生きる。を消費する
2022年08月30日(火) |
全部見せてほしいけど見せられてるのかな |
男の子は我慢する生き物だとわかっていても、傍から見ていて時々つらそうだなと感じる事がある。 大変だ、つらい、と口に出してから進んでいく事だってあるし、それがすべてではないってわかってるんだけど カッコつけたいんだろうし、弱みを握られるのがとても嫌なんだろうなという気持ちもわからんではない。 そして、私が女だからどう扱ったらいいのかわからないのかもしれない。
沢山愛してほしい。 私を頼ってほしいし、依存してほしい。 後で少しずつ心地いいスタイルに変えていけばいいんだと思う。 それじゃダメなのかな。
私は強い、そう思って生きてきた。 彼も同じく自分を強いと思って生きている。 だけど、私は本当は全然強くなんかないし、弱音を吐けないせいで沢山損をしてきたと思っている。 女の子なんて弱くなけりゃかわいいと思われないってのに、何でこんな人間になってしまったんだろう。 もっと沢山人のせいにして私はもうできないとか助けてくれないとダメだとかそういうの言いたかったな。
彼は、私をどのくらい信じてくれてるんだろうか。 もしかしたらとても冷たくて突き放して考えていたらどうしよう。
2022年08月28日(日) |
気持ちがふさいでいる |
真剣に考えれば考えるほど、私は何をやってんだという無力感に苛まされる。 今まで生きててずっと「死にたい」と考え続けていたけど、まだしぶとく生きてる。 人からよく「楽しそうだね」って言われるけど、自分的にはあんまりわからない。 最近楽しかったことって何だろうって考えると割とあるんだけど、それでも箱根に旅行行ったりとか彼と過ごした時間が多い。 自分で行動を起こして何かやってないんだなあと反省するけど、独りでいるときって全然何もやる気が起きない。 もともと自分自身に興味が無いんだからしょうがないんだけど、でも何とかしたいところではあるなあと。
ふと、頭に浮かんだんだけど。 私って自分がどうしたいとかそういうの全然他人に伝えてないんだよね。 歌を歌ったり、歌詞を書いたり、こうして文章を書いたりするけど、それでも素の私ではないから。 主張をすることは生きる上で大事なことだと思う。 だけど、今まで頭の中にあった「私はこうしたい」みたいなのが無くなってきていて、それが怖くてしょうがないのかなと最近は思っている。
2022年08月27日(土) |
なんでもハッキリさせるのはナンセンスだと思いつつ |
今までは好きになった人の事を四六時中考えているという感じで、もうずっと頭が煮え煮えになっちゃうわけです。 そして今も割とそうなんですが、これってなんだろうとふと考えてるのですが。だって意味ないよね? ずっと考えてるのとちょっと考えてるので何か違い出るのかって感じだし。
はー意味のない事はなるべくしたくないねえ
と思いつつも、心に少しでも余白が出来たらその間にグッと入り込んでくるんだよなー 忘れようと思っても忘れられないなんて存在、私もなったことあるんだろうか。 私の事ずっと忘れられないなんて、なんだかかわいそうになっちゃうなあ・・・
人の心なんてわかるわけないって思ってるけど、それでもわからないのは不安だ。 だけど、知りたい欲求を前面に押し出したところでそんなの嫌がられるだけ。 むつかしいよね、他人に興味が無い方が絶対モテるんだよなーむむむ。
恋愛対象としてグッと来てないにもかかわらず、こんなに一緒にいたいって思うのはもしかして初めての事なのかもしれない。 困惑しつつも、一緒に入れることの幸せをかみしめるって感じで。 なんとなく、今のうちに急いでやらないと(というかチンタラやってたら)羽ばたいて居なくなっちゃう そんな感じで謎の焦りがあるんだよね、いつでも、ずっと。なぜなんだろう? そしてこんなにも性的にグッと来ない相手っていうのもなかなか無いよなと思いつつも、うーんって感じで。 色々考えさせられる相手ではある。だから面白いんだろうと思うんだけどさ。
今まで私は人に好かれるときって大体安心感とか安らぎを与えることが多いんだけど、 今の状態はなんかそれともちょっと違うんだよな・・・ 安らぎを与えてるとは思うんだけど、なんか違うんだよねぇ。 だけど多分これは単に彼が私に気を許すまでの時間がすごくかかるだけで いずれはめちゃくちゃ依存してくるんだろうなと思ってる。それが良いか悪いかわからないけど 私がどうこうできることではないし、大体今までのパターンだとそれで向こうが満足したら 勝手に私のもとを去っていくっていうやつなんだよね。はーこれ無茶苦茶傷つくのよね私が。
はーやだなあ。 でもいつも避けられないんだよな、なぜか。 来年の今頃ガッツリ凹んでたらマジでどうしよう。ツラい。
2022年08月19日(金) |
時間がある程度解決してくれるんだ |
あの日の出来事以来、ちょっとづつ普段通りに戻っている感覚がある。 あのままどっぷりのめり込む事が無く、ある程度のカラッとした感じが戻っているのは嬉しいような悲しいような。 ちょっとだけ、火遊び的なエモさをもって過ごした時間がただあっただけ、そうそれだけなのである。
私はあなたと混ざり合うけど、時間が経つと分離するんだね。 だからずっと仲良くできるのかもしれないな。 混濁したままドロッと澱んでるのはちょっと嫌だなと思っていたから。
あの時を思い出すたびに心の奥底がウズウズチクチクする。 あれがあったから、私たちはもっとわかりあえたのかな。 それともあれが無かったら、私たちはもっとシンプルな関係でいられたのかな。 わからないけど、多分正解だったと思う。いや、絶対正解だったはず。
あとどれくらい同じ景色を見ることができるだろう。 手をつないで、崖の上から夕陽を見ている。 あなたの手はいつも見ている顔とは裏腹にとても華奢で、あたたかい。 握り返すことはなく、あくまでも冷静で無感情のそれは、私にとっては逆にありがたいのかもしれない。
ずっと好きでいてくれるかな。 ずっと好きでいられるかな。
このまま楽しい時がずっと続きますように。 そして2人がちゃんと幸せになりますように。
2022年08月14日(日) |
好きだよと言う事に何の意味があるのか |
好きだよと言われても、素直に受け止められない私がいる。 本当は死ぬほど言われたい「好きだよ」を、もっと沢山欲しいと思ってるのに。 素直に受け入れられないなんて、何か嫌だな。
私の今の状況からみて、それを口に出して言うことはリスクでしかない。 言っても言わなくても大して変わらないけど、言うと責任が生じる(と思わせる)。 そんなセリフをためらいながらも口にしてくれることのありがたさたるや。 本当に嬉しいんだけど、だけど。 どういう風にして答えたらいいのかなと、考えている。 ありがとう、と受け取るだけでは多分足りない。 出来る限り誠意で答えてる彼に、何ができるか考えている。
大人の恋って、儚くて切ない。 だけど、とても輝いてるんだなと目の前にして思う。
2022年08月12日(金) |
この日記を始めてから20年が経っている |
全然実感ないんだけど、いつのまにか20年経ってるのにビックリした。 私なにもしないまま20年経過してるのね・・・ヤバすぎるなこりゃ。 昔の日記を読んでみると、将来に何も期待してないんだなというのがわかる。 当時付き合っていた人は未来に希望を感じてなかったし、私に対しても ずっと一緒にいたいとは一度も言わなかったのに結局10年一緒にいたし。
本当のことを言えないという事がとても損だという事はよくわかったなあ。 だって少なくとも私は大好きだったし、ずっと添い遂げたかった。 彼の期待に添えなかったかもしれないけど、それだってちゃんと話し合ってほしかった。 別に一般的な価値観に沿わなかったとしても、私は全然OKだったしむしろそういう話をしたかった。
今こうして結婚して。 他の人と幸せに過ごしているけど。 彼は幸せにやってるのだろうか。 そして私も本当に幸せなんだろうか。
20年という月日の経過はとても長かった。 早かったような気がするけど、ちょっと考えると凄く長い気がしてる。 色々あったけど、今の気持ちとしては正直もういいかなと思っている。 死ねるなら死にたいし、私は思ったより何も持ってないし何も学んでないんだ。
もうちょっと楽しい人生でもよかったのかもね。
怒りで愛を確かめる行為はそうそう無いものだと思うが、なかなかによい。 きっかけは全然思い出せないのだが、とにかくこのままではもう一緒にいられないよと伝えたんだと思う。 それも結構具体的に「今月中に会わない」とかそんな感じで。 私だってそんなの嫌だから、でもそうしないとちゃんとしてくれないと思ったから。 それに時間にルーズとかそういうのじゃなくて、相談してくれないとかそういうのだったから、 やはり信頼関係を築くことは出来ないと思っちゃった。
そこまで重い話のつもりはなかったんだけど。 「どうしたら僕を見放さないでいてくれるか」でパニックになったんだと思う。 大きめのトリガーを引いてしまったらしく、今までに見た事が無い状態になってしまい大変だった。 彼は大人になりたての、まだ幼い男の子なのに、大変な選択を強いられてしまったんだからそりゃそうなるよね。 本当に悪いことをしたと思っている。
ただ、結果として私をどう思ってるかについてちゃんと考えられたのかもしれない。 本気で好きなんだと自覚したんじゃないかな。 これは遊びじゃない、本気の魂のやりとりなのだと思い知ったんだと思う。
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身体とからだが触れ合う瞬間に、パチンと音を立ててはじけた。 私とお前の境界線を越えて、はるか彼方に行け。 魂はいともたやすくお互いを超えて、相手のコアにたどり着く。 愛してるか?お前は確かに私を愛していた。 それだけで、私は生きられる。そんなたやすい存在なのだ。
愛は戦いである。 愛してると言葉にするなら、矛先を相手に向けて言え。
2022年08月01日(月) |
好きにもいろいろな種類があるらしい |
この年齢になると、ラブコメ的な恋愛はもはやとても遠い所のおとぎ話的な認識になっていて、 へーとかふーんとかそういうのしか感じなくなってる。
なんというか、ときめかないのである。 男子が一生懸命に頑張ってるのに、ときめくというよりは「かわいいなあ」としか思わなくなっている事に、割と愕然とする。 これ、若いころの私に教えてあげたいよ。だって一生無くならないと思ってたからさ。
ときめき・・・ああときめき。
で、今の私の状態を考えているんだけども。 多分もうこれは自分の子供を愛おしいと思うって感じでしかないんだと思う。 性的な魅力は感じるけど、実践には移す気無いっていうのとか。 えっそうなの?って思ってビックリした。それが繋がらないのは「異性の友達」だと思ってたんだけど、またそれとは違うんだよね。 愛おしさみたいなのは友達には無いし、触れていたい的なものも友達には無いでしょ? それはあるんだよね。だからなんというか特殊というか独特というか・・・
私ですらこれなんだから、彼は相当混乱してるんだろうな。 普通に20代の女の子と恋愛するのとは、テンションも内容も違うだろうし、なにしろ私自身がアラフィフの感じじゃないだろうし。 自分でも「こんなに変わらず年老いていけるんだスゲェな」って感想しかないし。
昔一緒に遊んでくれてた友達で私の10歳年上の人がいたんだけど、彼氏がとても年下でかなり長く付き合ってた。 失礼な話なんだけど、当時の私は「多分おかあさんの代わりだから彼が大人になったら別れちゃうんだろうな」って思ってた。 確か別れちゃったんだと思うけど、やっぱそうかー年老いていくとそういう感じの結果になるのねって感想だった。
今自分が直面してみて思うのは、年が離れてる人との恋愛っていうのは割と無いのかもって事だ。 なんというか、とても硬くて大きい壁がなんとなくあってそれは多分クリアできないってこと。 メリット?は彼のお葬式に参加する確率がとー−−っても低いって事かしら。
でも、なんというか独特な時間と空気を味わえるんだよね。 今に集中できるっていうか。過去のことなんて話しても面白くないでしょ?大体共感できないんだから。 そうなると、今もしくは未来の事しか話さないんだよね。それはとても面白い経験で、すごくポジティブになれる。 多分彼もそう思ってるんじゃないかな。私だって未来がそんなに長くあるわけじゃないってわかってるだろうし。 いろいろあるけど、とりあえず私は今の気持ちを忘れないようにしたためておこうかなとは思ってる。
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