***☆For My Dearest☆***






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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2005年09月19日(月)キミが羨ましい。

旅行から帰って。久しぶりにそうるに会った。

カレドニアで見てきた夢のような世界を。
あたしが感動しすぎて苦しくさえなったことを。
そうるにひとつ残らず。ありのままに伝えたくて。
あたしは写真を見せながら。いつになくおしゃべりやった。

焼酎を飲みながら。そうるはちゃんと話を聞いてくれた。
ふんふんうなづきながら。へぇーとかほぉーとか言いながら。
「ええ体験してきたなー。よかったなー。」って笑ってた。

インストラクターさんの話もした。
堂々と働くその姿に。職場を愛してるその姿に。
あたしがどれだけ感動して。どれだけ嫉妬したか。
愚痴にならんように言葉を選びつつ。話した。

そうるはあたしの話を聞きながら。ちょっと難しそうな顔をしてた。
何度も見たことのある顔。冷静に何かを分析してるそうるの顔。
またなんか考えてるな・・・今日はなんやろう。そう思ってたら。
案の定。いつもと変わらずしっかりしたことを言ってくれた。


なんかさー。否定するわけじゃないけど。そんないいもんじゃないと思うで。
インストラクターさんのこと。あんたは相当キレイに見えてるけど。
絶対しんどい仕事やと思うで。職場愛せてるかも怪しいと思うで。
あんたも働き出して「白衣の天使なんかありえへん!」って言ってたやん。
でも傍からは天使に見えたりするやろ。そんなもんちゃうか?

・・・でもな。基本的にうちがこうやって疑ってかかるところを。
あんたは感情で突き進んで。キレイなまま信じることができるやん。
物事を感情優先で捉えるのって。前々からのあんたの傾向やもんな。

悪くないと思うで。むしろうちは自分ではそれができんから。
あんたのそーゆうまっすぐなところ好きやし。ちょっと羨ましい。


最後の方は。聞いてて頭の奥が痺れたみたいになった。
あたしは別にまっすぐじゃないし。汚いとこもいっぱいあるし。
ちょっとそれはさすがに買いかぶってるって思ったけど。
でも。そうるがそんなふうに思ってくれてたとは全然思ってなかったから。
なんかほんまやばいくらい嬉しかった。どうしようって思った。

だって羨ましがるのは。あたしの専売特許やったのに。
眩しい相方を見つめて。きぃーきぃー騒ぐのは。
あたしの役割やったはずやのに。だからその逆は慣れてないのに。

そうるってば。どういうつもりや(苦笑)。


ねぇそうる。今さらのように思ったけど。
あんたとあたしには。違うとこがいっぱいあるやんね。
だからこそ。どうしようもなく相手のことが眩しくなって。
時に羨ましくもなって。胸がきゅうきゅうしたりするやんね。

でもそれって。あたしだけやと思ってた。
あんたはそんな気持ちになったりせんと思ってた。

だっていつだって。すごいのは間違いなくあんたで。
あたしはどうしたって。あんたにはちっとも及ばなくて。
ひとりで勝手にあっぷあっぷ溺れてるだけで。
あんたの前では幼い子どもみたいなものやと思ってた。

でも。そうじゃなかった。

あたしにないものを。あんたが持ってる。
あんたにないものを。あたしが持ってる。

落ち着いて物事をいろんな方面から考えられること。
感情に素直になってまっすぐ物事を見つめられること。

欠けてる部分を。相手が補ってくれる。
自分をよりいいカタチに近づけてくれる。
あんたがいてくれてこそのあたしってのは。
たぶんこーゆう意味を含んでるんやと思うよ。
だからこそ。こんなにも恋しいんやね。
こんなにも愛しくて。こんなにも苦しいんやね。

そうる。笑わんといてね。
なんかあんたにお礼を言いたい気分になった。
あほやろ。何を今さらこんなことに感動してるんだか。
ちょっと誉められたぐらいで。何を浮かれてるんだか。

でも。自分に素直なのがあたしのいいところなんよね。
あんたがそう言ってくれたから。あたしはそんな自分を貫くよ。

ねぇそうる。こんなあたしでも羨ましいって言ってくれて。ありがとうね。





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↑あんな色の海がこの世に存在するとは。ほんま泣きそうになったし。


2005年09月08日(木)何かを変えたい。

海外旅行に行ってきた。
友人と。ニューカレドニアに行ってきた。

とてもキレイなものを見すぎた。
とてもステキなことをしすぎた。

胸が痛い。苦しい。上手に息ができない。

青い空も。青い海も。
どこまでも広くて大きくて。
自分はなんてちっちゃいんだろうと思った。

陽の当たらないところで。
風の通らないところで。
あんなにも毎日クサクサして。
文句並べて。言い訳して。
人に気を使って。自分を疲れさせて。

あたしはいったい何をやってるんやろう。


人生で初めてダイビングをした。
日本人のインストラクターに軽く惚れた。
一緒にいたのはたった1日やったけど。
あんな人になりたいと思った。

すっごい海が好きなのが伝わってきた。
丁寧に教えてくれて。海中でもしっかり導いてくれて。
あたしの中の恐怖心を好奇心に変えてくれた。

いろんなものを見せてくれて。説明もしてくれた。
泳ぐのも自由にさせてくれて。見守ってくれてる感じやった。
なんてゆーか。ほんますべてがステキな人やった。

ダイビングの最後に見せてくれた彼の笑顔が忘れられない。

めちゃめちゃキレイでしょ。ここほんまいいポイントやからね。
海ってすごいでしょ。こんなおもろい世界もあるんやよ。
今日はありがとうね。一緒に潜れて楽しかった。
よかったらまた遊びに来てね。

満面の笑みを浮かべてそう言ってくれた。
反射的にあたしは泣きそうになった。

自分の働く環境を。そんなふうに誇れるのがうらやましかった。
あんなにも人を笑顔にできたり。こんなにも人を満たせたり。
そんなふうに誰かを癒すことのできる仕事もあるんやなと思った。
心底うらやましいと思った。ある種の嫉妬さえ覚えた。

あたしはいったい何をやってるんやろう。


彼がいるのが海の「青い」世界なら。
あたしがいるのは血の「赤い」世界で。

彼は開放的な大自然の中で。あんなにも笑顔なのに。
あたしは閉ざされた狭い空間で。いつも浮かない顔で。

同じ人間なのに。どうしてこうも違うんやろう。
楽しんで仕事ができる人と。そうでない人。
職場を愛せる人と。そうでない人。
後者は。どこで何を間違えたんやろう。
どこからやり直せば。前者になれるんやろう。

あたしはきっと。いらないものをたくさん抱えすぎた。
ほんまに必要なものなんて。たぶんそんなに多くない。
でも。働くうちに。少しずつ我慢することを覚えて。
何が大事かも分からんまま。無理して背負い込んで。
だんだん疲れて。すでに押しつぶされそうになってるのに。
それでもまだ。与えられるものを抱えようとしてる気がする。

あるがままでいいよ。無理しなくていいよ。
キミがキミらしく笑えることが1番大事なんやから。
そのために必要でないものは手放していいんやよ。

空も海も。そんなふうにあたしを見て笑ってる気がした。


ねぇそうる。旅の後ってみんなこんな気持ちになるんかな。
それともやっぱりあたし。ちょっといろいろ感じすぎかな。
うまく言えんくてごめん。あんたには伝わらんかもしれんけど。
ほんまに胸がいっぱいでどうしたらいいか分からんねん。

なんかもっと。人に何かを与えられて。
それによって自分も満たされることがしたいよ。
それを看護に求めたけど。ちょっと違う気がする。
だってあたし自身が自分に嘘をついて働いてるから。

彼の目には。彼の言葉には。嘘がなかった。
たぶんほんまに海が好きで。自然が好きで。
そこで働いてる自分に誇りを持ってる感じやった。

ねぇそうる。あたしもそんなふうになりたいと思った。
心からの笑顔で。ちゃんと誰かを癒したいと思った。
でもそのために。どうしたらいいかが見えないよ。
何に区切りをつけて。何を始めたらいいのか。
いっぱい考えてはみても。答えが見つからないよ。

分かんない。でも胸の奥で何かが渦巻いてる。
言葉にならない熱いものが込み上げてくる。
変わりたい。今のままじゃイヤなんだ。
何かを変えたい。もっといいあたしになりたい。

ねぇそうる。どうしよう。苦しくてしょーがないよ。





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↑ほんま夢の世界みたいやった。軽く眩暈がした。





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