神奈川県議会議員「長友よしひろ」活動記
政治家としての日々の活動や感じたことを記載しています。
ご意見・ご感想などは掲示板へお願いします。

2004年12月31日(金) 年末にあたり

 早いもので、一年が終わろうとしています。今年も大変お世話になりました。ご支援頂いている皆様、私のホームページをご覧頂いていた方々には心から感謝申し上げます。

 思い起こせば様々なことがあった年でもありました。一つひとつは述べませんが、良いことも悪いこともです。日々、それの繰り返しだったような気がします。ただ不思議なもので、嬉しかったり良かったことより、悪かったことや自己反省の方が多く思い出されます・・・。

 そんな反省を踏まえて、来年も頑張りたいと思います。どうぞ宜しくお願いします。

 さて、最後にご報告です。1月23日に行われる市長選挙についてです。
 この活動記でも、過去に様々書きました。正に紆余曲折でした。


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 本日、雪の中でしたが、正式に挨拶に行ってきました。些か遅い参戦となりますので、何が出来るか解りませんが、応援するからには遅れた分も含めて、しっかりとやりたいと思います。

 それでは、来たるべき新年が皆様にとりまして素晴らしい一年になりまうよう心からお祈り申し上げまして、平成16年最後に活動記と致します。

 ありがとうございました。



2004年12月22日(水) 定例会4度目の本会議登壇は爆発!!

 本日で相模原市議会12月定例会が終了しました。

  掲示板にも記載しましたとおり、一般質問を19番目に行いました。実はこの登壇により、本定例会での本会議登壇が4度目となりました。1定例会で4度の登壇は当選以来初めてのことであります。会派の条件にもよりますが、なかなか珍しいことだと思いますし、「喋りすぎだ!!」とどこからか起られてしまいそうな部分もありそうです・・・。

 振り返りますと・・・
1.「収入役の選任について」に対する賛成討論。
  →山口収入役の就任賛成の理由と大谷収入役辞任に関する市長の姿勢および市役所内部への苦言。

2.「個人情報保護条例および補正予算」に対する総括質疑。

3.「郵政事業の経営携帯の在り方について」の請願に対する反対討論。

4.「教育委員会を質す」と題した一般質問。

 これ以外に委員会(環境経済委員会・合併問題特別委員会・議会運営委員会)でも多数発言をしました。

 さて、一般質問についてです。
 かなり怒り心頭状態になってしまいました。教育委員会の体質と教育長の姿勢についてです。

 ます、教育長の答弁と姿勢です。
 この活動記でも過去に何度か書きましたが、相模原市議会では一般質問等は議長に発言通告を出した際、市役所の担当課が質問取りに来ます。通告は至って簡単なものなので、質問内容の確認に来るのです。その折に、「○○の趣旨で聞く」「□□と△△の2つを聞いている」・・・等、その意味の詳細を伝えます。行政はそれに基づいて回答を作成するのです。
 そして、回答次第では、再質問と再々質問ができる制度になっています。

 今回は、通告以外に箇条書きに書いた質問内容を担当に渡しました。言葉では伝わり難い内容と思ったからです。勿論、言葉でも説明しました。

 ところがです。回答は歯抜け状態、聞いていることに答えていない・・・等。もう、ビックリ!!です。
 だから、再質問のときに「なんで、ちゃんと答えてくれないのか」と問うと、なんと首を傾げて「そうか〜?」って顔をしているじゃないですか!!
 またまた、ビックリ!!です。
 私の通告の仕方に問題があるのかもしれません。ですが、それを差し引いたとしても明らかに答えていない。意図的なのか、忘れたのか、それとも読解力や理解力がないのか・・・。

 次は、ある回答です。
 質疑をしていると、ある部長が「ちゃんと検証していた」と言ったのです。カチ〜ン!と来ましたね。だって、担当と話しているときは「確かに検証していなかった」と言っていたのです。関係する他の部署もそう見ています。もっと言うと、先月か先々月に聞きに言ったときも、ちゃんと答えられなかったのです。
 つまり、言訳を通り越して、言い逃れのために嘘をついているとしかありえません。教育委員会がですよ。公の本会議答弁でですよ。許せないです。

 え〜、本当はちゃんと聞きたかった本来の質問があったのですが、上記のような状態により(実は、まだ沢山あったのですが)そっちの追及が主眼になってしまいました。正直、残念です。

 こうなった以上は、来年は教育委員会が担当となる文教委員会委員になるしかありません。なんとしても。


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2004年12月21日(火) 請願の紹介議員は同床異夢?

 議会の制度に陳情や請願があります。相模原市議会における内容は以下の通りです。

〜以下、相模原市議会から転載〜

 市民が市政などについて、直接議会に要望できる制度が、請願と陳情です。両者の違いは請願が紹介議員の署名が必要なのに対し、陳情はそれを必要としませんが、本市議会での取り扱いは同様です。提出された請願・陳情は、3月、6月、9月、12月に開かれる定例会でそれぞれの委員会に付託され、慎重に審議し、本会議に報告され、そこで最終的な結論(採択・不採択)が出されます。
 採択した請願・陳情のうち、市の行政に関するものについては、市長あてに送付し、その実現を要望します。それ以外のものについては、関係機関に意見書や要望決議を提出したりします。

〜以上〜

 今議会には請願が1件ありました。「郵政事業の経営形態の在り方について」と題した特定郵便局長会関係の方々が提出したものです。中身の概略は・・・

○政府の民営化ありきの議論は国民に対して説明責任を果たしていない。
○国民が不安に感じる郵政事業の民営化は慎重に。
○現行の日本郵政公社の経営形態が最も国民の利益につながる。
○国民が安心して利用できる郵便事業の経営形態の在り方について検討してほしい。

です。
 さて、これらは請願ですので紹介議員がいます。議会内には大小6つの会派と3名の無所属議員がいます。
 これらのうち、私の所属する会派以外の会派と全ての無所属議員が紹介議員となっています。正直、驚きです。
 委員会の審議では、多くの議論はなかったようです。ですが、想像するに全ての方々が同じ気持ちであるとは思えません。最大公約数でまとまったのでしょう。ですが、その最大公約数は其々の根本は違うはずですから、それらを示してくれなければ対外的には理解できません。難しいものです。。。

 私たちは、請願の紹介議員にならなかっただけでなく、請願事態に反対をしました。(不採択希望)いくつかの理由がありますが、最も大きなのは○の3つ目です。それらを述べる反対の討論を行いました。(討論発言文は以後に本会議発言録に掲載します)賛成者の討論はありませんでした。

 これは大きな政策についての考え方を示す場面であったと思います。


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2004年12月19日(日) 忘年会の季節です。

 この週末から23日の天皇陛下ご生誕の日までが一番のピークです。詳しく記載をしませんが、今日も大変でした。

 何が大変って、一番は飲まなければならないことです。
 お酒は嫌いではないので、飲むこと事態はそれほど苦痛でないのですが、今日のように一日に5件ともなると、次までの移動を考えるとどうしても飲めなくなります。
「運転手付きじゃないの?」
と言われてりしますが、運転手がいるのは秘書なりを雇っている(雇うことができる環境にある)県議会議員や国会議員、首長で、我々一般市の議員はなかなかそうはできません。よって、移動も自らです。
 でも、短時間で失礼をしてしまうとき、少しは飲んだりしなければいけない雰囲気の場面があったりします。そこが、苦しい。。。次の移動に結果的にタクシー利用もしばしば・・・。後で車を取りに来て、代行で帰ることもあります。

 次に大変なのが、やっぱりお金です。
 会費やタクシー利用など、当たり前ですがすべて自己資金です。かなりツライです。今年は参加させていただく会が例年より少なかったのですが、一番多い年は50件を越えていたときがあったと思います。それら、全部が会費必要とは限りませんが、手取り40数万なので・・・大幅な赤字突入です。

 ですが、お世話になった方々にお会いできる機会は嬉しいですし、いろいろな話ができることは、自らの向上につながります。今年も様々なお話を頂戴しています。直ぐに出来ることは直ちに取り組みます。課題は来年以降に結果が出るようにがんばります。ご声援に心から感謝をしつつ・・・。



2004年12月18日(土) 民主スクールが開催されます。

  民主党神奈川県連で「民主スクール」なるものが開催されることになりました。政治に関心を持っている人、政治に参画したい意欲のある人、民主党とともに開かれた民主政治を創りたい人、どなたでも参加できるようです。

 基本的に、月1回のカリキュラムが組まれており、毎回テーマが変わります。現在発表されているのは、前期分で6月までです。
 興味のある方は参加されてみてはいかがでしょうか。

◆募集期間:平成17年1月15日まで

◆開校期間:平成17年1月〜同12月

◆講義内容:必須科目 政治経済などの課題・展望を中心とした講義。
           民主党の政策を解説する基礎講座。
      選択科目 各分野で活躍している講師を中心に、討論形式による
           双方向のディスカッションを行う特別講座。

◆受講料 :10,000円(12回受講)1回の受講の場合は1000円

◆開催場所: ワークピア横浜

 尚、開校記念として1月15日(土)午後2時〜櫻井よしこ氏による講演が行われます。
 お問い合わせ等は、上記県連ホームページでご確認下さい。



2004年12月17日(金) 一般質問の通告

 開催中の12月定例会における一般質問の通告をしています。内容は以下の通りです。今回はすべて育行政について質問を行います。

 尚、通告順番は20人中19番目でしたので、定例会最終日の22日午後の登壇になると思われます。お近くにお越しの際は、気軽に議場をのぞいて見てください。


1.学力低下について
経済協力開発機構の03年学習到達度調査結果を受けての見解を伺いたい。
国家全体の話であるが、直接子供たちと接している地域の教育委員会としての見解は。問題点は何か。どう判断し、国へ働きかけるか。
また、教職員の研修を行うことができる中核市としては、今後の取り組みは。

2.薬物等の対策について
薬物乱用等についての教職員研修はどのようなものを行っているのか。また、教職員の意識・認識調査は行っているのか。
生徒や保護者に対する指導内容はどのようなものか。
子供たちが薬物等に手を出してしまう、或いは出さない因果関係はどのようなものであると考えるか。

3.学区に撤廃について
通学区域の自由化については、生徒や保護者の立場から考えれば導入を検討すべき事項と考える。義務教育なるが故に選択の余地がないことは、学習意欲や職員意識にも大きな影響があると考える。

4.民間交流について
社会的活動等は誰もが欠かせない事項である。特に、次代を担う子供たちを育成する現場の学校教職員については尚更である。
積極的に展開すべきことを要望してきた。教職員は対外的な活動をどの程度おこなっているのか。近年の状況と併せて聞く。
また、民間人登用や職員の人事交流についての考え方や取組状況も伺う。

5.緊急雇用対策事業の成果と今後について
実施された事業について意義に疑問を感じている。
これまでに行った事業と成果や反省等ついて伺う。成果については、雇用者数等の意味ではなく、教育委員会の施策として行った事業の意味として聞く。
併せて、今後も継続して行う予定なのか、取り組みについての考え方を伺う。

6.総合学習センターの委託について
県からの施設移管以来4年間に渡り、施設管理の委託を同一業者による随意契約で行ってきた。
この度、同業者の他地区のおける収賄容疑により、指名停止処分が行われている。よって、来年度の委託は不可能となる。
なぜ、総て随意契約だったのか。来年度はどうするのか。その結果により、どのような影響がでるのか。過去の検証結果も踏まえての見解を伺う。

7.中学校給食に関する議会答弁について
本年9月議会における中学校給食に関する本会議答弁と、同委員会答弁は整合性を理解しがたい。よって、問う。
市行政運営の根幹と言える総合計画や実施計画に記載されていない内容について、従来の見解から逸脱した本会議答弁であったと捉える。
新たな施策展開を「前向きに検討」するならば、行ってきた施策の検証が不可欠である。それらが示されていない。
中学校給食のあり方についての現状での見解と併せて伺う。

8.合併協議事務事業一元化教育委員会分について
調整方針に懸念がある。区分が全体でどのようになっているか伺う。
特に段階的統合する案件が数多く設定されている。単なる積み残しになってしまうのではないか。
また、併せて公立幼稚園については、どのような検討が行われて調整区分決定に至ったのか。公私幼稚園のあり方についての今後の見解を伺う。

9.不祥事について
この度の中学校非常勤職員等を務めていた人物の不祥事についての見解を求める。また、再発防止の徹底を行う必要性は誰もが認めることだが、どのように行うべきと考えるか。本市の学校教育が問われる事件である。



2004年12月15日(水) 市長選挙における民主党の態度決定

 ようやく決まりました。ご支援いただいてる方々には、いろいろなご心配をお掛けしました。

 まず、最初にお詫びです。

 本来であれば、二大政党を標榜し、自由民主党に対抗すべく国政において取り組んでいる民主党は、国・地方問わず各級選挙において各々の有権者に対して選択肢を設ける責任を有していると考えます。そして、人口60万人を越える相模原市長選挙の位置づけは決して小さいものではありません。

 よって、今年の年明け頃から、それに向けた動きを私なりに行ってきました。「陰でコソコソ動いている」と今年の8月頃から言われたりもしましたが、そんなのは表に出てきた本の一部であり、もっと違うことをやっていたのです。
 しかし、残念ながら実を結ぶことはできませんでした。私の力不足でもあります。また、成熟しきれていない様々な状況にもよります。独自候補を擁立することができませんでした。その責任は重いと考えます。深く深くお詫び申し上げます。

 次に、その後の対応についてです。

  11月11日活動記に記載した方々が立候補表明をしています。この3氏についての党として応援するかどうかです。
 こちらも様々な協議がなされました。
 結果、先日の会議で「党としては、市長選挙について関係しない。」と決定しました。色々な意見もありますが、これが最終決定です。
 つまり「個人の判断で対応」と言うことです。決定に至った過程は、あまりにも色々なことがありすぎましたし、各々の考え方の違いもありますので、記載することは控えます。お許しいただきたいと思います。

 さて、党の決定が決まった以上、「個人の判断で対応」を考えなければなりません。市議会議員をしている以上、どのような理由であっても市長選挙に携わらないことは有り得ないと思っています。(投票行為は有権者全員ですが、選挙戦という意味です)


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