
双方とも明らかに市に問題点があります。具体的には記載をしませんが、仮に裁判にまで発展した場合は、その責は市側にかかってくることは明白であると私は思っています。
幸い(?)して、双方とも現在のところは、そこまで至っていませんが、しっかりと検証する必要があります。そして、再発防止策を講じなければなりません。事の大小ではなく、双方ともあってはならないことだからです。
また、同時に最も問題だと感じた点は、双方とも上司に相談・報告を行っていなかった点です。理由は其々あるのでしょう。ですが、それらは完全に認識不足であると強く指摘をしています。重要性の理解が欠けていると言って過言でないと思っています。
誰にでもミスはあります。ミスはなくさなければなりませんが、最も大切なのは起きたときの対応です。一つ間違えれば取り返しのつかないことになります。隠蔽につながると言われても仕方がないことになります。
双方とも継続調査中でありますので、今回は敢えて具体内容を掲載しませんが、徹底的な調査を怠ってはならないと思っています。
2005年05月04日(水) |
他党のことながら〜選挙区事情編〜 |
私が住む相模原市は、衆議院議員の小選挙区では神奈川14区と16区に別れています。市域の大半は14区であり、実際に私が住んでいる上九沢も同区内です。そして、選出されているのは、師である藤井裕久先生(民主党)です。
一方、政権政党である自由民主党は過去3回の選挙とも中本太衛氏が立候補をしていました。結果はご承知のとおり3度も藤井先生が選ばれています。
さて、その中本氏ですが、前回平成15年総選挙で公設秘書が買収容疑で逮捕起訴され有罪となり、連座制が適用され(現在、係争中だったと記憶しています)次期総選挙には同区から立候補をしないことを既に表明しています。
そこで次の候補者を自由民主党は公募をしたようです。そして、どうやら20名前後の応募があったとか・・・。具体な選考はこれから行うようです。
正直、素直な気持ちとして選挙はなるべく苦しい戦いをしたくはないので、有力でない方になってほしい気持ちがあります。(表現が適切でないかも・・・)ですが、誰が出てきても勝てる体制にしておくのが後援会としても、弟子としても不可欠です。常在戦場です。
そう言う意味でも、注視をしているのですが、どうやら応募してきた大半は市外からだとか・・・。
前回の中本氏もそうでしたが、相模原出身や元来相模原で活動していた方が自民党からこの地で衆議院議員になったのは岩本信行先生以来いないのが現実です。それほど人材がいないのでしょうか。それとも候補者になる過程が難解で地元からは出れない(出にくい風土がある)のでしょうか。
無論、国会議員ですから一つの地域に縛られる必要はないかもしれません。ですが、 最も別の意味で、かく言う民主党も同様かも知れません。
2005年05月02日(月) |
飛び地合併には反対ですが・・・ |
市町村合併の経緯については過去に記載をしてきました。私は、合併推進論者ですが、現在、相模原地域で進んでいる「飛び地」合併は反対です。市議会段階で反対についての活動や発言を様々行ってきました。
一方、事実として迫りつつあるのが、県議会での6月定例会で同件が提案されて可決され、総務大臣の告示により「平成18年3月20日」に相模原市・津久井町・相模湖町合併をし、新しい相模原市が誕生することです。
ご承知の通り、編入合併ですので、津久井・相模湖の法人格が無くなります。現状の相模原市にそのまま編入する合併方式です。
そこで出てくるのが旧両町が区域となる相模原市議会議員の増員選挙です。現在の相模原市人口と議員数の割合で各々の議員数を増員することの方式を採用しますので、津久井町が2名・相模湖町が1名選出されることになります。
今年も4月〜5月にかけて合併による首長選挙や議員選挙が行われましたが、来年の今ごろは新・相模原市でも同様になります。〔尚、編入合併の為、市長選挙は行われません。)よって、他人事ではないのです。
飛び地合併には反対ですが、現実に起り得る事実について対応を考えておかなければなりません。 現在の相模原市議定数は46名です。3人増えることは対したことではないように思われますが、議運構成は3人会派からですし、以後行われる代表質問制も同様であります。また、現在の最大会派「市政クラブ」は22人いますので仮に3名が同会派に入会すると46+3=49の過半数を越える事態になります。
城山町(合併した場合は2名)・藤野町(同1名)との合併協議は行っていますが、事実上、来年3月同時期の合併は難しい状況であります。よって、上記の件は改選時まで残り1年ですが、大変重要なことであります。現・市議会にとっても、民主党にとっても、勿論、各々の地域にとっても。
市議会議員として、民主党県連選対委員として、対応策を真剣に考えなければなりません。色々なご意見を頂ければ幸いです。。。
朝、FMさがみで生放送番組を行ってから本日は休みとしました。
家族で動物園に行こうかと思い昼頃に家を出たのですが、何だか風が強いので予定を変更して何となく高尾山に行ってきました。うっすらと記憶がある程度なので、かなり幼少の頃に行ったきりかもしれません。
麓からリフトに乗り、そこから歩きました。色々な道があるようで、歩きながら所々にある看板を見て、意味はなく山頂に向かう通常の参道ではない北側自然道で行くことにしました。 ところが、これがなかなか険しい・・・。普段の運動不足や下の娘を途中途中抱っこしながら登ったりもしていたので、かなり疲れました。。。1時間少しかかったでしょうか・・・。
ようやく山頂に着き周りを眺めてみると、橋本が見えたりしてそれなりに楽しかったです。
帰り道は参道を通ってきたのですが、全然早い。当たり前ですが道も整備されて歩きやすい。半分以下の時間と労力。やっぱり進む道は本来ある道(王道?)なのかなとも思いましたが・・・ と、つい自分に都合の良いことを考えてしまいます。。。性格なんでしょうか・・・
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