2005年02月28日(月) |
議会だよりの写真が・・・ |
議会運営委員会が開催されました。先に行われた臨時議会用の議会だより発行についての編集です。
その前に、冒頭、議長より発言がありました。先般の特別委員会欠席についてです。
「事情があったにせよ、事の重大性から考えて、議長の立場での配慮に欠けた行為であった。」 「お詫び申し上げ、以後ないように務める。」 とのことです。
さて、通常の編集はスンナリ終わるのですが、今回は2点協議・修正が行われました。
1点目は、市長不信任決議案の記事取り扱い。2点目は、掲載写真についてです。
特に2点目なのですが、当初は第1回の法定協議会風景の予定でした。これについて、共産党が「法定協は協議会だよりで掲載されるはず。臨時議会の臨場感が感じられる写真にすべき。」と主張。正に、その通りだと思います。
協議の結果、全会派が同意しました。そこで、写真です。
出てきたのは、採決時の投票をしている風景の写真。結果的に、それしかなかったようなので決まりましたが、何と、ちょうど私が投票している時の写真であります・・・。
3月6日に発行予定です。少し、目を凝らして見ないと解らないかもしれませんが・・・新聞に織り込まれている筈ですので、ご覧頂ければ幸いです。ミーハー的ですが、こんなことは一度切りでしょうから・・・。
久しぶりに休みました。
考えてみたら、一月以上休みを取っていませんでしたので、思い切って(?)のことです。
毎週やっているラジオも局の都合で収録になっていましたし、朝早くから家族で出かけました。目的を決めずに、取り敢えず出かけた次第です。
寒かったので、少しでも暖かいだろう南に向かったのですが、昨日の雪の性で、東名高速が凍結で通行止め・・・迂回しながら南下して行くと、必然のごとく伊豆半島へ・・・。思わず目に付いた「いちご狩り」へ行った次第です。
それほど好きなわけではありませんが、とても甘かったです。少しだけ得した気分になりました。
仕事とは全然関係ない、単なる日記になってしまいました。ゴメンナサイ。
2005年02月25日(金) |
民主党神奈川県連「新春の集い」 |
横浜関内のロイヤルホールヨコハマで開催されました。
県内から約1,500名もの方が参加くださり、岡田党首も来場し、盛大に催されました。たしか昨年は、県議会が徹夜状態で、所属の県議が幹事長以外は誰も参加しておらず、何か一風変わった県連の会になってしまいましたが、今年は数多くいましたので、どこかしこで記念撮影が行われたりと、所謂この手の会らしくなっていました。
会場内は満員状態で、ほとんどが会場外にいました。よって、挨拶等は聞けませんでした。特に、党首と中田横浜市長の話は残念でした。
相模原からも多くの方が参加下さりました。また、市を代表して収入役が来てくださいました。遠路ありがとうございました。
帰りは、他の地区の地方議員と懇談をしました。有意義な意見交換が沢山できました。
昨日より、相模原市議会3月定例会が始まりました。提案説明を受けての総括質疑(国会での代表質問のようなもの)の通告を本日行いました。
内容は以下です。
1)景気回復について 景気回復がしない大きな理由は何だと考えるか。また、見解をもとに国へどのような働きかけを行っているのか。併せて、市独自での景気回復につながる施策はどのような事が可能と考えるか。新年度予算にどう反映させたか。 2)国の財政再建における市の取り組みについて 国の財政再建は急務である。国はどのような方策を取るべきと考えるか。また、国家を構成する一つの地方公共団体としてどのような取り組みを行うべきと考えるか。 3)三位一体改革に関連して 全体像が未だに明らかになっていない。税財源の移譲は、どの程度行われるべきと考えるか。また、それに向けた取組は。 4)税収見込みについて 市税収入は補正・来年度とも増加となっている。要因をどう考えるか。また、今後の推移をどのように見込んでいるか。 5)財政指標の推移について 全ての指標が大小様々だが回復傾向にある。どう捉えているか。 6)地方交付税について 交付税制度は見直しを行うべきとは思うが、自立の視点から交付税に頼らない姿が本来であると思うがどう考えるか。 7)市債および臨時財政対策債について 臨対債は極力発行すべきでないと主張してきた。抑制発行を評価するが、今後更に抑えていくつもりか。 併せて、国策による市債増加が著しい現状は本末転倒と考えるが見解は。 8)法定外目的税について 県の水源環境保全税案に対する見解と本市への影響額は。また、市独自の法定外目的税を導入意思はあるか。 9)財政調整基金について 一時の低残高を脱出した。以後も同水準を堅持すべきと考えるが見解は。 10)都市内分権について 住民自治・地方の自立から成功させなければならない。モデル的取り組みの内容はどのようなものか。また以後の日程と課題および、その対策は。 11)構造改革特区について 特区の有効活用が今後の地方分権の試金石と考える。更なる取り組みや提案を求めてきたが、どのように捉え進めているか。 12)自治体合併について 住民説明会での反応はどうだったか。また、それに対する見解は。 併せて、予算の内訳と以後の日程は。また、意味のない1市3町法定協を4月以降に本当に開催するのか。 13)米軍トランスフォーメーションについて 市民・座間市・県と協力し合い反対姿勢を貫いていくべきと考える。どのような取り組みを考えているか。 14)ゆとり教育の考え方 様々な問題が生じている。国でも見直しが各方面で述べられているが、本市としては、どのように捉えているか。独自の見解と対策が必要ではないか。 15)ゴミの減少化について 南清掃工場立替と絡む。まずは、徹底的なゴミの減量化・資源化を行政が強力に主導して行うべきではないか。 また、精神論だけではなく、直接的に減量化につながる施策を考えるつもりがあるか。 16)少子化対策について 子供を増やす直接的な施策の必要性を主張してきた。出生率向上のためには、子育てのしやすい環境だけでなく、出生に関する費用負担が必要ではないか。 17)防犯体制の強化について 市民要望の最も強い部分である。体制づくりをどのように考えているか。 18) 企業誘致について 新たな施策として取り組む姿勢を評価する。既に多くの自治体が取り組んでいることであり、差別化が求められる。優位性をどう計るのか。 19) 橋本地域について 北の玄関口としての期待は大きい。変わりつつあるが、全体像としての取り組みが見えてこないと考える。どう位置づけ、具体な全体像をどう描いて取り組んでいるのか。
予算に対する総括質疑は2年ぶりです。通告順番は7番目でしたので、3月2日の最後か、3月3日の最初になると思われます。
あっ、ペイオフ解禁について聞くのを忘れてしまいました。再質問で取り上げるようにします。
18日に議会運営委員会が急遽開催されました。議題は、「22日開会の3月定例会への追加議案」についてでした。既に15日に議案が配布されていますし、慣例で「本会議開催の平日で3日前」となっているのですが、市側から「初日(22日)に」と要請があったことを受けての協議です。
内容は、「1市3町(相模原市・城山町・津久井町・相模湖町)法定合併協議会設置」と「相模原市・藤野町法定合併協議会設置」の2件です。新聞等でご承知の方も多いと思いますが、前日の夕方に首長間での協議が整い、提案に至ったとのこと。
議運に臨むにあたり会派で協議したところ、「慣例には添っていないが、致し方なし」となりました。但し、「臨時議会を含め続けざまの行いには一定の態度表明も必要」ともなりました。
そこで出てくるのが、またまた議長です。
議運での説明によると、「17日夕方に急遽、助役から議長への面会要請があった。」「内容は上記案件であった。」「そこで、議長・議運委員長の協議で議運を開催した。」とのこと。
そこで質問。 Q「要請時に、何か話をしたか。」 A「特段ない。」 Q「度重なる慣例に添わないやり方について、何等意見を言わなかったのか。」 A「言っていない。議運で協議すべきことと理解している。」 Q「議会の司として、上記の件は遺憾を伝えるなり、抗議するなり、某かの対応が職責としてあって然るべきではないか。」 A「・・・・・」
結果は、改めて意見を伝えることになり、その場は終了。議案も初日に提案されることになります。
次に、2月16日活動記に記載した件を最後に取り上げました。
Q「欠席の理由は。」 A「長友議員は何か勘違いされている。前々から心臓に関する検査を予定していた。長友議員は『違う』かもしれないが、私は命にかかわることなので、そちらを優先した。」 Q「事情は解った。では、そのことは事前にどう対応したのか。また、特別委員会の意見についての対応は。また、結果についての対応は。」 A「先程の発言以上に何も言うことはない。」 Q「それは、おかしい。職責を果たしているかの確認だ。再度、答弁を求む。」 A「質問が理解できなかった。今一度言ってくれ。」 Q「解りやすく言う。1. 出席できない旨を委員ないし各会派に事前に伝えて対応すべきでなかったか。2. 特別委員会でのやり取りをどう把握して議会の代表として法定協に臨んだのか。3. その結果の報告等はどうしたのか。」
これ以上は書けません・・・。何にせよ、「自らは何等間違っていない」との姿勢。最早、何も言えません・・・。正直、議運の冒頭なりに何等かの発言があるのでは?と期待をしていた自分が、あまりにも幼稚だったことを深く反省しました。
尻切れにするつもりはありません。が、どこかで軌道修正をしてくれることを未だに願っています。でないと・・・。
2005年02月20日(日) |
「新春のつどい」ご参加ありがとうございました。 |
毎年開催している「新春のつどい」を行いました。後援会役員の方々が準備から当日に至るまで行ってくださいました。
正直、急な臨時議会等で予定していた通りに日程が行えず、当日の呼びかけなども、ほとんど出来ていない状態でした。開催前は、毎年同じなのですが「本当に来てくれるだろうか?」と物凄く不安になるのです。今回は特に不安が倍増していました。
最終的には、署名数173名と、本当に多くの方にご参加をいただけました。ありがとうございました。「ほっ」としているのと、感謝の気持ちで一杯であります。
また来賓では、広野ただし参議院議員、舘盛勝弘神奈川県議会議員、本村賢太郎神奈川県議会議員、太田ゆうすけ海老名市議会議員、若林あきよし町田市議会議員、新井よしなお町田市議会議員、寺崎雄介前相模原市議会議員、 佐竹和平前綾瀬市議会議員、長田ひでとも民主党神奈川16区支部長、井上芳明前市教育長(藤井裕久後援会会長)、と、お忙しいところお越しいただきました。
挨拶で申し上げましたが、今年一年も臆することなく、多くの方々にご支援いただいていることを誇りに、積極的な発言と活動を行っていきます。
本当に、ありがとうございました。
昨日の議会運営委員会で、3月定例会に付議される議案が配布されました。条例15本と来年度予算、今年度補正予算等です。
本日は、それらについての説明を総務課と財務課から受けました。毎年のごとくですが、ボリュームたっぷりです。これから各議案書とのニラメッコの日々が続きます。
尚、今回は2年ぶりに予算等に対する総括質疑を行うことになりました。前回は改選前でしたので、2期目の当選後は予算・決算併せて初めてのこととなります。
よって、市政運営の基本的な姿勢等を中心に行っていくつもりです。常々の発言場面で行っていますが、それらをマトメたものをと考えています。
通告期限は23日ですので、詳細は改めて記載します。
約一ヶ月の議会となります。しっかりと取り組みます。
2005年02月16日(水) |
特別委員会での出来事 |
昨日(15日)、1市2町の法定協議会が調印を行い、設立しました。17日に第1回会議が開催されます。
それに先立ち、議会選出委員3名の協議が午前中の議会運営委員会で行われました。 結果は、1市3町の任意合併協議会時と同じように、会派構成の人数により按分で排出することになりました。よって、市政ク2名・公明1名です。それ以外に、議長は規約に記載されていますので、別枠で委員となります。
議長は、議会を代表して委員になる訳です。1市3町の時も事実上そうでした。議会では、特別委員会が設置されているため、毎協議会で協議される案件を市から事前に説明を行い、質疑や意見を述べています。 そこで、議長は、特別委員会委員ではありませんが、議会での議論や意見を持っていくために、委員会に出席していました。それらを受けて合併協議会に臨んでいました。結果、どのような判断や発言をするかは議長の裁量だと思います。ですが、これにより、合併協議会委員になれない議員や会派の意見等が間接的ですが担保されていることになります。
今回も同様に行うのが議長の責務です。
ところが、本日午後から開催された合併問題特別委員会に議長は出席しませんでした。明日行われる法定協議会の事前説明なのにです。 疑問に思い、委員会の冒頭に「なぜか?」を聞いたところ、「前々から大きな病気にかかわる定期検査が入っていたため。」と議会事務局の説明。これらは、事前に一切説明がなかったことです。勿論、その後にどのような対応をするかもです。
「ん?」
今回の法定協議会設置は、様々な事情により駆け込み的に行っています。一種、異常なほどの進め方です。ですが、市長・職員・議会の誰もが職務として準備・審査等に臨んでいます。予定をやりくりしてです。賛否は別としてもです。 尚、今回は特別委員会ですので、中身の審査等が本文なので、本件についての疑問は議会運営委員会で取り上げたいと思います。
2005年02月15日(火) |
合併の行方と臨時議会・・・その9 |
昨日の流れを記載したいと思います。上手く伝えられるか自信がありませんが・・・。長くなりますが、ご容赦下さい。
0915 議会運営委員会開会 テレビ神奈川より本会議を録画したい申し出があり、それについての了承・確認ととるための開催。テレビカメラ等が議場内に入る場合は、確認をすることになっている。毎回、問題なくOKとなります。 そこで、その場面で松永委員(共産)より「市長不信任決議」の提案があることを伝え、文章を配布する。本会議開会は0930なので、開会後に直ちに休憩をし、取扱い協議のための議運開催を確認し、休憩となる。
0930 本会議開会 と同時に、議長の宣告により休憩となる。
1000 議会運営委員会再開 休憩中に「市長不信任決議(案)」を議長に提出。議運で取扱いを協議する。 各会派持ち帰りの休憩を挟み、再開。先議事項のため、議案に先立ち上程されることが確認。併せて、採決は起立採決ではなく「無記名投票」を要望。計3人以上の同意があるので規則上認められる。 また、他の議員より、議案2件については「記名投票」が要望され、同様に計3名以上の同意により認められる。
1015 本会議再開 議長より「市長不信任決議」が提案されたことが告げられ日程に追加することが同意される。 菅野通子(共産)議員より提出者(提出者は菅野氏と私)を代表して提案説明を行う。提案に対する質疑はなし。委員会付託は行わず、直ちに討論となる。 反対討論2名、賛成討論5名。(途中、昼食のための休憩を1時間あり)
1400頃 採決 結果は、賛成12票、反対32票、欠席2名。よって「市長不信任決議」は不採択(否決)となる。
1440頃 本会議再開 議案に対する委員会での審議状況・結果の委員長報告が合併問題特別委員会 山岸委員長(市政ク)から行われる。 委員長報告に対する質疑が西村議員(無所属)よりあり。途中、「簡潔に」との議長からの注意が2度ある。が、改善されないとして「議事進行についての動議」が他の議員より述べられ、議長が休憩を宣告する。
1530頃 議会運営委員会再開 西村議員の発言についての協議が行われる。本会議再開後に議長の指示通りに行うことが確認される。
1600頃 本会議再開 西村議員が質疑を終了し、山岸委員長が答弁をする。「委員長として委員会の公正中立に議論を報告した。」と締めくくる。 その後、議案に対する討論が行われる。賛成2名、反対7名が行う。私も反対討論を行う。後、休憩。
1815頃 議会運営委員会再開 討論の中で述べられた事項で、新たな事実があり、その点の説明を求める発言があった。具体には全員協議会開催要求。松永委員より、発言を尊重し全員協議会開催を求めるための議運開催要求に基づくもの。 休憩を挟みながらの断続的な協議の結果、協全開催を求める会派は、共産と民主クのみ。市政クと公明は拒否。折衷案として、書面での回答を要求することを提案。同様に2会派は拒否。ではと、緊急質疑の提案をするが対応は同じ。 結果、其々採決を行い、何ら説明を求めることを行わない決定となる。
1900 本会議再開 投票による議案採決が行われる。 結果は、両案とも賛成29票、反対13票、欠席3名となり、賛成多数で可決される。(議長は採決に加わっていません) 1930頃 本会議閉会
1940頃 議会運営委員会再開。 議会便り作成等、今後の日程を確認し、2000頃閉会。
誰もが、2時間程度で終わると思っていた議会が、結果10時間半以上行ったことになり、体力的には勿論ですが、私個人としては精神的に疲れました。 そして、結果は阻止することができませんでした。深く反省をし、お詫びを申し上げます。
尚、「相模原・津久井・相模湖の法定合併協議会設置と関連する補正予算」の採決は以下の通りとなっています。(記名投票)
○賛成者 阿部善博・中村昌治・寺山猛・加藤明徳・米山定克・細谷政幸・須田毅・沼倉孝太・久保田隼夫・関山由紀江・菅原康之・大上和夫・山崎順二・岸波孝志・川上一行・稲垣稔・川田基晶・小俣旭・佐藤賢司・折笠峰夫・久保田義則・山田弘・小林一郎・山下昌志・山岸一雄・細谷達司・今井満・溝渕誠之・河本文吉。(計29名)
○反対者 小池義和・大沢洋子・岩本香苗・友成洋一・金子登貴男・田中武夫・東條恵美子・西村綾子・長友克洋・長友義樹・松永千賀子・藤井克彦・菅野通子。(計13名)
○欠席者 武原祐子・岩上容子。石井千太郎←なぜか途中からいなかった・・・(計3名)
以上、敬称略・議席番号順により記載。
2005年02月14日(月) |
合併の行方と臨時議会・・・その8 |
本日、臨時議会最終日。採決の時です。
冒頭に、「小川勇夫相模原市長の不信任決議」を提出しました。先議事項となりますので、最初に議題となります。 相模原市議会では45年ぶりのことだそうです。
〜以下、提出文章〜
議提議案第1号
小川勇夫相模原市長の不信任決議
本市議会は、小川勇夫相模原市長を信任しない。 以上、決議する。 相模原市議会 平成17年2月14日提出 提出者 相模原市議会議員 菅野通子 提出者 相模原市議会議員 長友克洋
提案の理由
小川勇夫市長が、今まで協議してきた隣接する城山町を除いた「相模原市・津久井町・相模湖町・の1市2町合併」を進めるための法定合併協議会設置を突然、唐突に提案したことは、到底容認できない暴挙である。 これは、紛れもない「飛び地合併」の提案であり、50年、100年先まで禍根を残しかねない、重大な問題である。 小川市長は、このことについて、さきの市長選挙中には一言も触れていない。したがって、選挙で当選したことをもって市民がこのことを支持しているとは、決して言えないことは明らかである。 この「1市2町」合併を、「後から城山町が合併する」と勝手に決めつけて「先行合併である」「1市3町での合併協議の延長である」と言い張り、飛び地の町相模原になる可能性があることを隠したまま、駆け込みで3月中に決定してしまおうとしていることは、許すことができない。 このような小川市長には、市政運営とまちづくりの舵取りをまかせることはできない。
以上の理由から、小川勇夫相模原市長の不信任決議を提案するものである。
〜以上、提出文章〜
採決は、無記名投票で行いました。結果は、賛成12票・反対32票・欠席2名で不採択となりました。
議案は、記名投票で行いました。結果は、賛成29票・反対13票・欠席3名・(採決に加わらない)議長1名で2案とも賛成多数で可決されました。
津久井町議会・相模湖町議会でも本日同様の結果がでました。よって、残念ながら、1市2町の法定合併協議会は明日15日に設立されます・・・。
ですが、これで終わった訳ではありません。
どのような手立てがあるか現時点では分りませんが、まだ山場は「配置分合議決」を含めて幾つかあると思います。最後まで諦めずにやるつもりです。
尚、きょう一日は様々なことがありました。一日の出来事は後日記載致します。
2005年02月13日(日) |
合併の行方と臨時議会・・・その7 |
明日、本会議が開かれます。
上程されている「相模原市・津久井町・相模湖町の法定合併協議会設立と関連する補正予算」が、議決されます。
通常の流れは・・・
1)負託した合併問題特別委員会における審議内容と結果の委員長報告 2)同 報告に対する質疑 3)議案に対する賛否を述べながらの討論 4)議案に対する起立による採決 5)市長の挨拶
です。
議員も市長も職員も誰もが、この流れだろうと思っているでしょう。たぶん・・・ そして、この流れならば、通常は2時間もかからないで閉会でしょう・・・両議案とも賛成多数の可決となります。
既に、決めています。このままスンナリならないことを行います。また、何人かの同調者と最終的な話をしました。
おそらく結果は変わらないでしょうが・・・。
ですが、政治家として自らの「信念」を通します。 この活動記も今日の時点では掲載できませんので、臨時議会が終了してからになります。(なりました。)
私が所属している (社)相模原青年会議所の創立40周年の記念式典と祝賀パーティがセンチュリー相模大野で行われました。
市内外から350名の方々が参加してくれました。地元の政治家や関係諸団体、各地の青年会議所およびOBの方々です。
私は、受付の担当でしたので、式典等がどのように行われたか詳しく解らないのですが、歴代理事長等から「良い40周年だったよ」と言われたので、盛会に盛大に出来たのだと思っています。
今日に至るまで、様々な方がJC活動を行ってきましたし、様々な方々に支えてもらったんだろうと思います。単なる一会員ですが、その積み重ねによって、今私たちが活動できているのだと改めて感じました。
ご参加の皆様ありがとうございました。
そして、準備から当日に至るまで子細にわたりやられてきた担当の方、本当にお疲れさまでした。
これから新たな一歩の始まりです。
2005年02月09日(水) |
合併の行方と臨時議会・・・その6 |
正直、悩んでいます。
昨日の特別委員会のやり取りからが終わってから・・・一晩、考えましたけど決まりません。
態度表明は「反対」と決めていますので、そのことではありません。
委員会では賛成多数で可決されました。14日の本会議で採決が行われ最終決定となります。 委員会での採決結果から考えると、本会議でも賛成多数で間違いなく成立してしまいます。所詮、多勢に無勢です。
本会議で反対討論を行って、自らの考え・意思により反対をしますが、成立してしまう以上、どうしようもありません。そして、賛成派も反対派も同じように思っているはずです。市長も議会も職員も他の町も・・・
勿論、以後も山場はありますし、最終的な配置分合(合併)議案採決の場面もあります。ここが最終局面でないのも事実です。
ですが、だからと言って、本当にこのままスンナリ成立させてしまって良いのでしょうか・・・。あるいは、何か手立てはないか・・・。
悩んでいます・・・本当に・・・
と思いました。 よって、掲載は自分で結論が見出せた時になります。(なりました。)ゴメンナサイ。
2005年02月08日(火) |
合併の行方と臨時議会・・・その5 |
合併問題特別委員会が開催されました。昨日の本会議を受けて、細部に渡る審査を行うためのものです。
昨日の活動記でお知らせしていました通り、委員会審議に初めて市長が出席をしました。積極的に答弁をしていました。 中には、丁重な言い回しなれど逆にやり返していた場面もありました。行政職員の答弁では、どちらかと言うと「議員に恥じをかかせない」的な答弁になっている場合もありますが、政治家同士ですと多少変わってきます。国会の予算委員会などを見ても同じだと思います。その意味では、議員も質問資質が明確になったのではと思われます。
委員会が中断した場面が2度ありました。
一度目は「パブリックコメント(以下、PC)」に関して。2度目は「財政支援措置」に関してです。両方とも休憩を取り、答弁等の調整を計ったのです。
昨日の本会議答弁と同様の内容で答えていたのですが、PCは更なるやり取りで助役の答弁は「PCは行わないが、ホームページや説明会等で市民意見を聞くので、趣旨・本旨に添っている。(から問題ない)」でした。
これには「ビックリ仰天!」しました。
市は、市政に関する重要な施策等はPCを実施すると自ら定めた要綱に条項っとして記載されているのにです。 助役の答弁通りなら、市の全ての要綱がこの通りになってもOKとなります。これは大問題です。何人かの委員が「問題発言だ」「おかしい」と述べ、休憩になった次第です。 再開後、「実施する」と前言を修正し日程を発表しました。パートナシップを市政の柱に掲げる根幹を揺るがす発言は、最悪の事態を回避できましたが、市の姿勢に疑問が残りました。
財政支援措置では、現行の「改正合併特例法」と4月以降適用される「合併新法」の違いが焦点の一つになりました。 市は、その全部が新法では受けられなくなると述べてきました。しかし、一部が新法でも適用となるのです。私自身も総務省に確認をしていました。
これまた重大な問題です。
市民や議会に対して「ウソ」の情報で説明していたことになります。休憩後、間違いを認めました。これは、残念ながらお粗末です。勿論、我々議員側もです。少し調べれば簡単に分かることなのにです。
さて、その他にも書き記せない質疑が行われました。そこで、最後に気がついたのは、質疑を行わなかった会派があったことです。第1会派と第2会派です。(所属議員が多い順)他の議員の質疑や昨日の本会議総括質疑で質問事項は出尽くしたから行わなかったのかもしれませんが・・・真意は分かりません。
最後に、採決です。私の所属する会派(民主クラブ)は私ともう1名が委員として出席していました。今まで意見交換を継続的に行ったのですが、最終的に賛否が別れることになりました。今回の一件では、会派拘束(統一行動)をなくしたのです。そして、私は反対しました。飛び地になる可能性を否定できないからです。
尚、14日の本会議で「反対討論」を行います。
2005年02月07日(月) |
合併の行方と臨時議会・・・その4 |
市議会本会議が開催され、全ての会派代表と無所属による総括質疑が行われました。計9名の質疑です。
付議されている議案は、「相模原市・津久井町・相模湖町の法定合併協議会設立」と、それに付随する予算として「平成16年度一般会計補正予算」です。 併せて、それらに対する請願1件と陳情11件も追加で上程されました。
様々なやり取りがありました。市長も積極的に再質問にも答えていましたし、議論は深まった感がします。その中で、改めて浮かび上がった点がいくつかありました。私なりに解釈をした重要な論点としては・・・
○2町先行合併についての城山町長の見解。
○先行合併と飛び地合併の違い。
○結果、飛び地になった場合の対応についての考え。
○1市2町で合併議決が行われた場合、城山で起きた住民発議の対応。
○合併根拠の一つとなる国や県の財政支援措置の具体内容。
○本件に対するパブリックコメントの不実地。
○合併協議の継続と本件の整合性。
これらは、明日行われる合併問題特別委員会で細部にわたる審議がなされることになると予想されます。勿論、私も行います。
さて、本会議終了後に議会運営委員会が開かれ、過日に提案しました上記委員会への市長の出席要請が最終的に決定しました。過程でのやり取りはありましたが、結果が出席になったので詳細は控えます。 これで、最終的な決断をした背景や今後の展望を含めての細部にわたる審議ができることになりました。 また、一方蛇足ですが、市長が出席し答弁をすることにより、委員会開催時間も短縮されると思っています。行政職員の答弁は、是非は別にして概して長いです。その点、市長は自らの姿勢や考え方を述べるので、端的になります。結果、時間の有効利用になると思います。 そして、勝手な推測ですが市長も特に重要な案件なので「自らの言葉で答えたい」と考えているのではないかと思っています。
ところで、ある議員の質疑で明らかに漢字を読み間違えただろうと思われる発言がありました。しかも再質問でです。 (具体的に書くと個人と内容が特定されるので控えます。ですが、どう考えても普通は間違えないだろうと思います。)
大勢の方々が集っている会で、お話をした複数の方に大変嬉しい言葉をいただきました。
「いつも演説などを感心して聞いている。」
「解りやすく論理的で的確に述べている。」
「迫力があり、大変良い。期待している。」
と・・・自分で書くのがおこがましい位の誉めの言葉です。
リップサービスだったのかもしれませんが、正直、素直に嬉しいです。どの場面で私が話しているのを聞いたかまでは聞きませんでしたが、政治家にとって大切な一つである演説で、これ程の評価をいただいていることは、たとえ一人だけであってもありがたいことです。
勿論、大切なことは他にも沢山ありますし、演説だけではダメなのも事実です。行動や結果を含めた中身で判断されるものと考えています。
2005年02月05日(土) |
第11回街頭なんでも相談会in町田 |
今回は告知ではありません。今日行った次第です。
お隣の町田市の若手市議数名と昨年より行っている街頭演説+相談会です。今日は相模原からは私だけでしたが、町田市は友井かずひこ議員 ・ 新井よしなお議員 ・若林あきよし議員が参加し計4名で行いました。
歴史的・地理的にも繋がりが深い両市の連携を更に深める必要性から、また、将来の合併政令市も視野に入れて活動を行っています。勉強会を始めてから早5年になります。街頭活動は昨年の7月からです。
「町田・相模原若手市議 広域まちづくり街頭なんでも相談会」と名付けています。リレー形式で各議員が、両市の連携の必要性や活動報告を演説するとともに、他の議員がブースを作り様々な相談なり意見なりを伺う内容となっています。
去年もそうでしたが、やっぱ寒かったです。11時〜2時までですが、日が直接指していたのは最後の30分程度。風も冷たくて・・・気合いが足りなかったのでしょうか・・・。
尚、次回は相模原市内で開催の予定です。
2005年02月04日(金) |
臨時議会開会日の一日 |
慌ただしい一日でした。
まず、臨時議会が召集され、市長の召集挨拶と担当部長からの提案説明が市議会本会議で行われました。計15分程度だったでしょうか。傍聴者が数多く来られていましたが、拍子抜けに感じられたかもしれません。
その後、休憩を経て議会運営委員会が開催されました。法定協議会設置議案に対する請願と陳情が提出された関係で、取り扱いの協議です。計7本ありました。全てが反対的なものだったと思います。
その後、休憩を経て合併問題特別委員会が開催されました。我が会派(民主クラブ)が特別委員会への市長出席を要請したことによる協議です。 今回の案件は、特別委員会で委員会審議を行うことが決定されています。通常の定例会等での委員会審議は市長が出席せず、助役以下の職員が出席しています。(議会との申し合わせにより・・・だったと記憶しています。) しかしながら、今回の案件は大変重要であり、市長の政治決断によるものだからであります。委員会で合意が得られれば、要請をすることになります。 協議の結果は、「要請すべき」と「7日の総括質疑を聞いてからの判断」に分かれたため、再度7日に協議することになりました。
その後、幾つかの部会が開催されました。資料を取りに一端帰宅し、戻ってきてから会派での会議です。今議案に対する総括質疑の内容協議です。(今回の会派を代表した質疑は、小池義和議員が行うことになりました。)それが、永遠と続き、概ね終了したのが4時。最終的な部分は会派代表の寺山猛議員と小池議員に任せて市役所を飛び出す。
次に、民主党神奈川県第14区総支部の役員会。8日に行われる支部大会の詳細にわたる打ち合せ協議を行い、その後に、藤井裕久代表(衆議院議員)の新春の集いにかけ込む。
終了後、後片づけを少し手伝い会場を出る。先の選挙時に大変お世話になった学生が、家庭の事情で広島に帰っていたのですが、時間ができ遊びに来たとのことなので、急遽若い仲間数人で久しぶりに飲むことになり、相原へと向った次第。元気そうで何よりでした。
さて、今日は会う人のほぼ全てが合併の話しでした。状況説明を繰り返しするのも中々大変です。短い時間でのやり取りなので、上手くお伝えできない方もありました。反省しています。。。
2005年02月02日(水) |
合併の行方と臨時議会・・・その3 |
本日、朝からの市議会全員協議会とその後の議会運営委員会が開かれました。会派での検討協議を含めて丸々一日かかりました。
まず、全員協議会です。 市長から一連の説明がされ、その後に質疑応答になりました。概略を述べると・・・
○1市3町の合併協議について関係首長間で様々な話し合いをした。 ○小林城山町長が期限を区切った(現行合併特例法期限本年3月31日までに知事に送付)協議には反対。但し、間に合う可能性もゼロではない。 ○天野津久井町長と溝口相模湖町長は、各議会とも相談した結果、期限内を目指す協議を行いたいので、2町として相模原市と法律に法った法定合併協議会設置の要請が1月31日小川相模原市長にあった。 ○倉田藤野町長からも同日に期限内合併を目指した法定協議会設置の要請があった。 ○小川相模原市長は、相模原市の長期展望からも、あくまで1市4町の合併が望ましいと考えるが(上記3町長も同様)、事情を鑑み、2町との先行協議と併せて藤野との協議を受諾した。 ○城山町で1市3町の法定協議会設置の住民請求が成立している件は、同日に議会に付議する意思があることを城山町長に送付した。(他2町も同様) ○本件については、送付後60日以内程度で各議会に付議されることになるが、城山町から然るべき時期に話があると考える。 ○よって、臨時議会を召集し、2町との先行合併の法定協議会と関連する補正予算を議会に付議する。
質疑については、賛否を含めて様々な意見ややり取りがありました。(余りに多すぎるので省略します) つまり、まず相模原市と津久井町・相模湖町の法定合併協議会設置をし、その後に藤野町との1市1町の同を設置する。(時期は未定)そして、城山町の住民請求による1市3町が何れかの時期に設置することになる・・・と3つの法定協議会ができる可能性があることになりました。
う〜ん・・・少し複雑です。
勿論、各議会の議決がなければ、法定協議会は設置できませんし、その後の合併議決もできません。ですが、全員協議会でのやり取りを聞いていると、趨勢は容認が大勢だったと思います。
次に、議会運営委員会で検討された臨時議会の日程です。 議会の召集権は市長にあります。(議員にもありますが)よって、議会を開かないことは有り得ません。2月4日召集です。 同日に提案説明(上記2議案)が行われ、7日総括質疑の本会議、8日合併特別委員会、14日討論・採決の本会議の日程となりました。尚、14日議決は津久井町・相模湖町も同様になるようです。
尚、市長は2月19日から月末までの間で公民館単位で説明会を開催することも表明されました。
う〜ん・・・いろいろな部分で納得や理解ができないところがあります。ですが、本日は状況のみの掲載とします・・・。
2005年02月01日(火) |
続・合併の行方と臨時議会 |
既に新聞等で報道されていますので、ご承知の方も多いと思われますが、1月25日活動記の続報をお伝えします。
1月26日の協議では進展を計ることが出来なく、その後も継続的な協議が行われていました。昨日(31日)一定の方向性が出たとのことで、本日(2月1日)に議長名で書類が来ましたので、転写します。
〜以下、転写〜
津久井地域との合併協議について
本日(2/1)朝、山口助役から津久井地域との合併協議について、次のとおり報告がありましたので、お知らせします。
・昨日(1/31)、天野津久井町長と溝口相模湖町長から、1市3町で合併協議を進めるにあたり、先行して法定協議会を設置し、合併協議を進めていただきたいとの申し入れがあった。
・これを受け、本日(2/1)午後、改めて1市3町の首長会議を開催し、2町からの申し入れの取り扱いも含めて、合併協議に関する方向性を出すこととしている。(結果については、本日報告いただくこととなっています。)
・なお、昨日(1/31)、藤野町からも法定協議会を設置し、合併協議を進めさせていただきたいとの申し入れがあった。
〜以上〜
明日の朝、市議会全員協議会が開催されます。ここで詳細の説明があると思いますので、正確性を期すためにそれを受けて記載します。
尚、たった今入った連絡によると、山口助役から市議会議長宛に臨時議会の召集要請があったそうです。正式には明日告示となります。2月4日(金)からの予定です。その他、詳細は明日議会運営委員会が開催されて決定することになると思います。
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